アルバートの勉強
小3 たかれい(takarei)
2025年10月3日
僕がこのお話を読んで一番すごいなと思ったところはアルバートがヤコブおじさんと予習していたところです。なぜならぼくはまったく予習をしないからです。ヤコブおじさんはまるで博士みたいでした。アルバードがいたころの時代のドイツの小学校では規則第一でした。授業も暗記ばかり。自分で考えることは一切許されません。おまけに無口で体育が苦手なアルバートには一切友達ができませんでした。そのおかげで学校も一か月もたたないうちに嫌いになりました。しかし勉強まで嫌いになったわけではありません。下校してくるとヤコブおじさんに助けをもらいながら辞書をひき、本を読み、自分の好きな勉強を深めていきました。
ぼくもヤコブおじさんみたいにお母さんに漢字を教えてもらったことがあります。僕が漢字をできるようになるとお母さんは喜んでいました。
数学に興味を持ったのもそのころです。ある日アルバートはヤコブおじさんに尋ねました。僕がここの部分を読んで思ったことはまだ学校が嫌いだったと思いました。
「ねえおじさん『代数』てなに?」
おじさんは待っていましたかと言わんばかりに説明を始めました。
「『代数』はわからない数を探し出す数字だよ。まずわからない数字を文字の『x(エックス)』と呼ぶ。そして問題に言われたとおりに計算式をやっていくと最後に『Ⅹ』がどんな数かが分かるんだ。」
「なんだかおもしろそうだね。」
「おう、頭の体操みたいなものだからな。」
僕が数学の話を読んでいいなと思ったところは代数の仕組みが分かるところです。そしてもし僕がヤコブおじさんだったらアルバートの質問には答えられなかったと思います。どうしてかというと僕はあまり頭がよくないからです。こうしてアルバートは小学生ではとても解けないような数学を自力で解いていったのです。
勉強に飽きるとバイオリンを取り上げ小さな手でモーツァルトやベートベンの曲をかなでます。そういえばバイオリンもすべて独習でした。このバイオリンに関する文章を読んで思ったことはバイオリンを独習できてすごいなということです。
六歳の時に両親に連れていかれたバイオリンの先生は小学校の先生と同じように威張り腐っていました。初めのうちアルバートはレッスンが嫌でたまりませんでした。けれども家に帰って自分で工夫しながら練習を続けているうちにある日突然モーツァルトのソナタが弾けるようになったのです。それからはしめたもの。すっかりバイオリンのとりこになったアルバートは一生この優雅で複雑な楽器と親友のように付き合いました。僕はこの部分を読んで思ったことはやればできる!ということです。
父のヘルマンは文学、母のパゥリーネからは音楽、そしてヤコブおじさんは科学…。この三つの世界はアインシュタインの一生の大きな柱となりました。僕がこの部分を読んで思ったことは家族や親せきが手伝ってくれることはうれしいことだなということです。
僕はこのお話を読んで、アルバートはいろいろなことを練習したり、いやなことでも上手になれるようになってすごいなと思いました。そしてもう一つアルバートは他に何か習い事などをやっていたのかなと思いました。