あかかなさん、作文を読んで、とてもよく調べて書いていることに感心しました。
カキの歴史や種類、渋柿(しぶがき)特徴(とくちょう)について、インターネットで調べたことをわかりやすくまとめている点が素晴らしいです。
特に、渋柿(しぶがき)渋み(しぶみ)の仕組みを科学的に説明しているところは、難しい(むずかしい)内容を自分の言葉でしっかり伝えられていて、とても立派(りっぱ)です。
また、友達の話を取り入れて、自分の経験だけでなく周りの人の意見も紹介(しょうかい)しているので、文章に深みが出ています。
カキが日本だけでなく世界中で愛されていることを調べて、その理由を挙げているところも、視野(しや)が広くなっていてよいですね。
最後にことわざを使って自然への考えをまとめているのも、文章に味わいを加えています。
全体として、調べたことを自分の考えと結びつけて書けているので、読んでいてとても勉強になりました。
これからも、調べたことを自分の言葉で伝える力を大切にしてください。

項目(こうもく)評価】
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
・ことわざがよく書けています
 

森リン評価 色づいたカキは日本の(感) hu 10月2週 あかかな
字数/基準字数:
1204字/1000字
思考点:77点
知識点:68点
表現点:75点
経験点:74点
総合点:80点
均衡点:7点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:7点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙20種25個80%77点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙44種69個64%68点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙104種199個52%75点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙37種73個51%74点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1204字
 77点
 68点
 75点
 74点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 20種 25個 (種類率80%) 77点
。しかし,。なぜ,いるから,いるので,いるらしい,たので,だろう,てので,と思う,ないので,のため,はどうして,みると,を考える,入れると,出さざる,時期こそ,触らざる,進化にとって,食べれば,

■知識語彙 44種 69個 (種類率64%) 68点
一致,不溶性,世界,世界中,中国,人間,動物,勘定,勝手,友達,唾液,多様,大変,天敵,学校,完熟,対策,感覚,日本,時期,時間,最大,最近,果実,果物,栄養,歴史,水溶,海外,渋柿,独特,理由,発展,粘膜,自然,自身,興味,言葉,説明,通用,進化,過去,長文,風味,

■表現語彙 104種 199個 (種類率52%) 75点
こと,ことわざ,これ,さ,そう,それ,たち,だれ,とき,のため,ひと,まま,もの,よう,わけ,インターネット,カキ,ガキ,スーパー,タネ,タンニン,タンパク質,ヒト,一つ,一致,不溶性,世界,世界中,中,中国,人,人間,今,休み,価,動物,勘定,勝手,千,友達,口,名,味,唾液,声,外,多様,大変,天敵,好き,学校,完熟,対策,年,当たり前,思い,性,感,感じ,感覚,方,日本,昔,時,時期,時間,最大,最近,果実,果物,柿,栄養,楽しみ,歴史,気,気持ち,水溶,海外,渋,渋み,渋柿,熟,独特,理由,生まれ,発展,神,私,粘膜,耳,自然,自身,興味,舌,言葉,説明,身,通用,進化,過去,違い,長文,風味,食,

■経験語彙 37種 73個 (種類率51%) 74点
いじる,しまう,できる,と思う,なくなる,なれる,られる,れる,を考える,乾く,入れる,出す,出る,分かる,含む,売る,守る,引き締まる,愛す,感じる,抜く,挙げる,溶ける,知る,祟る,経つ,結びつく,続ける,聞く,触る,触れる,調べる,買う,越える,運ぶ,食べる,驚く,

■総合点 80点

■均衡点 7点
 

色づいたカキは日本の(感)
   小6 あかかな(akakana)  2025年10月2日

 カキは中国で生まれ日本で大きく発展した果物で、また、日本名のままで世界に通用する数少ない果物である。カキは千年の時を越えて、今なお食べられる日本最大の果物だ。カキには甘ガキと渋ガキがある。果実が完熟して、渋みのなくなる「熟しガキ」の時期こそが、動物たちの食べたい気持ちと、タネを運んでほしいカキの思いとが一致する時なのだろう。こうした、渋を抜いてまで若いカキを食べてしまうヒトのは、カキの進化にとって勘定外のことだったに違いない。

 私は渋柿を食べたことがない。なぜならいつもは、スーパーなどに売っているものを食べているからだ。過去に学校の休み時間で私は、友達が、「渋柿は二度と食べたくない」「あの味私好きじゃないよ」などの言葉を耳にしたことがある。当たり前だが、友達がそう言っているということは、そのひとは、渋柿を食べたことがある人だ。私は、その人がどのようにして渋柿を食べたのかがとても気になる。「柿って渋いのがあるよね」との声を聞いたことがある。「渋い」の味はどのような感じなのだろうか。それをインターネットで調べてみると、口の中がキュッと引き締まるような、舌がピリピリする、乾いたような感覚、などと出てくる。私自身、この説明を見てはっきり分からなかってので、もし、渋柿を食べれるときが来たら実際に食べてみたいと思った。

 渋柿はどうしてそのような味になったのか、インターネットで調べた。渋柿は、口の中で溶けやすい「水溶性タンニン」が含まれている。甘柿に含まれるタンニンは、不溶性のため唾液に溶け出さず、渋みを感じない。しかし、渋柿は、口に入れると、舌や口の粘膜に唾液が触れることで、水溶性タンニンが溶け出し、粘膜のタンパク質と結びつくことで渋みを感じるそうだ。私はこれを知って、最近の人は甘柿を食べれば柿が美味しいと感じるが、昔の人は、渋を抜いたりなど、とても大変なことをしていたことに驚いた。そして、私は柿にすごく興味があるわけではないので柿について少し詳しくなれてよかったと思った。

 私は、もう一つ調べたいことがあった。それは、カキは世界中で愛されているのかを知ることだ。なぜそれを調べたか。それは、この長文には日本名のままで海外に通用する数少ない果物であること、1000年経っても、今だれでも買うことができる果物、など日本では愛されているからだ。そんな柿を世界中で愛されているのかがとても気になったので調べた。カキは世界中で愛されているらしい。その理由としては、歴史の古さ、栄養価の高さ、独特の風味と食感、多様な楽しみ方、が挙げられた。私はこれをみて、日本には、世界でも愛され続けている果物があるのが素晴らしいと思った。

 「触らぬ神に祟りなし」のことわざがあるように自然は、天敵から身を守るように対策を考えているので、人間が勝手にいじったりしては良くないのである。