あかるらさん、今回の作文は「古典」と「流行」というテーマについて、とても深く考えを
巡らせて書かれています。
まず、古典の
魅力やその
普遍性について、自分の音楽の授業の経験を交えて具体的に説明している点が素晴らしいです。
ベートーヴェンの話を通じて、古典がどのようにして生まれ、
受け継がれてきたかを理解しやすく伝えています。
また、流行の良さについても、音楽や昔話の「わらしべ長者」を例に挙げて説明しているので、説得力があります。
古典と流行の両方の価値を認めつつ、それらをバランスよく
捉える視点がしっかりしているのも印象的です。
さらに、最後に「感受性豊かな時期に多くの物事に接することの大切さ」をまとめとして書き、未来への意欲も感じられます。
文章全体が論理的に展開されており、複数の意見をうまく組み合わせている点も高く評価できます。
これからも自分の体験や具体例を活かしながら、考えを深めていってください。
【
項目評価】
・複数の意見がよく書けています。
・体験実例がよく書けています。
・昔話の実例がよく書けています。
・総合化の主題がよく書けています。
森リン評価 常に流行りのもとは古典にある yu 11月3週 あかるら字数/基準字数: 1432字/1000字 思考点:79点 知識点:94点 表現点:92点 経験点:100点 総合点:93点 均衡点:2点
| ●語彙学年表
| | 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
|---|
| 思考点 | | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | | 経験点 | | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
|
1200字換算: 思考点:点 知識点:点 表現点:点 経験点:点 総合点:点 均衡点:2点
| ●換算語彙学年表
| | 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
|---|
| 思考点 | | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | | 経験点 | | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
|
●語彙の説明| 語彙 | 種類 | 個数 | 種類率 | 点数 | 説明 |
|---|
| 思考語彙 | 21種 | 29個 | 72% | 79点 | 考える言葉です。 理由、方法、原因などの説明の語彙。 多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
|
| 知識語彙 | 82種 | 115個 | 71% | 94点 | 難しい言葉です。 社会的な例や調べた例の語彙。 多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
|
| 表現語彙 | 142種 | 223個 | 64% | 92点 | 豊かな言葉です。 話題の幅が広い語彙。 多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
|
| 経験語彙 | 54種 | 63個 | 86% | 100点 | 詳しい言葉です。 身近な例や経験した例の語彙。 多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
|
| 種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。 |
1432字
 | | 79点
 | | 94点
 | | 92点
 | | 100点
 |
| 字数 | | 思考語彙 | | 知識語彙 | | 表現語彙 | | 経験語彙 |
■思考語彙 21種 29個 (種類率72%) 79点
一方, 確か,、つまり,。しかし,。確か,いくため,いるから,からこそ,が言える,すべき,そのため,だろう,と考える,と言える,また同様,を考える,囚われざる,廃れざる,掴むから,聞けば,運気によって,
■知識語彙 82種 115個 (種類率71%) 94点
一時期,一節,一言,一部,中国,事件,事故,交流,価値,共感,分野,加速,印象,参考,古典,商品,土台,大人,大切,子供,学習,幸福,当時,得意,心地,思春,想像,意味,感動,感受性,手段,挑戦,授業,既存,昔話,時代,時期,曲調,最後,有名,期間,未来,楽器,楽曲,歌詞,殺到,永遠,注意,流行,物事,物語,現代,理由,発展,発表,目的,社会,結果,聴衆,背景,自分,自身,興味,苦手,裕福,製作,視点,言葉,話題,誕生,販売,連鎖,進歩,運気,過去,長年,長者,関係,関心,音楽,音楽家,魅了,
■表現語彙 142種 223個 (種類率64%) 92点
確か,。確か,あの手この手,あまり,いくため,いつ,うち,きっかけ,こと,さ,そう,そのため,それ,それぞれ,たち,ならでは,また同様,もの,よう,わけ,わらしべ,クラシック,スタイル,チャンス,ニュース,バランス,ベートーヴェン,メロディー,リズム,一,一つ,一時期,一節,一言,一部,上,中国,事件,事故,交流,人,人々,今,何,価値,先,共感,分野,加速,印象,参考,古典,商品,土台,多く,大人,大切,好み,子供,学習,幸福,店,当時,形,得意,心,心地,思春,想像,意味,感,感動,感受性,手段,持ち物,挑戦,授業,新た,既存,昔話,時代,時期,曲,曲調,最後,有名,期,期間,未来,楽器,楽曲,様々,歌詞,殺到,永遠,注意,流れ,流行,物,物事,物語,現代,理由,男,発展,発表,目,目的,社会,神,私,結果,耳,聴衆,背景,自分,自身,興味,苦手,藁,蜂,裕福,製作,視点,言葉,話題,誕生,誰,豊か,販売,連鎖,進歩,運気,過去,達,長年,長者,関係,関心,音楽,音楽家,魅了,
■経験語彙 54種 63個 (種類率86%) 100点
が言える,きる,くくる,しまう,せる,つける,できる,と考える,と言える,ゆく,られる,れる,を考える,介す,付き合う,作り出す,使う,出す,出る,分かる,刻み込む,受け入れる,含む,囚われる,変える,奪い合う,学ぶ,廃れる,惹く,愛す,感じる,打つ,持ち歩く,持つ,接す,掴む,支える,楽しむ,楽しめる,残る,流す,生きる,異なる,磨く,続ける,繋がる,繋げる,聞く,至る,見通す,触れる,過ぎる,選ぶ,集まる,
■総合点 93点
■均衡点 2点
常に流行りのもとは古典にある
中2 あかるら(akarura)
2025年11月3日
古典とは、永遠に新しいものである。確かに時代の流行を代表する作品には風俗の親近感や精神構造を持っている。しかし時代の変化に応じてその多くは消えてしまう。人間とは矛盾した感性を抱き合わせに持っている複雑な生き物だ。古典とはその最も人間的なものをその時代の具体的な素材を用いて抽象の中に表現しうるものである。
確かに古典が長い間愛され続けてきたのは、それたけの魅力があるからだ。味のあるものは時間が立つほど心を惹きつけるものである。本でいう古典もそうだが、音楽もまた同様だと考える。音楽における古典はやはりクラシックだろう。私は今音楽の授業でクラシックの楽曲を学習している。一言で「クラシック」と言ってもスタイルや曲調は様々である。その長年愛されている理由は、子供も大人も楽しめ、永遠に耳に残るメロディーだと考える。有名な一節を聞けば、誰でもどの曲か分かることもそのためではないか。しかし、過去の音楽家たちは長い目で、つまり未来の私達の好みを見通して一曲一曲を製作していたわけではない。授業で学んだことだがベートーヴェンのように、当時の人々の耳に心地良い一曲、つまり流行する楽曲を世に出し、音楽家として生きていくためにあの手この手で製作していた人もいたようだ。しかしその一つ一つ次第に受け入れられ、形を変えなからも聴衆の心を打ち続けてきたことに「古典」としての感動が出ているのだろう。そして今に繋がり、新たな流行を支える土台となっている。現代の流行音楽でも既存のクラシック音楽の一部が含まれているものも多い。社会の流れが加速しているからこそ、いつの時代でも廃れず人を魅了し続けるクラシックは、それだけの価値があるのではないか。
一方、流行のものは多くの人々の心を惹きつけ、楽しませる。音楽も同じだ。新しく発表された楽曲が流行し話題になるのは、それがその時代ならではの歌詞や使う楽器、リズム感に共感が集まり、クラシックとは異なった視点から人々を掴むからだ。有名な昔話でも同じことが言える。「わらしべ長者」はある貧しい男が神に従って藁にくくりつけた蜂を持ち歩いたことをきっかけに多くの人々との交流と運気によって次第に裕福になっていく物語だ。一つの小さなものから持ち物を介した交流が誕生し、その男が幸福な結果に至った背景には、男が持っていた物への興味、つまり流行があったと言えるだろう。その連鎖が結果へと繋がってゆくのだ。確かに流行に注意し過ぎるあまり目的や手段を選ばなくなるなど流され過きることには意味がない。中国のニュースで見たことだが、一時期の流行商品を販売していた店にその関心から多くの人が殺到し、商品を奪い合うことで事件や事故へと発展してしまったそうだ。しかし、私たちは流行と付き合う上でのバランスを考えることで、古いものを参考に少し先の未来を想像しながら「流行」を作り出し、進歩することができるのではないか。
確かに古典にも流行のものにもそれぞれ良さがある。しかし最も大切なことは、古典、流行に関係なく感受性豊かな時期に多くの物事に接し自分自身を磨いていくことである。「何よりも大切にすべきは、若いうちに、心に深く刻み込まれた印象である。」という言葉がある。特に思春期は多くのことに触れ、感じ、学ぶ最後のチャンスの期間である。私も分野や得意苦手に囚われず、次々に新しいことに挑戦し、未来の自分へ繋げていきたい。