不思議に思うことは悪くない
中1 あおなち(aonati)
2025年10月2日
子供の世界は「ふしぎ」に満ちている。小さい子供は「なぜ」を連発して、大人にしかられたりする。大人にとってあたりまえのことは、子供にとってすべて「ふしぎ」と言っていいほどである。子供の「ふしぎ」対して、大人は時に簡単に答えられるけれど、一緒になって「ふしぎだな。」とやっていると、自分の生活がそれまでより豊かになったり、面白くなったりする。子供は「ふしぎ」と思うことに対して、知識を吸収していくが、時に、自分なりに「ふしぎ」なことに対して自分なりの説明を考えつくときもある。子供が「なぜ。」と聞いたとき、すぐに答えず「なぜでしょうね。」と問い返すと、面白い考えが子供の側から出てくることもある。人類は言語を用い始めた最初から物語ることを始めたのではないだろうか。人間の体験した「ふしぎ」、「おどろき」などを心に収めるために用いられてであろう。ところが、現象を説明するための話は、なるべく人間の内的世界をかかわらせない方が、正確になることに人間がだんだん気がつきはじめた。その傾向の最たるものとして、自然科学が生まれてくる。近代人は自然科学によって世界を見ることに心をつくしすぎた。これは外的現象の理解に大いに役立つ。しかし、神話をまったく放棄すると、自分の心の中のことや、自分と世界とのかかわりが無視されたことになる。せみの鳴き声は母を呼んでいるのだと言った坊やは、科学的説明としては間違っていたかも知れないが、そのときのその坊やの「世界」とのかかわりを示すものとして、最も適当な物語を見出したということができる。
不思議に思うことは大切だ
理由一つ目は、不思議に思うことによってさまざまな新しい発見があるからだ。地球温暖化について追求し、自分で調べたことがある。いまもまだ、ウシのゲップが二酸化炭素を大量に出していることや森林伐採で二酸化炭素が減らないことを覚えいる。そしてまだ追求したいという意志がある。大人に
「地球温暖化がひどくなっているからあれこれやめなさい」
と言われても行動に気を付ける人はごくわずかだろう。しかし、授業で軽くやり宿題にしたら時間関係なく調べるのではないだろうか。もちろん宿題をやらない人がいる。しかし、一人でも地球温暖化について考えることができたら地球は少しでも良くなるはずだ。このように、自分から不思議に思ったことを深く考え、知ることで人生を工夫したくなるのだ。
理由二つ目は、不思議に思う気持ちがないと毎日の生活が楽しくないからだ。例えば、40代でいう例。2024年の40代の転職率は、約6.1%だそうだ。そして、40~44歳では男性が6.8%/女性10.2%が転職を経験。45歳~49歳では男性6.0%/女性10.7%という数値が出ている。また別の情報では、40歳で9.5%、41歳で9.3%、....49歳で7.7%、
といった年齢別の転職率データもある。このことから40代前半は多いが、40代後半になると減っている。
確かに、不思議に思っているだけでは正しい知識が入らない。しかし、「自分の心のうちに持ってないものは何ひとつ自分の財産ではない」という名言があるように不思議に思っていることで探究心が生まれてより深く学ぶことができ、より人生が楽しくなるはずだ。