あかすなさん、作文をよくがんばって書きましたね。
科学的態度(たいど)について、自分の考えをしっかりとまとめているところがとても立派(りっぱ)です。
「はてな」「変だな」と感じることの大切さや、その後に疑問(ぎもん)を深めて調べることの重要さがわかりやすく書けています。
また、太陽の色やトマトの話を通して、先入観にとらわれないことの意味を具体的に示し(しめし)ている点がすばらしいです。
「まるでカラフルだと思っていた絵の裏側(うらがわ)に、本当の色が隠れ(かくれ)ていたような気持ち」というたとえがうまく使われていて、読んでいてイメージがわきやすかったです。
さらに、お母さんの話を聞いて、自分の経験(けいけん)と結びつけて考えたことで、文章に深みが出ています。
前の話や聞いた話がよく書けていて、内容(ないよう)が立体的になっているのがよくわかります。
最後に、「百聞は一見に如か(しか)ず」ということわざを使ってまとめているのも、とても効果(こうか)的でした。
全体を通して、科学的態度(たいど)の大切さを自分の言葉でしっかり伝えられているので、とてもよい作文です。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえの使い方:たとえがうまく使われています
・前の話や聞いた話:前の話聞いた話がよく書けています
・ことわざの使用:ことわざがよく書けています
・わかったことの表現(ひょうげん):わかったことがよく書けています
・書き出しと結びの関係:書き出しの結びがよく書けています
 

森リン評価 科学的態度(感想文) nu 11月3週 あかすな
字数/基準字数:
1357字/800字
思考点:67点
知識点:65点
表現点:62点
経験点:70点
総合点:73点
均衡点:7点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:7点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙16種23個70%67点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙40種53個75%65点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙76種146個52%62点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙34種53個64%70点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1357字
 67点
 65点
 62点
 70点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 16種 23個 (種類率70%) 67点
nしかし,。しかし,。なぜ,「どうして,おいしいかも,が思う,しまうと,すると,たから,だろう,と思う,に思う,は考える,みると,如かざる,描くと,

■知識語彙 40種 53個 (種類率75%) 65点
一緒,一見,仕事,先入観,判断,前回,周囲,多分,大切,太陽,実験,役員,心配,応援,意識,挨拶,授業,時間,最初,本当,杞憂,疑問,白色,百聞,知識,社会,程度,経験,自分,苦手,裏側,観察,試合,説明,赤色,農業,長文,間柄,関係,黄色,

■表現語彙 76種 146個 (種類率52%) 62点
お母さん,こと,そう,それ,たち,とき,ところ,ふう,むしろ,もの,よう,カラフル,サッカー,チーム,トマト,一つ,一緒,一見,事,人,今,仕事,先入観,判断,前回,周囲,味,多分,大切,太陽,実験,形,影,役員,得,心配,応援,意識,挨拶,授業,方,時,時間,最初,本当,杞憂,母,気持ち,温かみ,点,物,疑問,白色,百聞,知識,社会,私,程度,空,経験,絵,自分,色,苦手,裏側,見た目,観察,試合,話,説明,赤色,農業,長文,間柄,関係,黄色,

■経験語彙 34種 53個 (種類率64%) 70点
おる,かく,が思う,くれる,しまう,しれる,そんする,つく,と思う,に思う,は考える,もつ,やる,られる,れる,使う,入る,分かる,加える,売る,如く,学ぶ,感じる,持つ,描く,知る,終わる,聞く,見つける,話す,読む,調べる,買う,隠れる,

■総合点 73点

■均衡点 7点
 

科学的態度(感想文)
   小5 あかすな(akasuna)  2025年11月3日

 科学的態度は、日常の生活におけるちょっとした心がけでこの態度を身につけることができる。まず、大切なことは物をよく見るということだ。よく見ることができれば、何かふいに落ちないことがあったとき「はてな。」「変だな。」と思うことができる。

しかし、問題は「はてな。」と感じたときそれだけで終わらせていいかという点にある。その時、「どうしてだろう。」と思い、それについて考えてみるようにしなければいけない。疑問をいだいたらそのままにほうっておかないで、実験したり調べることが大切だ。人間たち誰しもが身につけておく必要のある生活態度であるといえる。

 私は、先入観でものを見てしまった事が何度かある。それは自由時間の時に絵をかいて遊んでいるときのことだった。よく太陽をイラストや絵で描くときには、赤で描くことが多いだろう。

しかし私が思っているのは、実は太陽は赤色でも黄色でもなく、白色だということだ。なぜ絵をかくときには赤色を使って描くのか、私は考えてみることにした。

多分太陽を赤色で描くと、見ている人たちが温かい気持ちや、周囲の影や空に、温かみを加えられるなどというところだろうか。それを知った時、まるでカラフルだと思っていた絵の裏側に、本当の色が隠れていたのを見つけたような気持ちになった。

またもう一つは、トマトについてだ。前回の社会の時間の授業で「農業」について学んだ時のことだった。形の悪いトマトが売られていたのだが、とても安く売られていた。しかし私は安く売らなくてもよいというふうに思った。なぜなら、形の悪いトマトも悪くないトマトも味が同じだと思ったからだ。むしろ形の悪いトマトの方がおいしいかもしれない。安く売られており、形の良いものよりおいしいのなら形の悪いトマトを買った人の方が得をしているのだ。

 母に、先入観で物を見てしまった事について聞いてみた。すると母は、人を見た目や関係で判断してしまうことについて説明してくれた。人を見た目や関係で判断してしまい、実は話してみるといい人だったりすることがあるという話だ。私が入っているサッカーチームの役員をすることになった。一緒に役員をするお母さんは、母とは試合の応援に行ったときに挨拶をする程度の間柄で、あまり話したことのない人だったそうだ。

母は、そのお母さんのことを最初は少し苦手意識をもっており一緒に仕事をすることが心配だと言っていた。実際に一緒にお仕事をしてみるとその心配は杞憂に終わったそうで、話してみると面白く、いい人だったそうだ。今では楽しそうに仲良く役員をやっている。

私は母の話を聞いてみて、私の経験からもして、実際に話してみるとすごく面白かったり、楽しかったりすることはよくあることだと思った。

 私はこの長文を読んでみて、「どうしてだろう」と思った時自分の持っている知識で説明がつかないときには、その疑問とする点についてすぐ実験したり、調べたりするとよいということが分かった。また、実際に見たり観察したりすることは大切だということが分かった。そして、「百聞は一見に如かず」というように、人や物を見た目だけで判断してしまうとそんすることがあるのだと感じた。