あかねさん、作文を読んでとても楽しく感じました。
まず、ドッジボールの試合の様子が具体的に書かれていて、読んでいるとまるでその場にいるような気持ちになりました。
試合のルールやチームの工夫、勝ったときのうれしさがよく伝わってきます。
また、お母さんの昔の遊びの話を入れることで、文章が立体的になり、遊びの楽しさが世代を超え(こえ)てつながっていることがよくわかりました。
ことわざ「三人寄れ(よれ)文殊(もんじゅ)知恵(ちえ)」を使ったところもとてもよかったです。
このことわざを使うことで、遊びがただの暇つぶし(ひまつぶし)ではなく、人と人をつなげる大切なものだと感じられました。
さらに、文章の最後に夕焼けの情景(じょうけい)描い(えがい)ているので、書き出しの結びがよくできていると思います。
全体を通して、あかねさんの考えや気持ちがよく伝わってきて、読んでいて楽しい作文でした。
これからも、いろいろな経験(けいけん)や話を取り入れて、さらに深い作文を書いていってくださいね。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
・ことわざがよく書けています
・書き出しの結びがよく書けています
 

森リン評価 遊びとは nu 10月4週 あかね
字数/基準字数:
1100字/800字
思考点:64点
知識点:64点
表現点:78点
経験点:73点
総合点:73点
均衡点:4点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:69点
知識点:69点
表現点:84点
経験点:78点
総合点:75点
均衡点:4点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙15種18個83%64点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙39種60個65%64点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙110種185個59%78点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙36種53個68%73点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1100字
 64点
 64点
 78点
 73点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 15種 18個 (種類率83%) 64点
。どうして,。一方,いうと,いるから,ことによって,しよう,たから,たので,と思う,ないから,ないと,の場合,みると,スピードによって,寄れば,

■知識語彙 39種 60個 (種類率65%) 64点
一番,一緒,人数,以外,作戦,信頼,優勝,先生,公園,協力,去年,友達,同士,同点,問題,回戦,大会,学年,学校,実行,年生,文殊,方向,時間,最近,楽勝,準備,男女,男子,知恵,簡単,結果,自分,試合,賞状,身近,道理,関係,陣地,

■表現語彙 110種 185個 (種類率59%) 78点
お母さん,こと,ことわざ,そう,その後,それ,たくさん,ただ,たち,つぶし,の場合,ひま,みんな,よう,ん,インターホン,クラス,ゴム,シンプル,スピード,チーム,ドキドキ,ドッジボール,ハンデ,ボール,マス,メートル,リズム,ルール,一,一番,一緒,三,上,中,二,五,人,人数,今,以外,作戦,信頼,優勝,先生,公園,六,別,利き手,前,十,協力,去年,友達,同士,同点,問題,四,回戦,夕焼け,大会,好き,子,学年,学校,実行,家,差,年,年生,手,文殊,方,方向,昔,時,時間,最近,本,楽勝,気,準備,点,物,男女,男子,目,知恵,私,空,簡単,組,結果,線,自分,試合,誰,負け,賞状,足,身近,輪,遊び,道理,部,関係,陣地,鬼ごっこ,鮮やか,,,

■経験語彙 36種 53個 (種類率68%) 73点
いける,くれる,しまう,すぎる,つながる,できる,と思う,はめる,もらう,やる,られる,れる,ハマる,作る,分かる,勝てる,合わせる,寄る,崩れる,当てる,彩る,待つ,戦う,押す,替える,気づく,決まる,燃える,負ける,貰える,跳ぶ,遊ぶ,遊べる,過ぎる,違う,飽きる,

■総合点 73点

■均衡点 4点
 

遊びとは
   小5 あかね(akaneya)  2025年10月4日

 「あっボールが当たった!」

 私は放課後の公園で、友達と仲よく遊んでいる。いつも火曜日と木曜日にみんな塾などがかぶっていないから、学校から帰るときに約束している。私は最近、学んだことがある。それは、少人数で遊ぶ時のことだ。前は公園に行っても誰もいなかったらどうしようと思い、友達に家のインターホンを押してもらっていた。でも最近は、インターホンを押してもらうまで、準備はできているのに時間は過ぎていくことに気づいて、友達と一緒に行かないようになった。私と来る方向が違う子たちは、インターホンを押してくれる子のスピードによって待っていないといけないからだ。

 公園で遊ぶ遊びの中で一番私が好きなのはドッジボールだ。どうしてかというと、ドッジボールのルールはシンプルで簡単だけど、協力して戦わないと勝てないからだ。私は去年の学校のクラス別、男女別ドッジボール大会で準優勝だった。一年生が一番強かった気がする。なぜなら、自分のチームは陣地が狭く、さらに利き手じゃない方の手でしかボールを当てられなかったからだ。学年で、一年差の場合はハンデが無しだったから、三年生とは楽勝で勝てた。問題は五年生だった。ドキドキしながら自分の陣地について作戦道理に実行してみると、なんと、一点差で勝てたのだ。その後、二学年上の六年生と戦った。この試合で準優勝か優勝かが決まる。男子の部では、六年二組が優勝していた。私たちが戦うチームも六年二組だった。結果はボロ負けだったけれど、準優勝の賞状を貰えたので、とても嬉しかった。一方男子の方は、一回戦目で二年生と戦って同点で、先生同士でじゃんけんをして負けてしまった。男子たちがドッジボールで同点になってしまったことによって先生と男子との信頼関係が崩れていった。私は今、ドッジボール以外にとてもやりたい遊びがある。それは、十五マス鬼ごっこだ。最近、ドッジボールにハマりすぎて、みんながすこし飽きてしまっているからだ。

 お母さんが昔好きだった遊びはゴム跳びだったそうだ。ゴム跳びは、三,四メートルの大きなゴムの輪を作り、二本の線を足にはめてリズムに合わせて跳ぶ遊びだ。お母さんは跳び方を替えたりして跳ぶのが楽しくてたまらなかったそうだ。私は、とても身近な物でもたくさん遊べる遊びがあるんだなと思った。

 遊びとは、三人寄れば文殊の知恵ということわざのように、協力したりして、ただの「ひまつぶし」ではなく、人がつながることだということが分かった。

「ボールをしまわないと。」

「またねー!」

燃えるような赤い夕焼けが、空を鮮やかに彩っていた。