のぶひこ君、こんにちは。

今回の作文は、アナログとデジタルの特徴(とくちょう)や価値を丁寧(ていねい)比較(ひかく)しながら、自分の考えをしっかりと述べている点がとても素晴らしいです。
特に、単なる表面的な違い(ちがい)ではなく、それぞれの本質的な意味や役割に目を向けているところに深い理解が感じられます。
また、学校での宗教や文化の学び、グループディベートの経験を通して、多面的に物事を捉える(とらえる)姿勢を身につけていることがよく伝わってきます。
こうした体験を通じて得た考えを、アナログとデジタルの理解に結びつけている点は、非常に説得力があります。
さらに、実際に使い分けることの重要性を具体的な例で示し、知識だけでなく体験から学ぶことの大切さをしっかり書けているのも良いですね。
最後に、「両方を知る者だけが、より広い世界を見ることができる」という名言を引用し、二つの価値観を調和させて生きていきたいという生き方の主題で締めくくっ(しめくくっ)ている点も印象的です。
全体を通して、論理的でわかりやすく、自分の考えをしっかり持っていることが伝わる作文でした。

項目(こうもく)評価】
体験実例がよく書けています。
方法がよく書けています。
生き方の主題がよく書けています。
名言がよく書けています。

内容★ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1202字/1000字
思考点:72点
知識点:94点
表現点:83点
経験点:80点
総合点:84点
均衡(きんこう)点:2点

 


■思考語彙 18種 20個 (種類率90%) 72点
n確か,。しかし,。一方,。例えば,。単に,「なぜ,お互いにより,が必ずしも,するため,すれば,だろう,といえ,と思う,ないと,を考える,経験こそ,自分らしい,過ごすため,

■知識語彙 81種 113個 (種類率72%) 94点
世界,両方,事実,人間,体験,価値,全体,共存,共栄,処理,判断,到達,創造,効率,区分,即時,双方,右脳,基準,場面,変化,多面,大切,姿勢,学校,宗教,実感,対立,尊重,左脳,形式,役割,思想,情報,情報処理,情緒,感情,感覚,手段,授業,支持,整理,文化,方法,時代,時刻,曖昧,本当,柔軟,機能,欠点,正確,比較,温度,演算,物事,特性,状況,理解,用途,発展,知識,確実,空気,立場,経験,自分,表現,表示,表面,複数,複雑,規則,視点,言葉,課題,調和,議論,進化,重要,頭脳,

■表現語彙 122種 207個 (種類率59%) 83点
n確か,お互い,こと,さ,するため,そこ,それぞれ,どこ,ばった,ほう,もの,よう,アナログ,グループ,ディベート,デジタル,データ,ドライ,マナー,一つ,世界,両方,中,事実,二つ,人,人間,位置づけ,体験,価値,側,僕,全体,共存,共栄,処理,判断,到達,創造,力,効率,区分,即時,双方,右脳,国,基準,場面,変化,多面,大切,姿勢,学校,宗教,実感,対立,尊重,左脳,形,形式,役割,思想,性,情報,情報処理,情緒,感情,感覚,手段,授業,支持,教え,整理,文化,方法,時代,時刻,曖昧,本当,柔軟,楽,機能,欠点,次,正確,比較,温度,演算,物事,特性,状況,理解,用途,発展,的,知識,確実,空気,立場,経験,考え方,者,脳,自分,表現,表示,表面,複数,複雑,規則,視点,観,言葉,課題,調和,議論,豊か,進化,過ごすため,重要,際,頭脳,

■経験語彙 41種 60個 (種類率68%) 80点
おく,くれる,せる,たどり着ける,できる,といえ,とらえる,と思う,まとめる,られる,わかる,を考える,併せ持つ,使いこなせる,使い分ける,使う,信じる,受ける,学ぶ,役立つ,応じる,持つ,捉える,揃う,教える,果たす,欠く,気づく,求める,生かせる,生き抜く,生まれる,知る,確かめる,立つ,組み立てる,行う,迷う,進める,過ごす,適す,

■総合点 84点

■均衡点 2点
 

両者の良い点を
   中3 のんの(aohita)  2025年11月1日

 デジタルは正確な情報をドライに表現する。アナログは全体の中での位置づけを情緒的に表現する。デジタルウォッチは、時刻の表示だけでなく情報処理をデジタルで行うウォッチへと進化している。アナログウォッチは、頭脳にデジタルな演算処理機能を持たせたウォッチへと進化している。人間の脳に右脳と左脳があるように、デジタルとアナログも共存共栄で発展していくだろう。アナログとデジタルの両方を生かせるような人間になりたい。

まず、アナログとデジタルそれぞれを深く理解しておくことが重要である。単に「古いもの」「新しいもの」といった表面的な区分だけでは、それぞれが持つ本当の価値に気づくことはできない。欠点や特性、適した用途を理解して初めて、自分の中に判断基準が生まれるのだ。僕は学校の授業で複数の宗教について学び、それぞれの思想や価値観を比較しながら、自分なりに「なぜその教えが生まれ、どこで役立つのか」という視点を持つようになった。また、グループディベートでは、自分が必ずしも支持しない側の立場に立って議論を組み立てることもあった。こうした経験は、一つの物事だけを見て判断するのではなく、多面的に捉える姿勢の重要さを教えてくれた。アナログとデジタルを理解する際にも、同じ姿勢が求められるのだと思う。

次に、実際に使い分けてみることで、それぞれの良さを実感することが大切だ。知識として理解していても、体験してみないとわからない感覚や気づきがある。例えば僕は学校でマナーについて学び、二つの国を比較しながら「なぜその文化が生まれ、どうすればお互いにより良い形で尊重できるか」を考える授業を受けている。そこでは、形式ばった規則だけでなく、人と人が心地よく過ごすための“空気”のようなアナログ的な感覚が大きな役割を果たすことを知った。同時に、国を比較する際はデータを整理したり、事実を正確にまとめたりするデジタル的な考え方も欠かせない。この二つが揃って初めて、より深い理解に到達できるのだと実感した。使い分ける経験こそが、双方の価値を確かめる最も確実な手段だといえる。

確かに、一つの方法だけを使ったほうが楽である。判断に迷うこともなく、効率よく物事を進められる場面も多いだろう。しかし「両方を知る者だけが、より広い世界を見ることができる」という言葉があるように、二つの視点を併せ持つことで、一つでは決して到達できない深さにたどり着ける。アナログの持つ温度や曖昧さは、人の感情や創造性を豊かにする力を持っている。一方でデジタルの正確さや即時性は、複雑な課題を効率よく処理するために欠かせない。僕はこの二つを対立ではなく調和としてとらえ、状況に応じて柔軟に使いこなせる人間でありたい。そうすることで、これからの変化の激しい時代を、自分らしく、より豊かに生き抜くことができると信じている。