みきひささん、作文を読んでとても楽しくなりました。
谷津(やづ)干潟(ひがた)のことを詳しく(くわしく)調べて、ラムサール条約(じょうやく)についてもわかりやすく説明(せつめい)できていますね。
数字や地名を使って、自然(しぜん)を大切にする気持ちが伝わっ(つたわっ)てきました。
秘密(ひみつ)基地(きち)の様子が具体(てき)に書かれていて、まるで自分もその場にいるような気持ちになりました。
「まるで、ちょっとした家みたいだった」というたとえも、とても上手に使えています。
お母さんの秘密(ひみつ)基地(きち)の話を聞いて、自分の考えと比べ(くらべ)ているところもすてきです。
自分の思ったことをしっかり書けていて、心の中の気持ちがよく伝わり(つたわり)ました。
最後(さいご)に「戮力同心」という四字熟語(じゅくご)を使って、みんなで協力(きょうりょく)したことをまとめているのも立派(りっぱ)です。
文章全体に、みきひささんの自然(しぜん)や友だちへの愛情(あいじょう)が感じられて、とても温かい作文でした。
これからも、いろいろなことを調べたり、感じたりしたことを大切にして書いてくださいね。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
・心の中で思ったことがよく書けています
・ですますがよく書けています
・動作情景(じょうけい)結び(むすび)がよく書けています
 

森リン評価 協力した行動 tu 11月2週 みきひさ
字数/基準字数:
1142字/700字
思考点:56点
知識点:61点
表現点:70点
経験点:54点
総合点:64点
均衡点:4点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:59点
知識点:64点
表現点:73点
経験点:57点
総合点:63点
均衡点:4点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙12種15個80%56点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙34種69個49%61点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙92種164個56%70点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙23種32個72%54点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1142字
 56点
 61点
 70点
 54点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 12種 15個 (種類率80%) 56点
。たぶん,。だからこそ,あるので,からこそ,たから,たので,たらしい,だから,だろう,と思う,ないので,人間にとって,

■知識語彙 34種 69個 (種類率49%) 61点
一番,上手,中学生,人間,今回,体験,作業,僕達,公園,切株,協力,参加,友達,同心,基地,場所,大人,子供,小六,小学,干潟,手形,条約,熟語,登録,秘密,納得,自分,行動,観察,谷津,近道,通行,長方形,

■表現語彙 92種 164個 (種類率56%) 70点
ここ,こと,これ,さ,そう,そこ,たくさん,ところ,みたい,みんな,もの,よう,イス,イベント,オナガ,ガモ,テーブル,ネット,バレ,ボラ,ラムサール,一,一番,七,三,上手,中,中学生,二,五,人,人間,今回,代わり,体験,作り,作業,僕,僕達,八,公園,切株,十,協力,参加,友達,同心,周り,四,基地,場所,大人,子供,字,家,小六,小学,川,干潟,年,形,所,手形,時,木,条約,林,森,母,熟語,生き物,登録,石,秘密,空き地,納得,考え,自分,落ち葉,葉,行動,観察,谷津,近く,近道,通行,道,長方形,魚,鳥,1つ,4つ,

■経験語彙 23種 32個 (種類率72%) 54点
つく,できる,と思う,ばれる,れる,住む,作る,作れる,入れる,刺す,叫ぶ,含める,塞ぐ,張る,気に入る,決める,生み出す,聞く,輝く,通じる,通る,隠す,頑張る,

■総合点 64点

■均衡点 4点
 

協力した行動
   小4 みきひさ(mikimiki)  2025年11月2日

 「わぁー。」

十一月八日土曜日に、父と母と一緒に千葉県習志野市にある谷津干潟へ行った。谷津干潟は京葉線の南船橋駅の近くにある。谷津干潟は、ラムサール条約に登録されている。ラムサール条約とは、世界がその自然を大切にして残そうと決めた所のことだ。今、日本のラムサール条約湿地数は五十四か所で、表面積は一六万六千百三十四ヘクタール(ha)だそうだ(二〇二五年八月二日現在)。日本で最初のラムサール条約登録地は釧路湿原だそうだ。最近、猪苗代湖が登録された。地方ごとの登録数は、北海道では十三か所、東北地方では七か所、関東地方では七か所、中部地方は八か所、近畿地方は三か所、中国地方は四か所、四国地方は〇か所、九州地方は十二か所だ。谷津干潟には、鳥やカニ、魚、クラゲなどがいる。例えば、今回の生き物観察でも、アオサギやオナガガモなどの鳥やボラなどの魚がたくさんいた。だからこそ、ラムサール条約に登録されているのだな、と自分なりに納得した。

 谷津干潟には、谷津干潟公園がある。その中の林で子供七人と大人十三人で秘密基地を作った。秘密基地は、長方形の形で、中にはテーブル(切株)1つと木のイスが4つある。中には大人が20人くらいは入れそうな大きな秘密基地だ。僕は、

「落ち葉、通るよ~。」

と叫んだ。落ち葉があるので、秘密基地の中はふわふわだ。周りにはネットを張った。そこに木を刺して秘密基地を隠した。これは、イベントに参加した人がとても頑張ったので、ここまで上手にできた。一番気に入っているところは、イスとテーブルがついているところだ。秘密基地は、まるで、ちょっとした家みたいだった。

 母の秘密基地についての体験を聞いた。小学五年の時、近くに住んでいた友達八人(中学生が二人、小六が一人、母を含めて小五が二人、小四が一人、小三が二人)で、空き地から川に通じる細い道を木や葉で塞いで秘密基地を作ったと言っていた。秘密基地を通らないと近道できないので、石の通行手形も作っていたらしい。もし、僕が母だったら、秘密基地は道に作らないと思う。その代わり、森や林に作るだろう。なぜなら、秘密基地ではなく、バレバレ基地だからだ。道にあるので、よくばれるのだ。こんなところで秘密のことなどできない。たぶん、あまりバレバレ基地で作業しなかっただろうと思う。

 人間にとって、秘密基地作りは、楽しいものだ。場所や形、広さを決めて、実際に行動してみるところが一番良い所だ。今回はみんなが協力したからこそ、秘密基地が作れた。「戮力同心」という四字熟語のように、みんなで協力して新しい考えを生み出したい。

僕達が作った秘密基地は、ピカピカ輝いていた。