お米はお金
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「お米はお金」
みなさんは江戸時代の大名が「加賀百万石の大名」とか、「尾張六十万石の大名」といったよびかたでよばれているのをきいたことがあるでしょう。石高は
その国のゆたかさ、大きさをあらわしています。加賀の国は百万石ものお米がとれる大国です。
お米とは、それほどに、国民の生きるための基本だったのです。
もう一つ、大切なことがあります。一か月も二か月も晴れた日が続いても、水がながれているのはなぜでしょう。雨をしっかりと受けとめて、
大地につなぎとめている、森林や水田があるからです。
私が一番驚きだったのは、お米が配給制だったことです。今では自由に好きな量だけ買えるのに、昔はお金を持っていても決められた量しか配られなかった
という話を聞き、昔の人は良くそれで耐えていたな、と感心するとともに驚きも大きかったからです。
私の一日のお米率は多い方ではあると思います。朝はたいていパンですが、お米の時もあります。昼は給食で一週間に三回、お米が出ます。もちろん、
お祝いの日は麺などのものも出ることがあります。また、夜もお米がとても多いです。レストランに行く以外は、すべてお米といっていいほど過言ではありま
せん。つまり、まるですべり台のようにつるりとした食感のお米とはなくてはならない大切なものです。特に、私たち日本人には食生活に欠かせないものとな
ります。
お米について調べてみた話です。江戸時代はお米の時代と言われていたそうで、農民たちは皆、税をお米でおさめていて、武士たちも給料はお米で
もらい、自分たちが食べる以外のお米を、商人に売って、家族や自分を養っていたといいます。お金の代わりにされるほどお米は大事なものだそうです。
そこで、私は一つ考えてみました。もし、世界中、お金がお米だったら、どうなるだろうと。私の考えでは、みんなお金を手に入れようと米農家になって
しまい、お金は手に入れたものの、買うものがなくて、結局困ってしまうと思っています。だから、もしそうなったら、私は一人だけ店をやろうと思います。
そうすれば、世界でただ一つの店にみんなが目をつけてぞろぞろやってきて、お米がたくさん手に入るからです。
私はこの長文を読んで、お米の大切さを知りました。そして、お米はお金の代わりになるくらい大切なんだと痛感しました。また、私たちの食生活に欠かせ
ない食べ物としても、お金としても江戸時代はお米の時代だったのだな、と思いました。