たおくん、こんにちは。いつも面白い長編力作で、読むのが楽しみです。12月もがんばろう。
＜＜え2010/573み＞＞
あきたおさん、新幹線の旅と駅弁の話をとても楽しく書いてくれましたね。
新幹線に乗るときのわくわく感や、駅弁を買うために早くから並ぶ様子がよく伝わってきました。
「山」というお弁当の説明がとてもていねいで、まるで目の前にそのお弁当があるように感じられました。
「入れ物がまるで本当の蛸壺みたい」というたとえも使っていて、たとえがうまく使われています。
また、お母さんの子どものころの話や家族のエピソードが入っていて、文章に深みが出ています。
前の話聞いた話がよく書けていますね。
お母さんとお父さんの仲良しな様子が伝わってきて、読んでいるこちらもほっとしました。
ですますがよく書けていて、読みやすい文章になっています。
駅弁を通じて旅の楽しさや家族のつながりを感じられる、とても素敵な作文でした。
これからも、身近なことや自分の思いを大切にして、楽しく書いてくださいね。
【項目評価】
内容の充実:とてもよい
表現力:よい(たとえがうまく使われています)
構成力:よい(前の話聞いた話がよく書けています)
文のわかりやすさ:よい(ですますがよく書けています)
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1313字/700字
思考点:44点
知識点:64点
表現点:71点
経験点:66点
総合点:60点
均衡点:0点
■思考語彙 7種 11個 （種類率64%） 44点
たいから,たので,だから,と思う,ません,出来るから,行くから,
■知識語彙 39種 49個 （種類率80%） 64点
京都,以外,値段,内緒,出発,刺身,博多,危機一髪,合宿,吉本,和久,喫茶店,土地,堪能,大阪,家族,小学校,年生,座席,弁当,必須,手軽,料亭,新大阪,新幹線,本当,母子,毎回,漫才,特製,珈琲,空腹,絶対,贅沢,車内,長距離,駅弁,高級,鮮明,
■表現語彙 95種 139個 （種類率68%） 71点
いくら,お母さん,お父さん,こと,これ,そう,その後,それ,たま,とき,ところ,のぞみ,ばあちゃん,ほっぺた,ほど,よう,ん,サンド,ジュース,チラシ,ドキドキ,バス,バレエ,ミックス,一,上,下,丸,京都,人,今,他,以外,仲良し,値段,傳,僕,内緒,円,出発,刺身,前,博多,危機一髪,合宿,吉本,味,和久,喫茶店,嘘,回,土地,堪能,夏,大阪,家族,小学校,山,年生,店,座席,弁当,必須,手軽,料亭,新大阪,新幹線,旅,時,本当,極,段,母子,毎回,泊まり,漫才,特製,珈琲,痛み,皆さん,福,空腹,絶対,見送り,観,話,贅沢,車内,長距離,食べ物,駅,駅弁,高級,鮮明,鯛,
■経験語彙 31種 40個 （種類率78%） 66点
せる,つく,できる,でる,とぼける,と思う,られる,れる,わかる,バレる,下さる,乗る,伴う,出来る,受け取る,味わう,帰る,得る,怒る,戻る,敷き詰める,気づく,泣く,聞く,落ちる,覚える,許す,詰まる,買う,離れる,食べる,
■総合点 60点
■均衡点 0点
駅弁は駅の宝
小4 あきたお（akitao）
2025年11月4日
僕は、東京駅から軽井沢や那須塩原、また博多駅から関西へ行く際には必ず新幹線に乗車します。列車の旅は僕が好きなこと一つです。そして、僕が新幹線に乗る際には、必ず駅弁を買い車内で食べます。あさまとはやぶさを乗る時は、「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」と言う日本一美味しい海苔弁のお店の「山」というお弁当を必ず毎回いただきます。「山」というお弁当は、一番下にご飯、その上に丁寧に海苔が乗せられていて、一番上にメインの鶏肉の照り焼きが美しく輝いているお弁当です。前回、那須塩原へ行った際に、東京駅で開店１時間以上前から家族で並び、８時の開店時に一番に買うことが出来ました。久しぶりに食べた「山」の弁当はやはり最高に美味しかったです。駅弁といえば、僕はとても食べてみたいと強い願望を抱いている駅弁があります。兵庫県の「引っ張りだこ弁」これは一度は食べてみたいです。理由はＮＨＫテレビの「探検ファクトリー」という番組で、駅弁の工場を訪ねていた際に、僕の大好きなすっちーと中川家が引っ張りだこ弁をもうそれは美味しそうに食べていて、この駅弁には興味深い歴史もあったので食べてみたくなりました。そして引っ張りだこ弁の、入れ物がまるで本当の蛸壺みたいだからです。ぜひ皆さんも駅弁を食べてみて下さい。
ところで、駅弁の話ですが、博多駅からのぞみに乗って新大阪や京都に行く時は、僕は絶対に駅弁を食べません。なぜなら、大阪にある「丸福珈琲店」という喫茶店ででるたまごサンドとミックスジュースが、ほっぺたが落ちるほど美味しく、それを心から堪能したいからです。空腹以外あり得ません。そして、その後に吉本の漫才を観に行くからです。
僕のお母さんは、小学校２年生の時に、初めて１人で長距離バスに乗って、バレエの夏合宿に行きました。家族がいないバスの旅、初めてのお泊まりだったのでバスが出発する前、見送りに来ていた僕のおばあちゃんに、わからないように座席で泣いたそうです。今でもそのことは鮮明に覚えていて、母子が離れるときは痛みが伴うんだなと思いました。ところでまた駅弁の話に戻りますが、お母さんは京都から帰る前に、毎回お父さんに内緒でこっそり買うお弁当があります。「和久傳」の２段弁当です。これは下の段に鯛のお刺身が敷き詰められた特製チラシ、上の段には、料亭の味が詰まった贅沢の極、最高級弁当（５４００円）です。一回お父さんに気づかれそうになって、
「それいくら？」
と聞かれたそうです。お母さんはドキドキしましたが、
「いくらだったかな？」
ととぼけて危機一髪だったそうです。その後本当のことを言って、値段がバレましたが、仲良しだからお父さんは、怒らなかったそうです。
僕は、お母さんの話を聞いて、嘘をついて許されるほどお母さんとお父さんは仲良しなんだなと思いました。
新大阪に行くとき以外、新幹線に乗る時は駅弁が必須だなと思いました。なぜなら、他の土地の食べ物を味わうことができ、手軽に車内で食べることが出来るからです。駅弁は旅をより一層ワクワクさせます。
そうして僕は美味しそうな「山」を受け取りました。