アルバートのがんばりや、家族(かぞく)支え(ささえ)がよく伝わっ(つたわっ)てきました。

予習(よしゅう)をしない自分と比べ(くらべ)て、アルバートがヤコブおじさんと一緒(いっしょ)勉強(べんきょう)しているところに感心(かんしん)している気持ち(きもち)がよく書けています。

「ヤコブおじさんはまるで博士(はかせ)みたいでした」と
いうたとえがうまく使わ(つかわ)れていて、ヤコブおじさんのすごさがよく伝わっ(つたわっ)てきました。

また、アルバートが学校のきびしいルールの中でも、自分で好き(すき)勉強(べんきょう)続け(つづけ)ていたことに気づいているところがすてきです。

漢字(かんじ)をお母さんに教えてもらった自分の体験(たいけん)も入れていて、文章(ぶんしょう)が立体(てき)になっています。

アルバートとヤコブおじさんの数学のやりとりや、バイオリンの話もよく読んで、自分の思ったことをしっかり書けています。

「やればできる!」という気持ち(きもち)感じ取っ(かんじとっ)ているところは、とても前向き(まえむき)でいいですね。

家族(かぞく)や親せきの助け(たすけ)が大切だと感じ(かんじ)たことも、心があたたかくなりました。

最後(さいご)に、アルバートのほかの習い事(ならいごと)にも興味(きょうみ)持っ(もっ)たことを書いていて、もっと知りたいという気持ち(きもち)伝わっ(つたわっ)てきます。

全体(ぜんたい)を通して、自分の思ったことや感じ(かんじ)たことを素直(すなお)に書けていて、とてもよかったです。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
たとえがうまく使わ(つかわ)れています
前の話聞いた話がよく書けています
自分だけがしたことや自分だけが思ったことがよく書けています
中心がよく決め(きめ)られています
いろいろな言ったがよく書けています

内容(ないよう)★ 構成(こうせい)◎ 題材(だいざい)◎ 表現(ひょうげん)◎ 主題(しゅだい)◎ 表記(ひょうき)

字数/基準(きじゅん)字数:1346字/500字
思考点:41点
知識(ちしき)点:54点
表現(ひょうげん)点:56点
経験(けいけん)点:54点
総合(そうごう)点:55点
均衡(きんこう)点:4点

 


■思考語彙 6種 9個 (種類率67%) 41点
いえば,で思う,と思う,ません,やれば,飽きると,

■知識語彙 24種 29個 (種類率83%) 54点
一生,上手,世界,両親,優雅,先生,勉強,家族,小学校,小学生,工夫,数学,文学,文章,楽器,独習,科学,練習,自分,自力,複雑,親友,部分,音楽,

■表現語彙 62種 92個 (種類率67%) 56点
いや,いろいろ,うち,おじさん,お話,こと,すべて,それ,とりこ,もの,よう,アインシュタイン,アルバート,ソナタ,バイオリン,ヘル,マン,モーツァルト,レッスン,一つ,一生,三つ,上手,世界,両親,他,何,僕,優雅,先生,六,初め,勉強,嫌,家,家族,小学校,小学生,工夫,手,数学,文学,文章,日,時,曲,柱,楽器,歳,母,父,独習,科学,練習,習い事,自分,自力,複雑,親せき,親友,部分,音楽,

■経験語彙 23種 31個 (種類率74%) 54点
かなでる,くれる,しめる,たまる,できる,で思う,と思う,なれる,やる,れる,付き合う,取り上げる,威張る,帰る,弾ける,手伝う,続ける,腐る,解く,解ける,読む,連れる,飽きる,

■総合点 55点

■均衡点 4点
 

アルバートの勉強
   小3 たかれい(takarei)  2025年10月3日

 僕がこのお話を読んで一番すごいなと思ったところはアルバートがヤコブおじさんと予習していたところです。なぜならぼくはまったく予習をしないからです。ヤコブおじさんはまるで博士みたいでした。アルバードがいたころの時代のドイツの小学校では規則第一でした。授業も暗記ばかり。自分で考えることは一切許されません。おまけに無口で体育が苦手なアルバートには一切友達ができませんでした。そのおかげで学校も一か月もたたないうちに嫌いになりました。しかし勉強まで嫌いになったわけではありません。下校してくるとヤコブおじさんに助けをもらいながら辞書をひき、本を読み、自分の好きな勉強を深めていきました。

ぼくもヤコブおじさんみたいにお母さんに漢字を教えてもらったことがあります。僕が漢字をできるようになるとお母さんは喜んでいました。

数学に興味を持ったのもそのころです。ある日アルバートはヤコブおじさんに尋ねました。僕がここの部分を読んで思ったことはまだ学校が嫌いだったと思いました。

「ねえおじさん『代数』てなに?」

おじさんは待っていましたかと言わんばかりに説明を始めました。

「『代数』はわからない数を探し出す数字だよ。まずわからない数字を文字の『x(エックス)』と呼ぶ。そして問題に言われたとおりに計算式をやっていくと最後に『Ⅹ』がどんな数かが分かるんだ。」

「なんだかおもしろそうだね。」

「おう、頭の体操みたいなものだからな。」

僕が数学の話を読んでいいなと思ったところは代数の仕組みが分かるところです。そしてもし僕がヤコブおじさんだったらアルバートの質問には答えられなかったと思います。どうしてかというと僕はあまり頭がよくないからです。こうしてアルバートは小学生ではとても解けないような数学を自力で解いていったのです。

勉強に飽きるとバイオリンを取り上げ小さな手でモーツァルトやベートベンの曲をかなでます。そういえばバイオリンもすべて独習でした。このバイオリンに関する文章を読んで思ったことはバイオリンを独習できてすごいなということです。

六歳の時に両親に連れていかれたバイオリンの先生は小学校の先生と同じように威張り腐っていました。初めのうちアルバートはレッスンが嫌でたまりませんでした。けれども家に帰って自分で工夫しながら練習を続けているうちにある日突然モーツァルトのソナタが弾けるようになったのです。それからはしめたもの。すっかりバイオリンのとりこになったアルバートは一生この優雅で複雑な楽器と親友のように付き合いました。僕はこの部分を読んで思ったことはやればできる!ということです。

父のヘルマンは文学、母のパゥリーネからは音楽、そしてヤコブおじさんは科学…。この三つの世界はアインシュタインの一生の大きな柱となりました。僕がこの部分を読んで思ったことは家族や親せきが手伝ってくれることはうれしいことだなということです。

僕はこのお話を読んで、アルバートはいろいろなことを練習したり、いやなことでも上手になれるようになってすごいなと思いました。そしてもう一つアルバートは他に何か習い事などをやっていたのかなと思いました。