こんにちは、真央ちゃん(^o^) がんばって書き上げましたね。以下、講評をしっかり読んで次に生かしていきましょう。

<<え2012/12み>>長文の主題を的確に読み取った上で、「集団主義と個人主義のバランスの重要性」という真央ちゃんの意見へと展開できたのがよかったよ。
<<え2012/12み>>「学校」「歴史」「社会」の三つの角度から論を展開する構成も論理的でよかったよ。

☆「自分自身の実感」が入るとさらによくなるよ。たとえば、学校での体験を取り上げる段で、「私自身、〇〇の場面で周りに合わせすぎてしまい、自分の意見を言えなかったことがある」など、具体的な経験を一文でも加えると、説得力と臨場感が増すよ。
☆「イギリスでは~」「日本では~」という対比だけでなく、「なぜそのような違い(ちがい)が生まれたのか」「日本の教育現場でも変化の兆しがあるのではないか」といった、さらに一段掘り下げる(ほりさげる)ことで深みが出るよ。
☆結びの「二つの考え方をバランスよく持つことが、周りも自分自身も幸せにさせる方法なのではないだろうか」は、やや抽象(ちゅうしょう)的な印象を受けたよ。たとえば、「私は、日本人が『あけっぱなしの家』のように心を開きつつも、自分の心の中に一つ『(かぎ)をかけられる空間』を持てる社会であってほしい」など、長文の比喩(ひゆ)踏まえる(ふまえる)工夫があるとよさそう。

<<え2008/161み>>

あささえさん、日本の集団主義について歴史や文化、現代の学校生活まで幅広く(はばひろく)視野を広げて考えられている点がとても素晴らしいです。
特に、鎌倉(かまくら)時代から室町時代の住宅様式の特徴(とくちょう)から集団主義の背景を読み解き、さらに弥生(やよい)時代の米作りの協力体制にまで話をつなげているところに、深い理解と考察力が感じられます。
また、日本とイギリスの学校の比較(ひかく)を通して、集団主義の現代的な表れを具体的に示しているため、説得力が増しています。
「出る杭は打たれる」ということわざを用いて、集団主義のデメリットにも触れ(ふれ)、個人主義のメリットとバランスの重要性を述べている点も、視野の広さと公平な見方がよく表れています。
全体を通して、歴史的背景と現代の実例を結びつけて論じる構成がしっかりしており、説得力のある文章になっています。
これからも、こうした多角的な視点を大切にして、自分の考えを深めていってください。

項目(こうもく)評価】
歴史的な実例がよく書けています。
現代の具体例がよく書けています。
意見に対する方法がよく書けています。
生き方の主題がよく書けています。

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:798字/1000字
思考点:59点
知識点:73点
表現点:71点
経験点:67点
総合点:72点
均衡(きんこう)点:5点

 


■思考語彙 13種 16個 (種類率81%) 59点
 たとえば,。しかし,。一方,からこそ,するため,するべき,だから,だろう,ないから,ないため,日本人にとって,生きるため,見ると,

■知識語彙 51種 81個 (種類率63%) 73点
主義,主食,住宅,作業,個人,偉業,制服,協力,和食,国内,場所,多様,大切,学校,室町,弥生,必要,意識,指導,教員,方法,日本,日本人,時代,校則,様式,欧米,歴史,現代,生産,登校,社会,私服,種族,空間,統一,繊細,肯定,自分,自己,自身,行動,西洋,貢献,過去,重要,鎌倉,開放,集団,集落,非常,

■表現語彙 94種 153個 (種類率61%) 71点
こと,ことわざ,これ,これら,さ,するため,とき,ないため,ひとり,へや,よう,イギリス,グループ,チームワーク,デメリット,バランス,メリット,ルール,一,中,主義,主食,二つ,人,住宅,作業,個人,偉業,制服,化,協力,周り,和食,国内,場所,壁,多様,大切,学校,室町,家,幸せ,弥生,形,彼ら,必要,性,意識,感,指導,教員,方法,日,日本,日本人,時代,杭,校則,様式,欧米,歴史,現代,生きるため,生産,登校,的,着こなし,社会,私,私服,種族,空間,米,統一,繊細,考え方,肯定,自分,自己,自身,行動,西洋,話,貢献,身なり,過去,違い,重要,鍵,鎌倉,開放,集団,集落,非常,

■経験語彙 32種 42個 (種類率76%) 67点
こなせる,しまう,すぎる,せる,できる,なれる,はじめる,られる,れる,わかる,伝わる,住む,作る,保つ,凌げる,出る,囲む,得る,感じる,成す,打つ,持つ,求める,生きる,生まれる,続ける,聞く,認める,読み取る,遠ざける,重んじる,高める,

■総合点 72点

■均衡点 5点
 

集産主義と個人主義
   中3 あささえ(asasae)  2025年9月4日

  鎌倉時代から室町時代にかけて生まれた日本の暑さを凌げる開放的な家の形は、壁に囲まれた家に住む欧米人から見ると珍しくてたまらないという。しかし、この住宅様式は日本人を集団化させ、個人主義から遠ざけてもいる。西洋のようにへやに鍵がなく、家の中で自分一人になれる空間がないからだ。私も日本人は集団主義が強い種族だと感じる。この社会を生きるためには、個人主義と丁度良いバランスを保つことが大切である。

 たとえば、日本の学校には制服のある場所が多く、身なりが統一されている。教員からも集団行動の重要さや、集団の中で一人一人がどのように貢献するべきかという話を指導のときに聞くことが多い。一方で、イギリスの学校には、制服はあるが着こなしに関する校則はあまりなく、私服で登校して良い日も多々ある。また、彼らは日本の学校のルールは厳しすぎるという。これらのことから、日本はやはり集団行動を強く意識していることがわかる。

 これは歴史からも読み取ることができる。米が伝わった弥生時代には、国内に集落ができはじめた。米を作るには非常に繊細な作業が必要で、一人ではこなせないため、グループを作って協力する必要があったのだ。和食の主食が米であることから、米がいかに過去の日本人にとって重要だったかがわかる。その米を生産するために必要とされたチームワークが、現代でも求められ続けているのではないだろうか。

 集団主義を重んじる日本だからこそ成し得た偉業は多い。しかし、「出る杭は打たれる」ということわざがあるくらい、行きすぎた集団主義には、一人一人の違いや多様性を認めづらくしてしまうというデメリットがある。しかし、個人主義には、自分ひとりのことを認め、自己肯定感を高めることができるというメリットがある。二つの考え方をバランスよく持つことが、周りも自分自身も幸せにさせる方法なのではないだろうか。