科学的態度(感想文)

   小5 あかすな(akasuna)  2025年11月3日

 科学的態度は、日常の生活におけるちょっとした心がけでこの態度を身につけることができる。まず、大切なことは物をよく見るということだ。よく見ることができれば、何かふいに落ちないことがあったとき「はてな。」「変だな。」と思うことができる。

しかし、問題は「はてな。」と感じたときそれだけで終わらせていいかという点にある。その時、「どうしてだろう。」と思い、それについて考えてみるようにしなければいけない。疑問をいだいたらそのままにほうっておかないで、実験したり調べることが大切だ。人間たち誰しもが身につけておく必要のある生活態度であるといえる。

 私は、先入観でものを見てしまった事が何度かある。それは自由時間の時に絵をかいて遊んでいるときのことだった。よく太陽をイラストや絵で描くときには、赤で描くことが多いだろう。

しかし私が思っているのは、実は太陽は赤色でも黄色でもなく、白色だということだ。なぜ絵をかくときには赤色を使って描くのか、私は考えてみることにした。

多分太陽を赤色で描くと、見ている人たちが温かい気持ちや、周囲の影や空に、温かみを加えられるなどというところだろうか。それを知った時、まるでカラフルだと思っていた絵の裏側に、本当の色が隠れていたのを見つけたような気持ちになった。

またもう一つは、トマトについてだ。前回の社会の時間の授業で「農業」について学んだ時のことだった。形の悪いトマトが売られていたのだが、とても安く売られていた。しかし私は安く売らなくてもよいというふうに思った。なぜなら、形の悪いトマトも悪くないトマトも味が同じだと思ったからだ。むしろ形の悪いトマトの方がおいしいかもしれない。安く売られており、形の良いものよりおいしいのなら形の悪いトマトを買った人の方が得をしているのだ。

 母に、先入観で物を見てしまった事について聞いてみた。すると母は、人を見た目や関係で判断してしまうことについて説明してくれた。人を見た目や関係で判断してしまい、実は話してみるといい人だったりすることがあるという話だ。私が入っているサッカーチームの役員をすることになった。一緒に役員をするお母さんは、母とは試合の応援に行ったときに挨拶をする程度の間柄で、あまり話したことのない人だったそうだ。

母は、そのお母さんのことを最初は少し苦手意識をもっており一緒に仕事をすることが心配だと言っていた。実際に一緒にお仕事をしてみるとその心配は杞憂に終わったそうで、話してみると面白く、いい人だったそうだ。今では楽しそうに仲良く役員をやっている。

私は母の話を聞いてみて、私の経験からもして、実際に話してみるとすごく面白かったり、楽しかったりすることはよくあることだと思った。

 私はこの長文を読んでみて、「どうしてだろう」と思った時自分の持っている知識で説明がつかないときには、その疑問とする点についてすぐ実験したり、調べたりするとよいということが分かった。また、実際に見たり観察したりすることは大切だということが分かった。そして、「百聞は一見に如かず」というように、人や物を見た目だけで判断してしまうとそんすることがあるのだと感じた。