あかさほさん、今回の作文は、言葉が私たちの行動や結果にどのような影響(えいきょう)与える(あたえる)かについて、とても具体的な例を交えてよく考えられている点が素晴らしいです。
特に、自分のバレエの経験を通して、言葉が行動のプラスになる面とブレーキになる面の両方をバランスよく説明しているところが印象的でした。
具体的な体験をもとにした説明は、説得力があり、読んでいる人にわかりやすく伝わります。
また、先生からのアドバイスを受けて技術が向上したエピソードは、言葉の力を実感できる良い例となっています。
さらに、「自身は成功の第一の秘訣である」という名言を引用し、それを自分の考えと結びつけている点もとても効果的です。
作文の最後に、自分の目標や努力の方向性を示していることから、前向きな姿勢が伝わってきます。
全体として、論理的にまとまっていて、あかさほさんの考えがしっかりと表現されている良い作品です。

項目(こうもく)評価】
体験実例がよく書けています。
複数の意見がよく書けています。
名言がよく書けています。
総合化の主題がよく書けています。
 

森リン評価 成功体験を積み重ねることの大切さ yu 12月1週 あかさほ
字数/基準字数:
1214字/1000字
思考点:77点
知識点:65点
表現点:67点
経験点:71点
総合点:75点
均衡点:5点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:5点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙20種30個67%77点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙40種76個53%65点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙87種184個47%67点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙35種73個48%71点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1214字
 77点
 65点
 67点
 71点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 20種 30個 (種類率67%) 77点
 しかし, 確か,。しかし,。つまり,あると,しまうと,しよう,そのため,つけると,と思う,と考える,なければ,ならざる,の第,みると,もいえ,を考える,回ろう,経つと,考えると,

■知識語彙 40種 76個 (種類率53%) 65点
一生懸命,一番,一直線,不安,両足,人間,以前,体験,先生,勉強,大切,失敗,完成,小学校,年生,必死,怪我,意識,成功,時間,最初,最近,水曜日,特徴,発言,目標,秘訣,空中,経験,結果,綺麗,練習,自信,自分,自身,行動,言葉,週間,進行,集中,

■表現語彙 87種 184個 (種類率47%) 67点
 確か,いつか,きっかけ,こと,これ,そこ,そのため,その後,それぞれ,たくさん,もの,よう,わけ,アドバイス,ターン,バレエ,ブレーキ,プラス,一,一つ,一生懸命,一番,一直線,不安,両足,中,人間,以前,体,体験,何,働き,先,先々,先生,前,力,勉強,四,大切,失敗,完成,小学校,年生,度,後,後ろ足,必死,急,怪我,意識,成功,技,振り付け,時,時間,最初,最近,本,楽,気,水曜日,特徴,発言,目,目標,私,秘訣,空中,経験,結果,綺麗,練習,脳,自信,自分,自身,行動,言葉,足,週,週間,進行,間,集中,面,頃,

■経験語彙 35種 73個 (種類率48%) 71点
あげる,しまう,つける,できる,と思う,と考える,もいえ,もらう,られる,を考える,上げる,与える,働く,動く,向かう,向ける,回る,回れる,始める,思い出す,感じる,持つ,持てる,振り上げる,活かす,積み重ねる,経つ,習う,覚える,読む,跳ぶ,転ぶ,重ねる,飛ぶ,飛べる,

■総合点 75点

■均衡点 5点
 

成功体験を積み重ねることの大切さ
   中2 あかさほ(akasaho)  2025年12月1日

 私たちは、随意運動により、ある目標に向かって脳がひとりでに働いて行動することがある。ところで、何をするにしろ、失敗しないように気をつけるとどういうわけか失敗してしまう。「失敗」と言う言葉をきっかけに、以前失敗した時の脳の働きが進行して失敗すると言うことだ。これは、言葉を持っている人間の特徴ともいえる。つまり、以前に成功した経験があると、脳の働きがひとりでに進行して、成功を重ねることになる。

 私は、言葉には行動にプラスを与える面があると考える。私はバレエを習っている。最近、両足を同時に上げて跳ぶ「グラン・パ・ドシャ」という技の練習を始めた。最初は、振り付けを覚えることに必死で、それぞれの技の完成度に目を向けることができなかった。しかし、最近は振り付けをすぐに覚えられるようになったことで、一つ一つの技に集中できるようになった。グラン・パ・ドシャを練習する時には、「後に振り上げる足をあげる」ことを意識して練習していた。しかし、なかなか高く飛べるようにならず、いつかできるようになるのかなと思っていた。しかし、先々週の水曜日に、先生にあるアドバイスをもらったことで高く綺麗に飛べるようになった。そのアドバイスは、「先に振り上げる足を勢いよく振り上げる」というものだった。この技では、空中にいる間に両足が一直線になることが目標だ。そのことを意識し、前の足よりも上げにくい後ろ足を振り上げることばかり意識していた。その結果、勢いよく跳ぶことができていなかったのだ。このアドバイスをもらってから、意識して飛んでみると、いつもよりも体が軽いように感じ、楽に高く跳ぶことができた。このように、言葉が行動や結果にプラスを与える面がある。

 しかし、言葉が行動のブレーキになることもあると考える。バレエでは、小学校四年生頃からターンの練習も始めている。小学校5年生の時に、ターンの練習中に転んでしまったことがあった。そこまで痛くはなく、怪我もしなかった。その後一週間くらいは回ろうとしても、体がうまく動かなかった。少し時間が経つと、回ることができるようになった。しかし、転んだことを思い出してしまうと、「転ばないかな」と不安になってしまい、うまく回れない。それどころか、転んでしまうこともある。転んだことを考えると、急にとても怖くなってしまうのだと考えている。しかし、転んだことを思い出さなければ、うまく回ることができるのだ。このように、言葉が行動のブレーキになることもある。

 確かに、言葉には大きな力がある。しかし、「自身は成功の第一の秘訣である」という言葉があるように、一番大切なことは、自分に自信が持てるような成功体験を積み重ね、言葉の持つプラス面を活かすことだと考えた。また、言葉のプラス面を活かすような発言をできる人間になりたいと考えている。そのために、たくさんの本を読んで、一生懸命勉強しようと考えた。