うなちゃん、こんにちは。うまい要約です。科学文明の過信は危険です。漫画は風刺の精神で描かれています。ドラえもんのメッセージを正しく受け止めたいですね。
まず、科学に頼らないほうが人間らしい生活になるからです。科学文明はじつにさまざまな便利を生み出しました。機械化によって人間の手間を省き効率化したのです。交通機関は移動をスピーディーに簡易化し、家電は人々に余暇を与えます。しかし、その手間を省くことは同時に私たちの運動を奪うことにもなり、大人の成人病、子どもの運動能力の低下という問題を引き起こしています。★今の子どもの問題は、一本化してまとめたほうがわかりやすいかもしれません。
また、科学の使いすぎは自然からのしっぺがえしを呼びます。地球温暖化は全世界の深刻な問題です。二酸化炭素の排出量のデータはぴったりですね。2015年にパリで開かれた、温室効果ガス削減に関する国際的取り決めを話し合う「国連気候変動枠組条約締約国会議(通称COP)」で合意されたパリ協定というものがあります。全ての参加国が目標数値を目指すという画期的なものですが、経済や産業の発展と両立させるのは困難で、さまざまな取り組みが進行中です。
科学の進歩はたしかに多くのことを可能にしてくれます。しかし、それにはプラスもマイナスもあります。過信するのは危険ですね。教えてドラえもん、ですね。
<<え2015/208pみ>>
すりりんごさんの作文は、科学文明を過信することの問題点をしっかりと考え、自分の意見を明確に伝えています。
「科学文明を過信しすぎないことが大切だ」という主題がはっきりしていて、文章全体の軸がぶれていません。
理由も二つ挙げていて、それぞれに具体的な説明や身近な例を使っているところがとてもよいです。
特に、公共交通機関の利用と健康への影響について、自分の体験や保健体育の先生の話を交えて説明している点は説得力があります。
また、二酸化炭素排出量のデータを使って、科学の発展が環境問題につながっていることを示したのも効果的でした。
「家の批評ができるのは、建築家ではなく、そこに住む人である」という名言を引用し、科学を過信しない生活の大切さを強調しているのも文章に深みを与えています。
ドラえもんの話を通して、身近な文化から教訓を引き出している点も工夫が感じられます。
全体として、意見の主題がよく書けていて、理由や体験実例、データ、名言もバランスよく使えているので、とても読みやすく説得力のある文章になっています。
【項目評価】
是非の主題がよく書けています。
理由がよく書けています。
体験実例がよく書けています。
データがよく書けています。
名言がよく書けています。
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1287字/1000字
思考点:72点
知識点:87点
表現点:90点
経験点:74点
総合点:82点
均衡点:2点
■思考語彙 18種 23個 (種類率78%) 72点
確か, 第,。しかし,すぎると,せざる,たから,て思う,できるから,と思う,ないから,なかろう,よると,使えば,多いため,来るかも,比べれば,科学によって,送るべき,
■知識語彙 72種 132個 (種類率55%) 87点
一番,上昇,世界,世紀,中国,二酸化炭素,交通,人力車,人間,人類,今年,以外,体温,体育,保健,健康,先生,公共,割合,名言,問題,地下鉄,多数,大切,大気,寿命,平気,建築,徒歩,快適,批評,排出,教訓,文明,方法,日常,時代,時間,有名,椅子,機関,正座,気温,汚染,江戸,深刻,現代,理由,生活,疑問,痛烈,発展,発達,科学,秘密,移動,筋肉,結果,維持,自分,自然,被害,規模,調節,警鐘,身近,過信,道具,重大,電車,風刺,骨折,
■表現語彙 136種 242個 (種類率56%) 90点
確か,いつか,こと,これ,これら,ご飯,さ,しっぺ返し,そう,そこ,それ,たくさん,たち,だらけ,どこ,もの,よう,わけ,アメリカ,ストレッチ,タクシー,デメリット,ドラえもん,バス,マンガ,メリット,ロシア,一,一つ,一番,三,上昇,世界,世紀,中国,乗り物,事,二,二つ,二酸化炭素,交通,人,人力車,人間,人類,今,今年,代わり,以外,位,体温,体育,保健,健康,先生,公共,前,割合,名言,問題,回,国,地下鉄,多いため,多く,多数,大切,大気,太もも,子ども,家,寿命,平気,年,建築,徒歩,快適,我々,批評,排出,教訓,文明,方,方法,日常,昔,時代,時間,有名,椅子,機関,次,正座,気温,汚染,江戸,深刻,現代,理由,生活,疑問,痛烈,発展,発達,的,目,真,私,科学,秘密,移動,笑い,筋肉,結果,維持,自分,自然,茶の間,被害,規模,調節,警鐘,足,身近,過信,道具,遠く,重大,量,電車,類,風刺,骨,骨折,%,.,
■経験語彙 37種 52個 (種類率71%) 74点
おとろえる,くれる,しれる,すぎる,すます,せる,つながる,て思う,できる,と思う,よる,れる,伴う,伸ばす,住む,使う,出る,困る,座る,折る,折れる,持つ,教える,比べる,浮かぶ,生きる,生まれる,生み出す,用いる,笑う,聞く,行ける,起きる,送る,進む,過ぎる,食べる,
■総合点 82点
■均衡点 2点
ドラえもんから学ぶこと
中1 すりりんご(akimano)
2025年10月3日
現代の生活は、科学文明を過信するあまり、科学に対する基本的な姿勢を忘れてしまっている。現代人は便利という言葉から出来合いの科学を大量に買い込み、多くの失敗を繰り返しても実に平気である。「ドラえもん」の真の面白さは、我々の日常の痛烈な風刺にあった。半世紀前までは「マンガ=笑い」だったが、現代は、決して笑ってはすまされない現代の深刻な問題の警鐘だ。科学文明を過信しすぎないことが大切だ。
第一の理由は、科学文明を過信しない方が人間らしく生きることができるからだ。現代では、公共交通機関が発達し、バス、タクシー、地下鉄などの乗り物を使い、移動する。そのうえ、今年は気温上昇に伴い、いつもより多くの人が公共交通機関を使ったのではなかろうか。これらの乗り物類は、科学の発展からできたものの一つである。江戸時代の人力車と比べれば、速く、遠くに行けるというメリットばかりだ。しかし、科学の発展から生まれたものはメリットだらけではない。そこには、メリットはデメリットとつながるというように、大気汚染という世界的規模の深刻な問題を生み出すものでもあるのだ。そして一番のデメリットは健康被害だ。バス、電車を使えば、涼しく体温調節もできるのにどこにデメリットがあるのかと疑問を持つ人が大多数だと思う。しかし、実際に身近で起きている健康被害なのだ。その健康被害の理由は二つある。まず、公共交通機関以外の科学を用いていない移動方法に徒歩がある。徒歩は、健康維持、寿命をながくできる。二つ目は、椅子に座って移動することが多いため、太ももの筋肉がおとろえ足の骨折が多くなるという事だ。これは、保健体育の先生が言っていたのだが、昔の人は、茶の間で正座をしてご飯を食べていたことで自然と太ももを伸ばすストレッチができていたから足の骨が折れにくかったそうだが、今の子どもたちは、椅子に座っている時間が長く、足が折れやすいという事だった。私は、正座で座っていることが多いわけか足の骨を一回も折ったことがない。このように、科学の文明を過信しすぎると、いつかは、自分に被害が出る。
第二の理由は、科学を過信しすぎると、重大なしっぺ返しが来るかもしれないからだ。世界では、今もたくさんの科学文明が発達している。科学文明の発達が進み過ぎて、今では、科学によって排出された二酸化炭素が問題になっている。科学と聞いて思い浮かぶ国は、中国やアメリカなどだ。2007年の世界の二酸化炭素排出量の割合によると、一位中国20.7%、二位アメリカ20.1%、三位、ロシア5.3%という結果が出ている。どの国も、科学を発展させている有名な国だが、それと同時に二酸化炭素の割合も多い。科学を過信しすぎると、次は、私たち人間が困るのである。
確かに、科学の発達は、人類の生活を快適にした。しかし、家の批評ができるのは、建築家ではなく、そこに住む人である。という名言があるように、科学を過信せずに、生活を送るべきである。ドラえもんは、かわいさだけでなく、秘密道具の代わりに私たちに教訓を教えてくれている。