できるだけ突き詰める
中3 あおてね(aotene)
2025年10月3日
ある物事に興味を持ち、それを研究しようとする時、まず誰しもが着目するのはその形態や振る舞い、すなわち現象論的側面である。星に名前をつけて星座としてまとめたり、岩石を結晶の形や色で仕分けをしたり、動物を哺乳類や魚類や鳥類ごとに分類したりすることがそれに当たる。私は、ものごとの表面的な現象にとらわれずに、その背後にある原理や原則を考えるような生き方をしていきたい。
第一の方法として、他人がその行動をする理由を考えること。学校の先生は生徒には理解できない行動をすることが多い。そのため厳しい先生ほど生徒によく嫌われる。先生が叱る時、なぜ叱るのか大体理由はわかるがなぜか気に食わないことが多い。多くの生徒は、「関係ないし。」と感じる人や「ちょっとぐらいいいじゃん。」という人もいる。しかし、先生は甘くないのでちょっとぐらいいいじゃん、のちょっとを許してくれない。この場合私は、先生は社会はそんなに甘くないよ、ということを今のうちに教えてくれているのではないかと考える。人の悪いところを指摘することは人間誰しも嫌うことだ。なぜなら他人に嫌われるというリスクがあるからだ。しかし、学校の先生は仕事もそのうちのひとつだがいちばんは私たちの責任を負っているということを意識しているように感じる。だから、私たちは先生の行動を理解し受け入れることが大切だ。またすぐに反抗するのではなく、そのような行動をする理由を考え寄り添っていくことが正しい道ではないかと思う。
第二の方法として、インターネットなどを利用する時上部だけを見ないこと。 今世界で多く使われているアップルの創業者、スティーブ・ジョブスという人物は、多くの製品開発に携わっている人だ。最も有名なのはミュージックプレイヤーのiPodは彼が開発したものの一つだ。そんな彼は常に表面的なデザインや機能的の良さという見た目や上部から見られることだけではなく、背後にある理念、哲学、ユーザー体験まで深く考え抜いたのだ。このように上部だけではなく背後まで突き詰められるまでしつこく突き詰めた人ほど成功することができるとわかった。最近、私はインターネットを利用することが増えた。情報収集するときに良さそうな情報が書いてあったからと軽い気持ちで利用すことが多かった。そのため、その情報は正しいのかあらゆる角度から見てから情報を活用するかどうか決めることにした。めんどくさがらずに一手間付け加えることは大事だ。
確かに、瞬時に判断することも大切だ。しかし、「カメラマンは、レンズのほこりを払う前に目のほこりを払わねはならない」という言葉があるように、やることの優先順位を立ててそこから実行することがいちばん良い方法だとわかった。このことは普段の生活や多くの場面で必要であり大切なことだ。この方法はこれからも続けていこうと思う。