あなたの努力と前向きな気持ちが伝わってきて、読んでいてとても励まされました。
<<え2018/446pみ>>
【総評】
ことわざをきっかけに、自分の体験を通して「努力」と「運」について深く考えた素晴らしい感想文です。なわとびやバレー、家族との会話を題材にしていて、とても読みごたえがありました。自分の経験とお父さんの話を結びつけることで、説得力のある文章になっていました。最後のまとめでは「人間にとって努力とは」という形で主題を広げており、6年生らしい視点でよく書けています。
【段落ごとの講評】
第1段落:ことわざを引用して、自分の考えを述べる書き出しが印象的です。読み手をひきつける力があります。
第2段落:なわとびオリンピックでの努力と緊張感、喜びがよく伝わってきました。時間を具体的に書いている点も、努力の積み重ねがわかりやすくてよいです。
第3段落:バレークラブでの出来事を通して、運の大切さや難しさを正直に書いていて共感を呼びます。「やばいやん」などの会話も、臨場感を出す工夫が見られました。
第4段落:お父さんの経験から学ぶ姿勢がすばらしいです。「わたしも努力して成績を残したい」という気持ちがはっきりと表現されています。
第5段落:「塵も積もれば山となる」ということわざをうまく使って、自分の考えを深めています。「人間にとって努力とは」という主題の一般化もできていて、締まりのある結びになっています。
【特に優れていた点】
・ことわざや身近な話を効果的に使って、自分の意見を伝えられている
・具体的な体験談を通して、読み手に説得力を持たせている
・「努力とは何か」というテーマを最後に一般化し、深くまとめている
【考えを深めるための質問】
あなたがこれから「努力」をするとき、どんな工夫をするともっと楽しみながら続けられると思いますか?
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1213字/1000字
思考点:72点
知識点:70点
表現点:78点
経験点:83点
総合点:81点
均衡点:5点
■思考語彙 18種 23個 (種類率78%) 72点
。だから,たから,たらしい,と思う,ないと,なると,人間にとって,多い場合,始まると,引くと,改めて思う,来るから,決めるため,積もれば,経つと,聞くと,言うと,重ねると,
■知識語彙 48種 78個 (種類率62%) 70点
一番,九月,人間,今井,仲間,公式,出場,分間,努力,去年,回数,地区,基礎,大会,大切,学年,学校,実力,対戦,年生,幸運,成果,成績,掲示,掲示板,時期,時間,本番,毎年,決勝,疲労,相手,神経,秒間,種目,経験,結果,緊張,練習,職員,自分,自身,行事,読売,運動,野球,集会,高校,
■表現語彙 110種 212個 (種類率52%) 78点
くじ,こと,ことわざ,こはる,さ,さん,ざわざわ,それ,それなり,たくさん,まわり,みんな,よう,わたし,ん,オリンピック,キャプテン,クラブ,チーム,バレー,バレーボール,ピアノ,ベスト,ライバル,ルール,一,一つ,一番,三,中,九月,事,二,五,人,人間,今井,仲間,位,何,八,公式,六,冬,出場,分間,前,努力,十,去年,回,回数,地区,基礎,塵,多い場合,大会,大切,学年,学校,実力,室,対戦,山,年生,幸運,成果,成績,戦,掲示,掲示板,日,昔,昼休み,時,時期,時間,期,本番,毎年,決めるため,決勝,父,番,疲労,相手,県,神経,福,秒,秒間,種目,経験,結果,緊張,練習,職員,自分,自身,色々,行事,話,読売,運,運動,重,野球,集会,音,高校,
■経験語彙 43種 66個 (種類率65%) 83点
あたる,いける,おく,かげる,できる,とぶ,と思う,なう,なげく,まとめる,もらう,やってくる,やる,れる,使う,出せる,出る,呼ぶ,始まる,寄せ付ける,引く,持つ,挑む,改めて思う,数える,残す,決める,積み重ねる,積もる,競い合う,笑う,終わる,経つ,聞く,見える,負ける,起こる,跳ぶ,運ぶ,選ぶ,重ねる,頑張る,飛べる,
■総合点 81点
■均衡点 5点
笑う門には福来たる
小6 いまこは(imakoha)
2025年10月3日
「笑う門には福来たる」のであって、福が来るから笑うのではない。自分から運を寄せ付けないでおいて「わたしは運が悪い」となげいている人も多い。幸運と見えてもうまくいくことを運ぶにはかげでそれなりの長い長い努力や疲労がいる。
わたしの学校は毎年冬の時期に「なわとびオリンピック」という行事がある。なわとびオリンピックはだいぶの昔からあり、なわとびを三十秒間で一つの種目を自分で選び、何回飛べるか学年で競い合うルールだ。もし種目の中で一番回数が多い場合、職員室前の掲示板に掲示される。わたしは去年なわとびオリンピックで二重跳びを選んだ。わたしは仲間の時間の二十分間や昼休みの二十五分間などを使い練習した。ライバルは五人ぐらいいて、その中に運動神経のいい人が二人いたから頑張らないとな、と思った。本番になるとみんなざわざわしていて、わたしもとても緊張していた。一年生から順にどんどんやっていきついに五年生の番がやってきた。三十秒が始まるとまわりのなわとびの音がびゅんびゅんとなっていた。
「ピー」
三十秒が終わった。数えてもらっていた人に聞くと、
「六十八回」
と言われた。練習した中でも一番回数が多かったからとても嬉しかった。なわとびオリンピックが終わり一日経つと、集会があった。そこで掲示される人が呼ばれた。
「五年生、今井こはるさん、○○さん、○○さん、○○さん・・・」
と、十人ぐらい呼ばれた。わたしはまあまあ嬉しかった。わたしは練習を重ねるとそれなりの実力が出せるんだなと思った。
わたしはバレーボールクラブのキャプテンだ。キャプテンはみんなをまとめたり、公式戦のくじを引いて、対戦する相手を決めたりする。九月二十八日に読売期というバレーの大会があった。わたしは対戦する相手を決めるために、呼ばれくじを引いた。くじを引くと、地区の一番強いチームとそこそこの強さを持った、相手になった。わたしはチームみんなに言うとみんなが、
「え、やばいやん。」
と言われた。わたしも自分で運が悪いなーと改めて思った。
やっぱりわたしは地区一位のチームに負けた。決勝戦までいけたけど、また強いチームとあたり、県大会は出場できなくなった。
わたしは父に自分自身の努力や運にまつわる話を聞いてみた。父は高校野球の時、基礎練習をたくさんして県ベスト4になったらしい。わたしはそれを聞いてやっぱり努力をしないといい実力や成果が出ないなと思った。だからわたしもバレーやピアノで沢山努力をしていい成績を残したい。
塵も積もれば山となるということわざがあるように努力を積み重ねることでいい事が起こるし、努力は人間にとって結果が悪くても結果がよくてもいい経験になる。これからわたしは努力を大切にし、努力を沢山して、ピアノやバレー、学校行事など色々なことに挑みたいと思った。