遊びとは
   小5 あかね(akaneya)  2025年10月4日

 「あっボールが当たった!」

 私は放課後の公園で、友達と仲よく遊んでいる。いつも火曜日と木曜日にみんな塾などがかぶっていないから、学校から帰るときに約束している。私は最近、学んだことがある。それは、少人数で遊ぶ時のことだ。前は公園に行っても誰もいなかったらどうしようと思い、友達に家のインターホンを押してもらっていた。でも最近は、インターホンを押してもらうまで、準備はできているのに時間は過ぎていくことに気づいて、友達と一緒に行かないようになった。私と来る方向が違う子たちは、インターホンを押してくれる子のスピードによって待っていないといけないからだ。

 公園で遊ぶ遊びの中で一番私が好きなのはドッジボールだ。どうしてかというと、ドッジボールのルールはシンプルで簡単だけど、協力して戦わないと勝てないからだ。私は去年の学校のクラス別、男女別ドッジボール大会で準優勝だった。一年生が一番強かった気がする。なぜなら、自分のチームは陣地が狭く、さらに利き手じゃない方の手でしかボールを当てられなかったからだ。学年で、一年差の場合はハンデが無しだったから、三年生とは楽勝で勝てた。問題は五年生だった。ドキドキしながら自分の陣地について作戦道理に実行してみると、なんと、一点差で勝てたのだ。その後、二学年上の六年生と戦った。この試合で準優勝か優勝かが決まる。男子の部では、六年二組が優勝していた。私たちが戦うチームも六年二組だった。結果はボロ負けだったけれど、準優勝の賞状を貰えたので、とても嬉しかった。一方男子の方は、一回戦目で二年生と戦って同点で、先生同士でじゃんけんをして負けてしまった。男子たちがドッジボールで同点になってしまったことによって先生と男子との信頼関係が崩れていった。私は今、ドッジボール以外にとてもやりたい遊びがある。それは、十五マス鬼ごっこだ。最近、ドッジボールにハマりすぎて、みんながすこし飽きてしまっているからだ。

 お母さんが昔好きだった遊びはゴム跳びだったそうだ。ゴム跳びは、三,四メートルの大きなゴムの輪を作り、二本の線を足にはめてリズムに合わせて跳ぶ遊びだ。お母さんは跳び方を替えたりして跳ぶのが楽しくてたまらなかったそうだ。私は、とても身近な物でもたくさん遊べる遊びがあるんだなと思った。

 遊びとは、三人寄れば文殊の知恵ということわざのように、協力したりして、ただの「ひまつぶし」ではなく、人がつながることだということが分かった。

「ボールをしまわないと。」

「またねー!」

燃えるような赤い夕焼けが、空を鮮やかに彩っていた。