私に漫画「ドラえもん」(感)
中1 あかそよ(akasoyo)
2025年10月3日
ドラえもんの人気の秘密が四次元ポケットから出てくるどこでもドアやタケコプターなどであることは言うまでもない。だが、この道具は問題を解決してくれるどころか思いもよらない新たな問題を引き起こしたりしてしまう。そもそもドラえもんには法則がある。のび太の周りで起こる問題が発端となりドラえもんに頼る。ドラえもんが出した道具を使おうとするが暴れだし新たな問題を引き起こしてしまうのである。ドラえもんの真の面白さは科学を過信している現代の生活に対する風刺なのである。かつてドラえもんの作者の藤子氏は「半世紀も前には漫画=笑いというのが世間一般の常識でした。しかし、ここ四十年ばかりの間に驚異的な変貌を遂げたのです。愛あり、感動あり、希望あり、絶望あり。かつての笑いはむしろ片隅で細々と命脈を保っている感じです」と言っていた。ドラえもんに託されたメッセージを子どもたちといま一度読み返してほしい。科学の過信はよくない。
第一の理由は思ってもいないことが起こってしまうからだ。僕は、いつも作文をパソコンで書いている。あるとき、頑張って書いていた作文のデータが消えてしまったことがあった。1000字くらい書いていたものだった。その時はとてもショックを受けた。せっかく頑張って1000字も書いたのにと思うととても悲しかった。もし、あの時、しっかりとデータを保存していれば大丈夫だったはずなのにと思ってしまう事もある。いくら科学が発展しているからと言って人が何も操作をしなくてもいいわけではないのだから、しっかりと人による作業や判断は必要になる。そうしないとこのような悲しいことが起きてしまうのである。
第二の理由は個人情報がどこかに漏れてしまう可能性があるからだ。パソコンはコンピュータウイルスに感染する可能性がある。もしウイルスに感染してしまったら、そこに入っていた個人情報などのデータが漏れてしまう。そうすると変な電話がかかってきたり、お金をとられたりしてしまう。パソコンが乗っ取られて使えなくなるかもしれない。それに、もっと危険な状態になってしまうかもしれない。そんな状態になってしまったら、お金が無くなって豊かな生活ができなくなるかもしれない。どこかに売られて変なことになるかもしれない。一度外部に情報が流出したらその情報を完全になくすことは不可能だろう。だから、なるべく個人情報は入力しすぎないようにして怪しいサイトやメールを開かないようにすべきだろう。
科学を信じないと暑すぎたりして生活が大変になってしまうが、やはり「理想に到達するための手段はまた理想への到達を阻む障害でもある」という言葉もあるように科学を過信しないことが重要である。ただ、過信してはいけないというだけで、信じないと生活ができなくなるようなこともあるだろう。そういうことはしっかりと信じるようにして、2,3段落に書いたようなことなどに気を付ければいいのではないかと思う。科学を過信せず信じなさすぎるといった過度なことをやめたうえで付き合っていけばいいのではないかと思う。小学校の時も、途中までは文集を手で書いていたが、途中からパソコンになったことでだいぶ楽になった。電気で明るくなるのも科学のおかげだ。他にもいろいろと便利になったことがあるはずだ。過度に認識しないことが重要だとおもう。