森リン評価 そんな彼らに必要なこと wapi 09月2週 あおそふ
字数/基準字数:
1309字/800字
思考点:90点
知識点:82点
表現点:82点
経験点:83点
総合点:91点
均衡点:7点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:7点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙25種32個78%90点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙65種113個58%82点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙119種222個54%82点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙43種59個73%83点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1309字
 90点
 82点
 82点
 83点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 28種 34個 (種類率82%) 97点
n確か,n第,、第,。しかし,。だから,。なぜ,あげよう,ことによって,ことにより,ことに対して,しよう,するため,すると,せるため,そのため,たから,たため,で考える,とおもい,と思う,ならば,なると,のため,れるべき,問わざる,多いため,教育によって,状況によって,

■知識語彙 85種 124個 (種類率69%) 97点
上下,不安,不得意,世紀,中学生,主義,人数,人間,他人,個人,元来,先生,共感,共産,共産党,兵士,内容,列強,初頭,制度,制御,前提,劣悪,労働,原動力,反発,吹奏楽,唯一,国家,変化,大切,子供,宗主,帝国,年代,強要,後半,得意,必要,忠誠,思想,意識,感動,成果,所属,手段,批判,技術,拡大,指導,指揮,支配,政府,教育,教養,方法,期待,植民,楽器,欧米,毎回,比較,気分,海外,状況,環境,目的,禁止,立派,競争心,納得,統一,老若男女,肯定,自信,自分,自己,自身,言葉,進出,部員,部活,重要,関係,領土,

■表現語彙 143種 233個 (種類率61%) 93点
n確か,〇,うえ,がた,こと,これ,ささい,するため,せるため,そのため,それ,たため,とき,なか,のため,もの,やる気,よう,シビア,シーン,スターリン,ソ連,パート,マルクス主義,レッスン,レーニン,一,一つ,上下,不安,不得意,世紀,中学生,主,主義,九,二,五,人,人数,人間,他,他人,個人,側,元来,先生,共感,共産,共産党,兵士,内,内容,列強,初頭,制度,制御,前提,力,劣悪,労働,動き,原動力,反発,吹奏楽,唯一,国,国家,地,変化,多いため,大切,姿,子ども,子供,宗,宗主,帝国,年代,強要,後半,得意,心,必要,忠誠,思想,意識,感,感動,成果,所属,手段,批判,技術,拡大,指導,指揮,支配,政府,教育,教養,方法,期待,植民,楽器,欧米,毎回,比較,気分,浮き沈み,海外,状,状況,環境,的,目的,礎,禁止,私,立派,競争心,納得,統一,老若男女,考え,考え方,者,肯定,自信,自分,自己,自身,言葉,身,進出,部,部員,部活,重要,間,関係,領土,頭,

■経験語彙 45種 66個 (種類率68%) 86点
あげる,うける,うまれる,える,おしつける,くれる,しまう,すぎる,せる,たす,つかう,つく,できる,で考える,とおもい,と思う,ほめる,もてる,られる,れる,似る,保てる,働く,吹く,問う,尽くす,引き出す,従う,打つ,教える,映し出す,気づく,求める,浴びる,燃やす,着ける,知る,知れる,築く,続ける,育てる,芽生える,褒める,重なる,頑張る,

■総合点 99点

■均衡点 6点
 

   高1 あおそふ(aosohu)  2025年9月2日

 子供というのは、なんでも大人の真似をしたがる。なんでもできると確信しているのか、なんでもやろうとする。見ているほうは、危なっかしく、ヒヤヒヤするものだ。万が一大きな怪我をしないためにも、親は子供もがやろうとすることに愛をもって制限してしまう。

子供のころから、主体的な言動に対して後押しするような育て方をするべきだ。

そのための第一の方法は、ささいな成果であっても、ほめることだ。

毎週土曜日に某テレビ局が放送している「笑ってこらえて」という番組をご存じだろうか。その番組内の企画のひとつに「吹奏楽部の旅」というのがある。この企画は、毎年一年間を通して二、三の高校の吹奏楽部を潜入して取材するといった内容である。夏のコンクールに向けて部員一人一人が熱くなって練習しているすがたは老若男女問わず心が打たれる。そんな感動的なシーンが映し出されるなか、シビアなシーンも映し出される。シビアなシーンというのは指揮者の厳しすぎる指導だ。その指導にピリつく部員の姿に共感できるものがある。なぜならば私自身、中学生のとき吹奏楽部に所属していたため指導者の厳しい言葉を浴びてきたからだ。吹奏楽というのは、人数が多いため一人一人をほめることが難しい。そのため、パート内で競争心を燃やさせることによって楽器の技術力をあげようとするのだ。私は、部活だけでなく楽器の個人レッスンをうけにいっていた。レッスンの先生は、毎回いくたちょっとした変化に気づいてくれ、また褒めてくれる。部活では、褒められるということがなかったため初めて楽器を吹くことに自信をもてた。頑張っていることに対して褒められるということは、さらに頑張る原動力になっているとおもう。だからささいな成果に褒めることが必要なのだ。

第二の方法は、子供に思想をおしつけないことだ。

19世紀後半から20世紀初頭にかけて、欧米列強が帝国主義という領土や植民地の拡大を求めて海外に進出する動きがみられた。そのことにより国家間で宗主国と植民地という上下関係がうまれた。植民地支配される側の国は劣悪な環境で宗

主国のために働き続けなくてはならない。そうなると、次第に宗主国にたしての反発意識が芽生えてきくる。反発を制御するためにも植民地における教育制度が重要であった。他にも、一九二〇〜一九五〇年代の共産主義国家ソ連にも似たようなことがあった。ソ連の指導者であるスターリンは国家をつよく統一しようとした。その一つの手段としてつかわれたのは教育であり、第一の目的は「国家への忠誠心を育てること」であった。そのため教育内容も、「マルクス主義」「レーニン主義」を“唯一の正しい思想”として教え、 政府や共産党を批判する考え方は禁止、子どもには「国家のために尽くす立派な労働者・兵士」になることを求めるなどであった。これは教育ではなく、子供が国家に従わせるための思想強要であったと思う。教養を身に着けたり、自分の頭で考える力を育てることが元来の教育の姿である。

確かに、ときには上手くいかなかったり、他の人よりもできないことを知ることは大切である。それを知れたことによりやる気を引き出す原動力になりえる。しかし、他人と比較するということが多くなると人との比較でしか自信を保てなくなってしまう。人間はどうしても他人と比較すると自己肯定感が低くなってしまう。私はこの考えに納得できないのだ。自己は肯定されるべきであって、それが前提としたうえで不安や期待、得意、不得意がミルフィーユ状に重なっていると思う。そのミルフィーユの状況によって気分が浮き沈みしてしまうのだ。子供に、自己肯定という礎を築くことが教育によって大切である。