あおやゆさん、今回の作文は、自然のものと人工のものの違い(ちがい)や、それに対するあなたの考えがとてもよく伝わってきました。
木とプラスチックのスプーンの話を通して、物の良さや価値(かち)について自分の経験を交えながら深く考えている点が素晴らしいです。
「まるで」「みたい」などのたとえは使われていませんが、ナポレオンの言葉を引用して、自然の不完全さと人間のあり方を結びつけているところはとても説得力があります。
また、家族の話や自分の幼い(おさない)(ころ)の思い出を交えているため、文章に立体感があり、読み手に親しみやすさを感じさせます。
「躓いたっていいじゃないか人間だもの」という結びの言葉は、文章全体のテーマをうまくまとめていて、心に残る終わり方です。
このように、あなたの考えを具体的な例や引用を使ってしっかりと伝えられているところがとても良かったです。
これからも、自分の感じたことや考えを大切にして、文章に表現していってください。

項目(こうもく)評価】
・たとえの使用:なし(評価対象外)
・前の話聞いた話の活用:よく書けています
・ことわざの使用:なし(評価対象外)
一般(いっぱん)化の主題:よく書けています
・書き出しの結び:よく書けています
 

森リン評価 人間だもの hu 11月2週 あおやゆ
字数/基準字数:
1265字/1000字
思考点:77点
知識点:74点
表現点:77点
経験点:73点
総合点:83点
均衡点:8点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:8点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙20種25個80%77点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙53種96個55%74点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙108種215個50%77点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙36種57個63%73点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1265字
 77点
 74点
 77点
 73点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 20種 25個 (種類率80%) 77点
。むしろ,いるため,くると,しよう,すると,ただ単に,だろう,て思う,と思う,ないから,人間こそ,人間にとって,正しいと,求めざる,産地により,立地によって,経験によって,言えば,試験によって,進むと,

■知識語彙 53種 96個 (種類率55%) 74点
一番,不完全,不自然,世界,交互,人工,人間,値段,側面,劣化,化学,区別,原始,完璧,対応,工学,市場,年季,微妙,恩恵,意味,数量,文明,時代,普通,最大,木材,本来,材料,材質,機械,欠点,無理,物理,産地,目標,真理,社会,科学,種類,立地,素朴,素材,経験,綺麗,臨機応変,自然,行動,衝撃,解明,言葉,証明,試験,

■表現語彙 108種 215個 (種類率50%) 77点
あまり,いつか,いるため,お気に入り,こと,これ,さ,それ,それぞれ,たち,ほう,まね,もの,よう,ら,ん,コンピューター,サイズ,スプーン,デザイン,ナポレオン,プラスチック,ロボット,一つ,一番,不完全,不自然,世界,中,交互,人,人工,人間,今,何,何かしら,値段,側面,全て,劣化,化,化学,区別,原始,取り扱い,味,場,好き,完璧,家,対応,工学,差,市場,年季,形,微妙,性,恩恵,意味,数量,文明,方,時代,普通,最大,木,木材,本来,材料,材質,機械,欠点,母,気,無理,物,物理,産地,的,目,目標,真理,社会,私,科学,種類,立地,素朴,素材,経験,綺麗,考え方,臨機応変,自然,行動,衝撃,解明,言,言葉,証明,試験,誰,逆,違い,頃,頼,2つ,

■経験語彙 36種 57個 (種類率63%) 73点
いける,える,かける,じす,すぎる,せる,たよる,つくる,て思う,できる,と思う,もつ,られる,れる,わかる,作り上げる,使う,出る,取れる,受け止める,変える,愛す,成り立つ,持つ,改める,気づく,求める,生じる,直す,知る,置く,聞く,躓く,進む,違う,間違える,

■総合点 83点

■均衡点 8点
 

完璧とは
   小6 あおやゆ(aoyayu)  2025年11月2日

私たちは長い間、木綿と木の中で暮らしてきた。だが明治以降それを捨てて、新しいものへ、新しいものへと人工材料を追いかけてきた。木は同じ種類のものでも、産地により立地によって、材質が少しずつ違う。それは、物理的、化学的な試験によっても証明できないほどの微妙な差であるが、市場では長い経験によってそれぞれを区別し、値段も取り扱いも違っている。私たちは、機械文明の恩恵の中で、工学的な考え方に頼を置くあまり、数量的に証明できるものにのみ真理があり、それだけが正しいと言じすぎてきたきらいがあった。だが、自然がつくったものは、木のように原始的で素朴な材料であっても、コンピューターでは解明できない側面をもっているのである。今の時代は、機械化されて科学が進むと人工的なものにたよるようになったけれど、自然からえられるものには科学ではまねのできない良さがある。

私の家には2つのスプーンがある。同じような形、サイズだが素材が違う。プラスチックと木だ。私は小さい頃からこのスプーンを使っているが一番お気に入りなのはプラスチックだ。小さい頃の私の目には木よりもプラスチックの方が断然綺麗だと思った。母は木材の良さを知っていたのか、ただ単にお気に入りのデザインだったのかわからないが交互に使わせたが、ツルツルとした赤いスプーンが一番好きなスプーンだった。けれど、いつからか木のスプーンのほうがなんとなく良いような気もした。いつもプラスチックのスプーンが好きだったのに木のスプーンの方がいいんじゃないかと思うようになった。プラスチックは劣化しないが年季は出てこない。木材は劣化することもあるし衝撃にも弱いが年季が出てくると何物にも変えられない、まさしく「世界に一つだけ」の味が出てくる。これが木とプラスチックの最大の違いではないだろうか。

「全て自然でないものは不完全である」。この言葉はナポレオンの言葉だ。人間社会の人工的なものや無理に作り上げたものは本来の自然さがかけているために不完全さが生じるという意味である。無理に完璧にしようとすると自然さがないから逆に不自然のなる。これは人間も同じではないだろうか。人間に完璧すぎる人はいない。誰しも何かしらの欠点を持っている。完璧なのはロボットだけだと思う。間違えや不完全なものを「人間」というのではと私はこの言葉を聞いて思った。完璧であることはいいことだけど、人間性に関して言えば完璧でなくてもいいと思う。むしろ欠点や間違え全て受け止めて愛していける人間こそが一番普通の完璧とは違う意味で人間として完璧だ。

私たち人間にとって自然のものの良さは不完全であることで成り立つ物である。人間は機械のように完璧であるのが目標ではない。人間として正しい行動やその場にあった臨機応変な対応を取れる。間違えがあったとしても機械のように人に違うと言われなくても気づいて改めることができるのが人間だと思った。私も完璧を求めず、間違えても直していけるようになりたい。「躓いたっていいじゃないか人間だもの」