【まえ先生からのひとこと♪】
試合の日の緊張感、仲間と力を合わせて挑んだワクワク感、そして最後のくやしさまで、とても素直にまっすぐ書けています。読んでいるこちらにも、グラウンドの空気や声援が聞こえてくるようでした。特に二試合目では、失点から立ち直って一つずつ点を返していく場面が臨場感たっぷりで、チームのがんばりがよく伝わってきました。六年生への思い、監督の涙、自分が流した涙も、すべて「本気で戦ったからこそ」の気持ちですね。この経験が次への力に変わっていく感じがしっかり表現されていて、とても読み応えのある作文でした。
【特に優れていた点】
・試合前の緊張、試合中の盛り上がり、負けたあとの悔しさが流れとしてきれいにつながっていた点
・二試合目の細かな描写がのびのびとしていて、臨場感があった点
・仲間や監督との気持ちのやり取りが自然に書けていた点
【まえ先生からのひとことアドバイス♪】
・二試合目の場面はとてもよく書けているので、「自分が特に心に残った瞬間」を一つだけ深掘りできたら良いね!
・最後の段落で「次の試合こそ勝ちたい」という気持ちが出ているので、「そのために自分はどんな練習をしたいのか」まで書けると良いですね!
■思考語彙 6種 8個 (種類率75%) 41点
。しかし,。だから,たので,戦うう,試合こそ,諦めざる,
■知識語彙 27種 40個 (種類率68%) 56点
不足,中国,今年,今日,優勝,印象,反撃,大会,失点,守備,実力,年生,強敵,日本人,昨日,最後,毎回,気合,監督,相手,結果,絶対,緊張,練習,試合,追加,雰囲気,
■表現語彙 67種 132個 (種類率51%) 58点
〇,おととい,こと,せい,それ,たくさん,たち,ぼく,みんな,よう,エラー,ゲッツー,チーム,テンション,トーナメント,バット,ヒット,ピッチャー,一,三,不足,中国,九,二,五,今年,今日,優勝,全て,六,十,印象,反撃,四,回,声,夜,大会,失点,守備,実力,対,年,年生,強敵,戦,日本人,昨日,最後,次,毎回,気合,気持ち,涙,点,監督,目,相手,結果,絶対,緊張,練習,表,裏,試合,追加,雰囲気,
■経験語彙 30種 45個 (種類率67%) 64点
かける,しまう,つられる,できる,ふりきる,られる,下がる,入れる,出る,切り替える,加わる,勝つ,取る,取れる,変わる,寝る,感じる,戦う,打つ,打てる,抑える,残る,泣く,流す,盛り上がる,終わる,諦める,負ける,重なる,頑張る,
■総合点 56点
■均衡点 2点
今年最後の野球大会
小5 あおひは(aohiha)
2025年12月1日
「今日は勝つ!」
とぼくは気合を入れた おとといは試合があった 二チームと戦ううトーナメント戦だった。相手はイーグルスとドリームキッズだった。中国の日本人チームで戦う大会は年に三回あり、ぼくたちのチームドルフィンズは一回も優勝していない。だからこの試合は絶対に勝ちたかった。ぼくは昨日の夜なかなか寝られないほど緊張していた。
一試合目はドリームキッズと戦った。結果は二十対一でドルフィンズが勝った。たくさん点が取れたのでとても盛り上がった。チームのみんながたくさんヒットを打てたことが印象に残った。ぼくが頑張ったことは、バットをふりきることができた。うれしかったことは、みんなで声をかけながら楽しくし試合を戦ったことだ。
二試合目はイーグルスと戦った。イーグルスは今年の全ての大会で優勝していて、ぼくたち一回しか勝ったことの無い強敵だ。一回の表でみんなが緊張していたせいか、ドルフィンズのエラーが重なり五点という重い失点をして、そのせいでみんなのテンションが下がってしまった。しかしみんなが諦めずに、気持ちを切り替えて、二回からピッチャーも変わって〇点で抑え、一回の裏から毎回一点ずつ反撃をした。ぼくもヒットを打ち、守備でもゲッツーを取ることができた。みんなも盛り上がってまるでぼくたちが勝っているような雰囲気になっていた。しかし、四回で追加点が加わり九対三で負けてしまったぼくは声が出なくなるほどくやしかった。
六年生の最後の試合だったので絶対に勝ちたかった。六年生は試合が終わったらすぐ泣いていた。五年生も泣いた。ぼくは監督の涙を流したのを見て、それにつられて泣いた。まだまだ実力が不足していることを感じた。いっぱい練習して、次の試合こそ勝ちたい。