笑う門には福来たる
   小6 いまこは(imakoha)  2025年10月3日

 「笑う門には福来たる」のであって、福が来るから笑うのではない。自分から運を寄せ付けないでおいて「わたしは運が悪い」となげいている人も多い。幸運と見えてもうまくいくことを運ぶにはかげでそれなりの長い長い努力や疲労がいる。

 わたしの学校は毎年冬の時期に「なわとびオリンピック」という行事がある。なわとびオリンピックはだいぶの昔からあり、なわとびを三十秒間で一つの種目を自分で選び、何回飛べるか学年で競い合うルールだ。もし種目の中で一番回数が多い場合、職員室前の掲示板に掲示される。わたしは去年なわとびオリンピックで二重跳びを選んだ。わたしは仲間の時間の二十分間や昼休みの二十五分間などを使い練習した。ライバルは五人ぐらいいて、その中に運動神経のいい人が二人いたから頑張らないとな、と思った。本番になるとみんなざわざわしていて、わたしもとても緊張していた。一年生から順にどんどんやっていきついに五年生の番がやってきた。三十秒が始まるとまわりのなわとびの音がびゅんびゅんとなっていた。

「ピー」

三十秒が終わった。数えてもらっていた人に聞くと、

「六十八回」

と言われた。練習した中でも一番回数が多かったからとても嬉しかった。なわとびオリンピックが終わり一日経つと、集会があった。そこで掲示される人が呼ばれた。

「五年生、今井こはるさん、○○さん、○○さん、○○さん・・・」

と、十人ぐらい呼ばれた。わたしはまあまあ嬉しかった。わたしは練習を重ねるとそれなりの実力が出せるんだなと思った。

 わたしはバレーボールクラブのキャプテンだ。キャプテンはみんなをまとめたり、公式戦のくじを引いて、対戦する相手を決めたりする。九月二十八日に読売期というバレーの大会があった。わたしは対戦する相手を決めるために、呼ばれくじを引いた。くじを引くと、地区の一番強いチームとそこそこの強さを持った、相手になった。わたしはチームみんなに言うとみんなが、

「え、やばいやん。」

と言われた。わたしも自分で運が悪いなーと改めて思った。

やっぱりわたしは地区一位のチームに負けた。決勝戦までいけたけど、また強いチームとあたり、県大会は出場できなくなった。

 わたしは父に自分自身の努力や運にまつわる話を聞いてみた。父は高校野球の時、基礎練習をたくさんして県ベスト4になったらしい。わたしはそれを聞いてやっぱり努力をしないといい実力や成果が出ないなと思った。だからわたしもバレーやピアノで沢山努力をしていい成績を残したい。

 塵も積もれば山となるということわざがあるように努力を積み重ねることでいい事が起こるし、努力は人間にとって結果が悪くても結果がよくてもいい経験になる。これからわたしは努力を大切にし、努力を沢山して、ピアノやバレー、学校行事など色々なことに挑みたいと思った。