自分の頭でじっくり考えるには
   中2 あかさほ(akasaho)  2025年10月2日

 何でもよく知っていて、次から次へと、どんな問題についても、よく話をする人がいる。じっと聞いていると、新聞や雑誌、テレビに出ていたことを話しているだけ、つまり情報を反しているだけ南野である。しかし、情報や知識よりも知恵が大切だ。今の子供には家庭でも学校でも、自分の頭でじっくり考える訓練をされるべきだ。しかし、考える訓練をしなければならないのは、子供だけでなく、教師も大人も同様なのだ。

 確かに自分で考えることは必要だ。美術の時間に、学校生活で困っていることをピクトグラムに表してみようという課題が出た。しかし、自分がどんなことで困っているのか考えたこともなかったし、もし困っていても、誰かが見つけて、改善してくれると他人に任せてしまっていて、自分では良い案が思い浮かばなかった。結局友達に手伝ってもらって、課題を終わらせたが、これからは自分でも考えられるように生活していきたいと感じた。また、人を頼りにしすぎないようにしようとも感じた。自分の力で考えることはやはり大切だ。

 しかし、その基盤となる知識も必要だ。なぜなら、いくら知恵を持っていても、知識がなければ、自分の力で考えることはできないからだ。日本の文部科学省は、最近、自分で考えれるようにするために、知識も重視しているそうだ。特に、知識・技能、思考力・判断力・表現力、学びに向かう力・人間性等の三つの柱を基盤とし、知識を活用して課題を解決する力を育成することを重視しているそうだ。具体例は、理科、社会、国語があげられる。理科では実験や観察を通じて、知識を得るだけでなく、その結果を分析し、考察する力を養うようにしている。例えば、実験結果から仮説を立て、検証するプロセスを大切にしているそうだ。社会では、歴史や地理の知識を基に、現代の社会問題を考察し、解決策を模索する授業が行われている。このようにすることで、知識を社会でどのように活用するかを学べるようにしている。国語では、読解力や表現力を高めるために、文章の内容を深く理解し、自分の考えを論理的に表現する力を育成しているそうだ。全体を通して知識を単に記憶するのではなく、それを実際の問題解決にどのように活用できるかを評価する方向へとシフトしている。この効果として、知識の定着と応用力の向上を期待しているそうだ。このような授業を効果的に受けられるようにしていきたいと感じ、改めて知識の大切さに気づいた。だから、これからも勉強はしっかりと続けていこうと感じた。

 確かに、基本となる知識が一番大切かもしれないが、それだけに偏らずに、自分の意見を考える練習と知識の勉強を組み合わせて、効率的な勉強方法を探すことが大切だと考えた。だから、この先、総合の授業も、教科の授業も大切にしていきたいと感じた。また、テスト勉強のためという短期記憶ではなく、実生活にも取り入れられるような勉強方法を探していきたいと感じた。