素晴らしい本

   小5 ともとも(tomotomo)  2025年11月4日

 素晴らしい本                             

                             大瀧 智仁

 観察や思考が積み重なればかさなるほど、たくさんの本を読むことが必要になってゆく。ファーブル昆虫記を読む事によって昆虫の世界はより良く分かる。いくら我々が苦労しても、経験することができない経験である。

「この本もう読み終わった?」

 母が僕が十五少年漂流記という本を、読むことを中断していて他の本を読んでいるときにいった言葉だ。

 僕は作家ジュール・ヴェルヌさんの一五少年漂流記を小学校二年生の四月に読み始めた。読み始めた時は、自分と同い年ぐらいの少年たちの、冒険の物語に、ドキドキしたり、ハラハラしたりとドラえもんの漫画のように楽しく読み進めた。しかし、四分の三ぐらい読み進めると、海賊たちが島に上陸して戦いが起こって、仲間の少年二人が死んでしまった。その時僕は、人間が死ぬと死んでしまった人の仲間がどんな気持ちになるのかを初めて実感した。その場面を読んでいた時、僕も物語りの一員と感じて読んでいたので悲しすぎて読めなくなってしまって、五ヶ月感その本に触れる気になれなかった。

 五ヶ月後、心の準備がようやくできて読む勇気が湧いてきた。そして五ヶ月ぶりにその本を読んだ。しかし読む時、仲間が死んでしまった悲しいページは読む気になれなかったので飛ばして読んだ。

僕はその時ページ飛ばしてしてしまったけれど今振り返って対処法を考えると、死んでしまった仲間の意志を注ぐと少しだも楽になると思った。なのでもし大事な友達が死んでしまった時はその友達の意志を注ぎたい。

 

 と言うような話があり母にも

「本を読んで成長したことは?」

と聞いてみた。

母は僕が生まれた時子育ての経験がゼロだった。なので母は僕がどう思っているのかなや、どうして泣いているのかなと困って本を読んだ。また先輩から聞いて深めていったそうだ。そうして沢山本をよんでいき子供はこう言う時にこうするんだと知識を深めていった。

母は

「困った時にいつも本を読んでいるよ」

と言っていた。僕もこまった時は辞書で調べているのと同じだと思った。母は今も子育ての本を読んで勉強をしている。

もし僕が母だったらインターネットで調べてしまうかもしれないので本で調べるんがすごいと思った。

読書とは人間にとって人を成長させてくれる物である。なぜならば、人は本を読むと自分を見直すきっかけになり自分の悪いところを見直し、修正できるからだ。百聞は一見にしかずと言うことわざがある通り読書も良い本を見つけるにはたくさん本を読まなきゃいけないので僕は読書を沢山して、良い本を見つけたい。