一番のドキドキ
   小3 あさあさ(asaasa)  2025年10月2日

 日頃、私はあまりドキドキしません。発表会、塾や学校のテストもあまりドキドキしませが、運動会だけは違いました。

 運動会の朝、私はいつもより早く目が覚め、ドキドキを紛らわせるために、ベッドで横になりながらダンスの練習をしていました。

 私が保育園の頃、運動会のはじめの言葉をやった時にたくさんの人に注目されたのでまるでしんぞうが飛び出そうでした。

 小学生になってからの運動会は、さらに見ている人が多かったので、ダンスが始まる前に

「きんちょうするね!」

と友達と言い合ってかけ出しました。本番はきんちょうしたけれど、思った通りのえんぎができたので嬉しかったです。

 父と母に子供の時きんちょうしたことを聞いてみました。

父は、エレクトーンの発表会で緊張したとおしえてくれました。

母は、ピアノの検定で緊張しすぎて頭が真っ白になり、何も思い出せなくなって、指が止まってしまったそうです。

水泳大会では、緊張しすぎて頭が真っ白になったけれど、ホイッスルが鳴って飛び込み台から飛び込み、何も考えずにゴールまで泳いだら、自己ベストの泳ぎができたそうです。



ピアノで指が止まってしまった時に、母の母(私の祖母)が、落ち込んでいる母に、

「練習の時は、本番の気持ちで。本番の時は、練習の気持ちでやるといいよ」と教えてくれたそうです。



私も次回の運動会では、祖母が言っていたことを思い出して、かけっこを一番で走り抜きたいと思いました。