身近にある自然
小6 あかな(akakana)
2025年11月3日
誰もがよく知っている御伽噺「桃太郎」は、「ある日おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました」という語り出から始まっている。年寄りが行けるような所に、薪採りのできる林があり、家のすぐそばには洗濯のできるきれいな小川が流れている、この素朴な集落の光景は、日本人にとっての一つの原風景といってもよいだろう。こうした人間の身近にあって生活のさまざまな面で利用されるような森林を、日本人は里山と呼んできた。この里山の特色は、人間によってきわめて集約的に利用されながら、決して消滅することなく、長く維持されてきたことにある。
私の家の前には大きな木がたっている。その木は植えたわけではなく、元から生えていた木だ。ある日、家に木を切る業者が来てその木を切っていた。そしてその木が切られてから私の生活は変化した。今までは、その木があるおかげで途中から傘をささなくて良かったが、木を切ってから傘をささなくてはいけなくなった。木を切る前までは、「この木邪魔だな」「空が見えづらいな」と思っていたが、木を切って改めて木って大事だなと思った。私の場合、傘をさせなくなっただけだが、他の場所では土砂崩れや大雨などの大きな災害をときにはもたらすことがある。だからこそ日頃から、防災対策をしようと思った。
学校には数字の「5」の形に非常に似た木がある。その木は私たち入学する前からあり、一年のときにその木に「五木」と、友達と名前をつけた。一年生から学校から帰るたびに「五木じゃあね」と声をかけていた。その「五木」からは桑の実が取れる。なので五月から六月になったら低い位置にある実だけこっそり摘んで食べていたこともある。また、学校にある木をどれか一つスケッチしてくださいの授業もあった。私はもちろん「五木」を描いた。それだけの思い出があるのでこれからも「五木」を大切にしていきたい。
私はこの課題で小学4、5年に学習した、「SDGs」の13「気候変動に具体的な対策を」の課題を思い出した。それについて調べていると、世界中で気候変動が急激に増えている傾向にあるらしい。特に「CO2」が日本や世界でとても増えている。日本で「CO2」が増えている理由は、木の切り過ぎ、またそれによって車が出した「CO2」人間が出す「CO2」をうまく酸素に変えられないからだ。今の現状をより良くするためには、公共交通機関や、徒歩を出来るだけ利用することが大切だ。私がいっているのは、遠い距離を公共交通機関で移動しろとではない。徒歩で移動できる距離は徒歩、駅から近いところなら公共交通機関にしてほしい。人間と自然は友のようにつり合いが取れている。他にも海や、山などでも適切な関係だ。しかし、人間はそれを壊そうとする傾向にある為、努力が必要だ。
「両手に花」のことわざがあるように人間にとって自然とは友のように仲のいい関係である。なのでこれからもその関係を崩さないように努力しようと思う。