大切なお米
   小4 りょうたろう(aehoyo)  2025年10月3日

 皆さんは、江戸時代の大名が「加賀百万国の大名」とか、「尾張6十万石の大名」といった呼び方で呼ばれているのを聞いたことがあるでしょう。お米を買うためには、長い間、身分証明書の代わりでもありました。お米とはそれほどに国民の生きるための基本だったのです。田植えどき、水をはった段々畑を見てください。「なるほど、小さなダムたちが山の斜面に張り付いているなぁ」と感心するでしょう。



 僕の朝ご飯はお弁当の残りです。昼はお弁当です。夜は和食がメインです。でもハンバーグや中華料理が出たりします。僕がちょっとだけご飯粒を残すとすごく怒られます。けれど、この長文を読んでどうしてか分かりました。



 僕のお父さんにお米はどうして大事なのかを聞くと、お父さんは、昔もしもお米を盗むと殺されてしまうくらい貴重なものだったからそうです。その頃はお金としても使われていたそうです。もし江戸時代の人だったら絶対にお米を盗みません。まるでお米は小判のようです。僕のお母さんは子供の頃はお隣が近所の人が持っている田んぼがあり、よくそこで遊んでいたそうです。普通だったら怒られるけれど、多めに見てもらっていたそうです。それを聞いてうらやましく思いました。



 僕は心の中で昔の人にとってお米はお金なんだなぁと思いました。そう思いながら、パクっとお米を口の中に入れました。