あさくささん、作文を読ませていただきました。
お兄ちゃんからもらったぬいぐるみ「ミミちゃん」との思い出が、とても心温まる形で書かれていますね。
ぬいぐるみがただの物ではなく、安心や勇気をくれる大切な存在(そんざい)であることがよく伝わってきました。
特に、アメリカに来たときの不安な気持ちと、それをぬいぐるみが支えてくれた経験が具体的に書かれていて、読んでいる人も共感しやすいです。
「ミミちゃん」という名前の由来についてのやりとりも、家族のやさしい関係が感じられて素敵でした。
また、「人間にとって『古いもの』とは記憶(きおく)に残る大切なもの」という考えがしっかりとまとめられていて、一般(いっぱん)化の主題がよく書けています。
最後に、寝相(ねぞう)の悪さでミミちゃんを蹴飛ばし(けとばし)てしまう様子がユーモラスに描か(えがか)れていて、文章の締めくくり(しめくくり)としても効果的でした。
全体を通して、具体的な体験と感想がバランスよく組み合わさっていて、とても読みやすく心に残る作文になっています。

項目(こうもく)評価】
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
一般(いっぱん)化の主題がよく書けています
・書き出しの結びがよく書けています
 

森リン評価 古い物とは hu 11月4週 あさくさ
字数/基準字数:
770字/1000字
思考点:59点
知識点:52点
表現点:53点
経験点:55点
総合点:62点
均衡点:7点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:81点
知識点:74点
表現点:77点
経験点:76点
総合点:77点
均衡点:7点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙13種18個72%59点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙22種28個79%52点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙56種109個51%53点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙24種39個62%55点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
770字
 59点
 52点
 53点
 55点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 13種 18個 (種類率72%) 59点
。だから,しまうから,たらしい,だろう,と思う,ないから,なじめざる,なると,のため,人間にとって,今度こそ,伝えよう,僕にとって,

■知識語彙 22種 28個 (種類率79%) 52点
一番,一緒,不安,人間,今度,今日,修学旅行,前後,勇気,名前,大事,大切,学校,安心,寝相,絶対,自分,行事,記念,記憶,試合,誕生,

■表現語彙 56種 109個 (種類率51%) 53点
おかげ,お礼,こづかい,こと,ころ,さ,そば,それ,ちゃん,とき,ぬいぐるみ,のため,もの,よう,アメリカ,プレゼント,ミミ,一,一つ,一番,一緒,不安,二,人間,今,今度,今日,何,修学旅行,僕,兄ちゃん,前,前後,勇気,名前,大事,大切,学校,安心,寝相,年,日,朝,歳,母,絶対,耳,自分,行事,観,記念,記憶,試合,話,誕生,逆,

■経験語彙 24種 39個 (種類率62%) 55点
おく,くれる,しまう,すぎる,つける,てる,できる,と思う,なじめる,られる,伝える,出す,受け取る,名付ける,寝る,忘れる,残る,泣く,渡す,笑う,聞く,買う,蹴飛ばす,連れる,

■総合点 62点

■均衡点 7点
 

古い物とは
   小6 あさくさ(asakusa)  2025年11月4日

 「ぐーー…バッタン!」

 僕にとって一番古いものは、お兄ちゃんがくれたぬいぐるみだ。お兄ちゃんは学校の修学旅行のような行事でアメフトの試合を観に行った。その日は母の誕生日だった。母はお兄ちゃんにおこづかいを渡し、こう言った。

「自分のために何か一つ記念になるものを買っておいで。」

 お兄ちゃんは母のために誕生日プレゼントを買い、さらに僕にもぬいぐるみを買ってきてくれた。僕はそれを受け取ったとき、嬉しくて笑うことしかできなかった。

 二年前にその話を聞いたけれど、まだお礼を言っていない。だから今度こそ伝えようと思っている。僕はそのぬいぐるみに「ミミちゃん」と名前をつけた。本当は逆だと思う。耳がないからミミちゃんと名付けたらしいが、僕は思わず「逆じゃない?」と言ってしまった。でもまあ、そういうものだろう。

 ミミちゃんは今も僕のそばにいて、いつも一緒に寝ている。ただ、朝になるといつもいなくなっている。寝相が悪すぎて蹴飛ばしてしまうからだ。

 僕が初めてアメリカに来たとき、不安でいっぱいだった。でもミミちゃんがそばにいてくれたおかげで安心できた。アメリカの学校にもなかなかなじめず、すぐ泣いてしまったこともあった。でもミミちゃんを一緒に連れて行ったときは、勇気を出すことができた。

 人間にとって「古いもの」とは、記憶に残っている大事なものなのだと思う。お兄ちゃんがぬいぐるみをくれたのは、僕が一歳前後のころ。僕にとって一番古いものだけれど、絶対に忘れられない。だから「古いもの」とは、記憶に残る大切なものなのだ。

「あー、またミミちゃん蹴飛ばしてる!」

 今日も寝相の悪さで、ミミちゃんを蹴飛ばしてしまったようだ。