最高の遊び

   小5 ともとも(tomotomo)  2025年11月1日

 最高の遊び                             

                             大瀧 智仁

「木に登るのは久しぶりだなー」

10月ごろ僕のドイツの家にとても近い公園で木登りをした。僕はその時、日本の6歳の時の幼稚園を思い出した。

僕の通っていた栃木県もて木町にある森のようちえんあいうえおでは、木が沢山あり好きな様に登ってよかった。しかし一つだけ木登りについて初心者にとっては地獄の様なルールがあった。自分の力で登れる木しか登ったらだめ、大人や他の人が手伝ったらダメ、台やハシゴも使ったらダメというルールだ。僕は年長の時にこの幼稚園に転園した。今まで木登りを全然したことがなかったので全く木登りが出来なかった。前からこの幼稚園にいる一つ年下のお友達は、スイスイ木が登れていて僕もそのお友達に負けない様に沢山木を登って練習した。

そして一番初め来た時に登ってみたいなと思った高い木が登れる様になっていた。僕は登る時上の景色がどんなか楽しみでワクワクした。そして一番高い木に腰をかけると母の頭が拳ぐらいに見えて、なお下から風が吹いてきてお尻がとても涼しく居心地がとてもよかった。僕はその時ここまで来れたという達成感を感じられた。降りる時は登る時と正反対で降りる時は落ちたどうしようと言うドキドキの気持ちでいっぱいだった。地面に足をつけた時半んぶんホッとしもう半分もう一度登りたいなと思った。

 僕の母は毎年秋になると、猿の様にイチョウ登らされて銀杏をとりに行っていたそうだ。父の肩に乗ってイチョウに木にのぼり、高いところに行き、木を揺らしたそうだ。そして沢山銀杏が落ちると父の肩にもう一度乗りおりたそうだ。母は銀杏の木に登っている時、通る人に三度見ぐらいされたそうだ。母は銀杏の木登りのおかげで木を登れる自信を持てたそうだ。

 

 人間にとって木登りとは自信を持てるし運動力アップするので木登りをしたことがない人は今すぐ木登りをしたほうがいいと思う。