あさくにさん、作文を読んでとても感心しました。
まず、あなたの意見がはっきりと示されていて、「不思議に思うことは大切だ」という主題がよく書けています。
理由も二つに分けてわかりやすく説明しており、説得力があります。
特に、「常識の服を脱ぐ(ぬぐ)」という表現はとても独創的で、名言のように心に残りました。
このような自分で考えた表現を使うことで、文章に個性が出ていて素晴らしいです。
また、ノーベル賞を受賞した北川先生の例を挙げているところは、体験実例のように具体的で、説得力を高めています。
さらに、ソクラテスの名言を引用している点も、文章に深みを与え(あたえ)ていてよいですね。
反対意見にも触れ(ふれ)て、「不思議に思わないことの利点もあるが、それでは成長できない」と説明しているので、反対意見の理解もよく書けています。
全体を通して、自分の考えをしっかり持ち、それを支える理由や例を丁寧(ていねい)に述べているので、とても読みやすく、説得力のある文章になっています。
これからも、自分の考えを深めて、豊かな表現を使っていってください。

項目(こうもく)評価】
是非(ぜひ)の主題がよく書けています。
理由がよく書けています。
名言がよく書けています。
体験実例がよく書けています。
反対意見の理解がよく書けています。
 

森リン評価 「子供の世界は」感想文 mu 10月2週 あさくに
字数/基準字数:
1464字/1000字
思考点:77点
知識点:91点
表現点:83点
経験点:92点
総合点:90点
均衡点:4点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:4点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙20種36個56%77点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙77種124個62%91点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙121種214個57%83点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙49種75個65%92点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1464字
 77点
 91点
 83点
 92点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 20種 36個 (種類率56%) 77点
、考える,。例えば,あると,あろう,いけば,いけると,いるから,からこそ,しよう,すると,だから,だろう,っと思う,として考える,とらわれざる,と思う,なのでいわゆる,に思う,は考える,もらうため,

■知識語彙 77種 124個 (種類率62%) 91点
不思議,世界,人間,以上,作文,個人,先生,先週,全裸,共通,典型,分野,利点,制御,努力,動力,化学,北川,反応,受賞,古代,吉日,名言,名誉,哲学,回路,外食,大切,奇想天外,好奇,子供,学校,学生,学者,小説,常識,心理,思考,意味,成長,拡大,支持,教師,新鮮,最初,最新,最適,未知,本能,柔軟,校則,歴史,没頭,物事,理由,理解,生徒,発想,発表,発見,知性,知的,社会,範囲,純粋,育成,能力,行動,解放,解明,解釈,言葉,進歩,過去,重要,領域,魅了,

■表現語彙 121種 214個 (種類率57%) 83点
おしゃれ,こと,これ,すべて,それ,たち,もの,もらうため,よう,ギリシャ,ソクラテス,ノーベル,マナー,ルール,レストラン,不思議,世界,主,事,二つ,人々,人間,今,以上,何,作文,例,個人,僕,先生,先週,全裸,共通,典型,分野,利点,制御,努力,動力,化学,北川,反応,受賞,古代,吉日,名,名言,名誉,哲学,回路,外食,大切,奇想天外,好奇,子供,学校,学生,学者,家,小説,常識,当たり前,心,心理,思考,意味,成長,我々,拡大,支持,教師,数々,新鮮,時,最初,最新,最適,服,未知,本能,柔軟,校則,歴史,没頭,源,点,為,物,物事,理由,理解,生徒,発想,発表,発見,的,目,知性,知的,社会,範囲,純粋,者,職,育成,能力,色々,行動,解放,解明,解釈,言葉,賞,進歩,過去,重要,鎖,領域,魅了,鳥かご,鳩,

■経験語彙 49種 75個 (種類率65%) 92点
、考える,いける,くすぐる,くれる,しまう,っと思う,つく,できる,として考える,とらわれる,と思う,に思う,のめり込む,は考える,もらう,もらえる,やる,られる,れる,わかる,われる,会う,似る,促す,信じる,及ぼす,呼ぶ,増える,始まる,学ぶ,守る,広がる,思い立つ,悩む,挙げる,放つ,書く,残す,済む,生まれる,着る,知る,続ける,脱ぐ,調べる,踏み込む,輝く,送りだす,逆らう,

■総合点 90点

■均衡点 4点
 

「子供の世界は」感想文
   中1 あさくに(asakuni)  2025年10月2日

 「子供の世界は」は、僕が長年考えなかった物をを思い出させてくれた。この作文の主な内容としては、子供は純粋で好奇心の塊なので何でも目にするものは親に「なんで」と聞くという。そして、たとえ親が正しい答えを応答しても、子供は納得せずに自ら自論を作って一人気に納得する。これを可能にするのは常識にとらわれない子供の縦横無尽の発想力だという。その作文でも紹介された夕焼けの例を見てみよう。父親は科学的になぜ夕焼けは赤いのか説明したが、子供はもちろん理解できなかった。だが、母親が太陽がただ照れているのだと話したらすぐ理解できていた。このように、良い意味で「何も知らない」子供たちにしかできない思考回路があると書かれていた。

 僕は不思議に思う事は大切でとても良いことだと思う。最初の理由として、常識にあまり捉われないという点だ。わかりやすく理解してもらうためには、社会の常識や当たり前のことを「服」として考えてみてはどうだ。学校で守る校則は学生服、レストランなどの外食の時のマナーはちょっとおしゃれな服など色々な例が挙げられる。ただ「子供の世界は」の作文のように、子供のような純粋で社会の常識という名の鎖から放たれた発想をしてみてはどうだ。このような踏み込んだ行動を僕は「常識の服を脱ぐ」と呼んでいる。なのでいわゆる何ルールも「着ていない」全裸の発想が柔軟で新発見を及ぼしてくれると僕は信じる。何の常識にも制御されない真新しく、新鮮なものがそうやって生まれてくるのだろう。典型的な例は小説家だ。そのような職についている人々は、常識という名の鳥かごから解放された鳩のように、奇想天外な物の数々を世に送りだしていくのだ。

 二つ目に、「不思議」と思う好奇心は成長することに重要な動力源だという事。歴史的に見ても人間は「なんでだろう」、「おかしいなー」っと思うと没頭してそれの理由を解明しようとしてきたのだと思う。そうしてきた人々がいるからこそ、今の人間の知的範囲がこんなに拡大した主な理由なのだろう。そのような人々の最適で最新の例が先週発表されたノーベル化学賞受賞を受賞した北川先生なのであろう。北川先生は化学に魅了され、どんどんのめり込んだからこそ、世界的にも名誉なノーベル賞に輝いたのだと思う。このような反応は学者だけではなく、すべての分野の人々にも共通すると僕は考える。例えば、哲学者であったら、人間の心理を不思議に思い、考え続け、学校の教師で会ったら、どうやったら生徒にわかりやすく学んでもらえるのだろうと悩み、努力していく。このように、不思議に思ったら、調べて行くという、「思い立ったが吉日」で人々は成長し、未知の領域を理解していると思う。

 このように常識に逆らった思考能力や個人的成長を育成してくれる為、僕は不思議に思う事は大切だと支持する。過去にも古代ギリシャのソクラテスがこのような名言を残している。「不思議に思う事から知性は始まる」と。この言葉は、二つ目に僕が理由として挙げた、「不思議に思う事は成長を促してくれる」と似て、好奇心が人間の「知りたい」という本能をくすぐり、どんどん知性が広がっていくという意味だと僕は解釈した。「不思議に思う事は大切じゃない」を支持したら、学ぶことが増えなくて済むという利点はありますが、そうなってしまったら人間はこれ以上知性的に成長できないと思う。人間がこれからも物事を不思議に思い、常識にとらわれず、成長していけば、我々はまだまだ進歩していけると僕は強く信じている。