みさとさんの作文は、アナログ時計とデジタル時計の特徴(とくちょう)をわかりやすく比較(ひかく)し、それを自分の生き方や学びに結びつけている点がとても素晴らしいです。
時計の機能や歴史的な変遷(へんせん)を具体的な数字で示し、両者の長所と短所をバランスよく説明しているため、読者に理解しやすい内容になっています。
また、デジタル的な見方とアナログ的な見方の両方を活かす方法について、自分の体験を交えて具体的に書いているところも良いですね。
特に、数字を使う説得力やグラフの視覚的効果についての体験実例が、説得力を高めています。
さらに、最後に「自分が最高だと思うものを作る」という先生の言葉を引用し、自分の感性を大切にする姿勢を示している点も印象的です。
このように、具体的な実例や名言を取り入れながら、自分の考えをしっかりとまとめているところがみさとさんの作文の大きな強みです。
今後も、こうした具体例や自分の経験を活かして、さらに深い内容に挑戦(ちょうせん)していってください。

項目(こうもく)評価】
・方法がよく書けています。
・体験実例がよく書けています。
・名言がよく書けています。
・生き方の主題がよく書けています。
 

森リン評価 デジタルとかアナログじゃなくて ru 11月4週 みさと
字数/基準字数:
1523字/1000字
思考点:67点
知識点:85点
表現点:83点
経験点:82点
総合点:82点
均衡点:3点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:3点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙16種18個89%67点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙69種97個71%85点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙121種210個58%83点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙42種61個69%82点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1523字
 67点
 85点
 83点
 82点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 16種 18個 (種類率89%) 67点
 たしかに, 第,、たしかに,。だから,。例えば,あるため,おけば,ことらしい,そのため,だろう,と思う,なければ,はもちろん,まず第,言うと,選ばざる,

■知識語彙 69種 97個 (種類率71%) 85点
両方,中学,人間,仕様,位置,作成,個人,先生,全体,共存,共栄,具体,凡人,前回,前後,単元,印象,反論,右脳,困難,場面,多方面,大事,大切,学年,学校,小学校,小学生,左脳,年生,得意,情報,感性,数値,数字,方法,明確,時計,最高,模試,機会,機能,正確,活用,演説,点数,現実,理解,発展,発想,目的,相手,納得,結果,綺麗,自分,表示,見方,視聴,視覚,言葉,試験,説得,課題,資格,関連,限界,頭脳,高学年,

■表現語彙 121種 210個 (種類率58%) 83点
あるため,こと,ごと,さ,そのため,それ,それぞれ,たくさん,ところ,もの,よう,ん,アドバイス,アナログ,グラフ,スピーチ,ダメ,ツール,デジタル,データ,プレゼンテーション,一,上,両方,中,中学,事,二,人,人間,今,仕様,位置,位置づけ,何,作成,例,個人,先,先生,全体,共存,共栄,具体,凡人,前回,前後,力,単元,印象,反論,右脳,困難,図,場面,多方面,大事,大切,学年,学校,小学校,小学生,左脳,年生,得意,情報,感性,手,数値,数字,方法,明確,時,時計,最高,棒グラフ,検,様々,模試,機会,機能,正確,活,活用,演説,点数,現実,理解,発展,発想,的,目的,相手,私,納得,結果,綺麗,者,脳,自分,英,表示,見た目,見方,視聴,視覚,言い方,言葉,試験,説得,誰,課題,資格,間違い,関連,限界,際,面,頃,頭脳,高学年,

■経験語彙 42種 61個 (種類率69%) 82点
あらわす,いれる,おく,かせる,しまう,せる,できる,と思う,もつ,もらう,られる,れる,伸ばす,作り上げる,作る,入れる,分かる,加える,取る,受ける,受け入れる,増す,学ぶ,帰る,役に立つ,恵まれる,感じる,慣れる,書く,残る,比べる,真似る,磨く,示す,続く,表す,見える,見据える,見直す,覚える,読む,選ぶ,

■総合点 82点

■均衡点 3点
 

デジタルとかアナログじゃなくて
   中3 みさと(aetami)  2025年11月4日



時計を選ぶときにはいろいろな選択肢があるが、文字盤がアナログかデジタルかで選ぶというのもある。1980年頃にはデジタルがアナログを上回り、今度はその反動で1990年にはデジタルの比率は2割にまで落ち込んだ。今は国内の3割程度がデジタル時計だろう。

デジタルは「断片的情報」であり、より正確な情報をドライかつ明確に表示できる。アナログは「情緒的情報」というように、全体の傾向や位置づけを表すことが得意。それぞれ良いところもあれば、欠けている部分もある。では、時計として見ると、アナログ時計は瞬時におおまかな時刻を読み取ることや、残り時間を算出しやすく、デジタル時計は正確な時刻を表示できる。近年、文字盤にストップウォッチやタイマーなど別時計を表示する、多機能のデジタルの頭脳をもったアナログ時計もできてきている。人間の脳にも右脳と左脳があるように、時計のデジタルとアナログも共存共栄で発展していく事だろう。

 私は、アナログとデジタルの両方をいアナログとデジタルの両方を活かせるような人間になりたい。

 そのためには、まず第一の方法として、デジタル的な見方ができるようにしておくことだ。私は学校にて、課題やスピーチ、演説をする機会に多く恵まれてきた。まだそういう機会に慣れていなかった小学生低学年の頃、誰にもらったのか、何を読んだのかは覚えていないが、今でも覚えているアドバイスを受けた。それは「数字をいれると説得力が増す」というものだった。明確な数字をデータとして示すことで、相手はその情報を、より現実的なものとして受け入れられ、言い方を選ばず言うと反論がしにくくなる、ということらしい。

 第二の方法はもちろん、アナログ的な発想もできるようにしておくことだ。

先ほどの例に続くことになるが、私は小学生高学年の頃、数値に加えてグラフや図を加える分かりやすさも学んだ。正確な数値を、正確に・分かりやすくグラフにあらわすことで、視覚的な面からも視聴者を納得させることができる。デジタル的な方法だけでは、たしかに具体的な数値が見えて分かりやすいが、前後との関連や全体での位置づけなどを理解するのは困難である。実際、私は中学3年生であるため、模試や資格を取る試験(英検など)を受ける機会も多いのだが、その時に帰ってくる結果は、前回の私の数値と比べてのグラフや、全体の中での点数の位置を表す棒グラフなどがたくさん書いてある。個人的にあの方法はとても分かりやすいと感じている。それを見ることで、目的をしっかり見据えることができるし、自分のダメだったところを単元ごとに見直すことだってできているのだ。

 たしかに、デジタル的な見方も、アナログ的な見方も、それぞれ大事である。また、自分の得意なことだけを伸ばすことだって大切で大事なことである。だが、デジタル的な見方とアナログ的な見方の両方を磨いておけば、どんな場面でも役に立つこと間違いなしだろう。例えば、私が先ほど書いたように、プレゼンテーションを作成するとなった際に、様々なツールからより分かりやすいものを選んで活用することができる。だが、両方の見方を手に入れていなければ、見た目の綺麗さやよくあるグラフを真似た、凡人仕様が限界になってしまう。小学校の先生に言われた「人と同じとか、人より上とか、そういうんじゃなくて、自分が最高だと思うものを作れ」という言葉が印象に残っている。だから、デジタルとかアナログじゃなくて、これからも自分の感性を多方面から磨いて、たくさんの最高のものを作り上げていきたいと思う。