協力した行動
小4 みきひさ(mikimiki)
2025年11月2日
「わぁー。」
十一月八日土曜日に、父と母と一緒に千葉県習志野市にある谷津干潟へ行った。谷津干潟は京葉線の南船橋駅の近くにある。谷津干潟は、ラムサール条約に登録されている。ラムサール条約とは、世界がその自然を大切にして残そうと決めた所のことだ。今、日本のラムサール条約湿地数は五十四か所で、表面積は一六万六千百三十四ヘクタール(ha)だそうだ(二〇二五年八月二日現在)。日本で最初のラムサール条約登録地は釧路湿原だそうだ。最近、猪苗代湖が登録された。地方ごとの登録数は、北海道では十三か所、東北地方では七か所、関東地方では七か所、中部地方は八か所、近畿地方は三か所、中国地方は四か所、四国地方は〇か所、九州地方は十二か所だ。谷津干潟には、鳥やカニ、魚、クラゲなどがいる。例えば、今回の生き物観察でも、アオサギやオナガガモなどの鳥やボラなどの魚がたくさんいた。だからこそ、ラムサール条約に登録されているのだな、と自分なりに納得した。
谷津干潟には、谷津干潟公園がある。その中の林で子供七人と大人十三人で秘密基地を作った。秘密基地は、長方形の形で、中にはテーブル(切株)1つと木のイスが4つある。中には大人が20人くらいは入れそうな大きな秘密基地だ。僕は、
「落ち葉、通るよ~。」
と叫んだ。落ち葉があるので、秘密基地の中はふわふわだ。周りにはネットを張った。そこに木を刺して秘密基地を隠した。これは、イベントに参加した人がとても頑張ったので、ここまで上手にできた。一番気に入っているところは、イスとテーブルがついているところだ。秘密基地は、まるで、ちょっとした家みたいだった。
母の秘密基地についての体験を聞いた。小学五年の時、近くに住んでいた友達八人(中学生が二人、小六が一人、母を含めて小五が二人、小四が一人、小三が二人)で、空き地から川に通じる細い道を木や葉で塞いで秘密基地を作ったと言っていた。秘密基地を通らないと近道できないので、石の通行手形も作っていたらしい。もし、僕が母だったら、秘密基地は道に作らないと思う。その代わり、森や林に作るだろう。なぜなら、秘密基地ではなく、バレバレ基地だからだ。道にあるので、よくばれるのだ。こんなところで秘密のことなどできない。たぶん、あまりバレバレ基地で作業しなかっただろうと思う。
人間にとって、秘密基地作りは、楽しいものだ。場所や形、広さを決めて、実際に行動してみるところが一番良い所だ。今回はみんなが協力したからこそ、秘密基地が作れた。「戮力同心」という四字熟語のように、みんなで協力して新しい考えを生み出したい。
僕達が作った秘密基地は、ピカピカ輝いていた。