◆要約はOKです。 【是非の主題】は『私は科学文明を通信しない事は大切だ』という意見。
◆【複数の理由一】『科学文明を通信しない方が、人間らしく生きることができるからだ』。今はどこでもインターネットが使えて、わからないことはすぐに調べられる。またいつかは、自分の苦手だったスポーツがロボットのおかげですぐにできるようになるかもしれない。しかし努力なしにできるようになることが本当に良いことなのだろうか。失敗を悔しがったり悲しがったりした末に成長していく喜びこそ、人間らしさです。科学への過信は、人間らしさを奪いますね。
◆【複数の理由二】『重大なしっぺ返しが来るかもしれないからだ』。自動車の台数は増え続けると、排出される二酸化炭素も増えていくということになりますね。『世界の二酸化炭素排出量』を【データ実例】として紹介しました。今後の地球温暖化の進行は、私たち人間も苦しめていくことでしょう。
◆『確かに、科学の発達は、人類の世界を快適にした』。しかし……【是非の主題】に戻ってしめくくれました。
<<え2015/208pみ>>
あきしらさんの作文は、「科学文明を通信しないことが大切だ」という意見をしっかりと持ち、その理由を二つに分けて説明している点がとてもよいです。
まず、科学に頼りすぎると人間らしい感情や努力の価値が失われてしまうという考えは、身近な例を使ってわかりやすく書けています。
努力や失敗の経験が感情を豊かにし、人間らしさにつながるという点がよく伝わってきました。
また、二つ目の理由では、環境問題という具体的なデータを用いて科学のマイナス面を説明しているので、説得力が増しています。
「世界遺産の炭素排出量」などの数字を取り入れたことは、文章に深みを与えています。
さらに、ドラえもんの話を冒頭に使い、科学文明への皮肉や風刺を紹介したことで、テーマに興味を持たせる工夫ができています。
全体的に、自分の意見がはっきりしていて、その理由も具体的に書かれているので、説得力のある文章になっています。
これからは、文のつながりをさらに滑らかにすると、もっと読みやすくなるでしょう。
【項目評価】
是非の主題がよく書けています。
理由がよく書けています。
データがよく書けています。
体験実例がよく書けています(努力や感情の話)。
反対意見の理解がよく書けています(「確かに~」の部分)。
名言は書かれていません。
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1195字/1000字
思考点:77点
知識点:75点
表現点:77点
経験点:71点
総合点:83点
均衡点:8点
■思考語彙 20種 33個 (種類率61%) 77点
n確か,n第,。しかし,。だから,。例えば,。確か,いるから,しまうかも,すると,すれば,だろう,できるから,と思う,ないから,なければ,よれば,書くので,来るかも,見れば,頼ると,
■知識語彙 54種 95個 (種類率57%) 75点
世界,二酸化炭素,人間,人類,作者,割合,努力,勝手,問題,困難,地球,外出,大切,太陽,失敗,奇想天外,小道具,快適,思惑,感情,排出,文明,日常,昨晩,最初,次元,温暖,炭素,物事,現代,理由,環境,環境庁,生活,痛烈,発達,皮肉,直接,科学,移動,簡単,背後,自分,苦手,解決,途中,通信,道路,達成,遺産,重大,開始,電気,風刺,
■表現語彙 109種 189個 (種類率58%) 77点
n確か,。確か,あたり,あり方,いつか,うち,おかげ,こと,さ,しっぺ返し,そこ,それ,たくさん,たび,とき,どこ,みんな,もの,ゆえん,よう,アメリカ,インターネット,スポーツ,データ,ドラえもん,ヒーロー,プラス,ポケット,マイナス,ロボット,一,世界,事,二,二酸化炭素,人間,人類,今,位,作者,割合,努力,勝手,化,周り,問題,困難,地球,外出,大切,太陽,失敗,奇想天外,小道具,幕,年,当たり前,快適,思惑,感情,我々,排出,文明,新た,方,日常,昨晩,時,最初,楽,次,次元,温暖,炭素,熱,物事,現代,理由,環境,環境庁,生活,痛烈,発達,皮肉,直接,真,私,科学,移動,笑い,簡単,背後,自分,苦手,解決,車,途中,通信,道路,達成,遺産,重大,量,開始,電気,面,風刺,%,.,
■経験語彙 35種 62個 (種類率56%) 71点
くれる,させる,しまう,しれる,つながる,できる,と思う,もらう,よる,わかる,使う,使える,出る,反す,引き起こす,得る,忘れる,手伝う,持つ,暮らす,暴れ出す,書く,比べる,求める,浴びる,消え去る,減る,生きる,表れる,調べる,走る,足る,通う,隠れる,頼る,
■総合点 83点
■均衡点 8点
私に漫画ドラえもん
中1 あきしら(akisira)
2025年10月3日
ドラえもんがヒーロー足り得るゆえんは4次元ポケットにある。次から次へと4次元ポケットから出てくる。奇想天外な科学の小道具は、困難を解決してくれるどころか、思惑に反して勝手に暴れ出し、思いがけない新たな問題を引き起こしてしまうのが常にある。楽することを求める。あまり、科学の何たるかを忘れて暮らす現代生活のあり方に浴びさせた、作者の皮肉な笑い。ドラえもんの真の面白さは、我々の日常への痛烈な風刺にあったのだ。だから、私は科学文明を通信しない事は大切だと思う。
第一の理由として、科学文明を通信しない方が、人間らしく生きることができるからだ。科学文明を通信することで、いつもできなかったり、難しかったことが勝手にできたりする。例えば今ではどこでも電気が通っているからインターネットが使えてわかんない事はすぐに調べたり、いつかは自分の苦手だったスポーツがロボットのおかげですぐできるようになってしまうかもしれない。確かに自分でできなかったことができるようになる事はとても楽で嬉しい。それに比べて今は自分で努力して物事を達成しなければならない。努力してもすぐには上手くできないから失敗するたびに悔しい、悲しいという感情が表れる。そしてその感情を持ってそのまま努力すればいつかはできなかったことができるようになるだろう。そのときはすごく嬉しくなる。だが、ロボットなどにずっと手伝ってもらいできなかったことが簡単にすぐできるようになってしまったら最初のうちは嬉しいが途中からそのことが当たり前になってしまい、もう嬉しさや悲しさという感情が消え去ってしまうだろう。このように人間から感情が消え去ってしまったら、人間らしく生きて行くことは難しいだろう。できないだろう。だから、科学文明を通信しない方が、人間らしく生きることができるだろう。
第二の理由は科学を通信すると、重大なしっぺ返しが来るかもしれないからだ。今は移動時に大抵みんな車を使っているから道路を見れば車がたくさん走っているだろう。そして車からはたくさんの二酸化炭素が出てくる。データによれば、世界遺産が炭素排出量の割合(環境庁 1994年)は、1位アメリカ22.4%である。科学のプラス面の背後に環境問題への大きなマイナスが隠れている。そして二酸化炭素は地球温暖化へとつながる。たくさん外出すること。地球の周りにある幕のようなものが減っていき、地球にほぼ直接太陽の熱があたり地球温暖化がもっとひどくなってきている。ことから、科学を通信すると、重大な失敗開始が来るかもしれないって言うことがわかる。
確かに、科学の発達は、人類の世界を快適にした。昨晩もそこで書くので、ずいぶん楽になった。しかし科学にずっと頼ると、人間らしく生きることができなくなるだろう。私は科学文明を通信しないことも大切だと思う。