文章全体を通して、読書に対する深い思いや考えがよく伝わってきます。
特に、自分が本を読んで感じたことや心の動きが具体的に書かれていて、読んでいる人にその場面の気持ちが伝わりやすいです。
「十五少年漂流記」を読んで悲しい場面で感じたことや、その後の自分の気持ちの変化が素直に表現されていて、感情の動きがよくわかります。
また、お母さんの子育ての話を取り入れて、自分の経験だけでなく家族の話も書いているので、文章に深みが出ています。
ことわざ「百聞は一見にしかず」を使って、読書の大切さを説明している点もとてもよいです。
文章の最後に、自分の目標として「良い本を見つけたい」と書いているところから、読書に対する前向きな気持ちが伝わってきます。
全体的に、たとえ話や具体的なエピソードがしっかり使われていて、わかりやすく読みやすい文章になっています。
【項目評価】
・感想の具体性:よく書けています
・たとえの使い方:たとえがうまく使われています
・前の話や聞いた話:前の話聞いた話がよく書けています
・ことわざの使用:ことわざがよく書けています
・わかったことの表現:わかったことがよく書けています
・書き出しと結びの対応:書き出しの結びがよく書けています
内容★ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1192字/800字
思考点:69点
知識点:62点
表現点:66点
経験点:73点
総合点:73点
均衡点:6点
■思考語彙 17種 22個 (種類率77%) 69点
、どうして,。しかし,。なぜ,しかざる,しまうかも,たので,できるから,と思う,どう思う,ないので,ならば,を考える,人間にとって,注ぐと,考えると,読むと,進めると,
■知識語彙 36種 51個 (種類率71%) 62点
一員,一見,上陸,中断,人間,仲間,作家,修正,先輩,冒険,勇気,勉強,友達,四月,場面,大事,子供,実感,対処,小学校,少年,年生,意志,成長,海賊,準備,漂流,漫画,物語,百聞,知識,経験,自分,言葉,読書,辞書,
■表現語彙 84種 155個 (種類率54%) 66点
きっかけ,こと,ことわざ,さん,そう,たくさん,たち,とき,ところ,ぶり,よう,ん,インターネット,ジュール,ゼロ,ドキドキ,ドラえもん,ページ,ヶ月,一,一員,一見,三,上陸,中断,二,五,人,人間,今,他,仲間,作家,修正,僕,先輩,冒険,分の,勇気,勉強,十,友達,同い年,四,四月,場面,大事,子供,子育て,実感,対処,小学校,少年,島,年生,後,心,意志,感,成長,戦い,時,本,楽,母,気,気持ち,法,海賊,準備,漂流,漫画,物,物語,百聞,知識,経験,自分,言葉,記,話,読書,辞書,通り,
■経験語彙 36種 82個 (種類率44%) 73点
いける,くれる,こまる,しく,しまう,しれる,すぎる,せる,できる,と思う,どう思う,なれる,よぶ,を考える,困る,始める,感じる,振り返る,死ぬ,泣く,注ぐ,深める,湧く,物語る,生まれる,終わる,聞く,見つける,見直す,触れる,読む,読める,調べる,起こる,進める,飛ばす,
■総合点 73点
■均衡点 6点
素晴らしい本
小5 ともとも(tomotomo)
2025年11月4日
素晴らしい本
大瀧 智仁
観察や思考が積み重なればかさなるほど、たくさんの本を読むことが必要になってゆく。ファーブル昆虫記を読む事によって昆虫の世界はより良く分かる。いくら我々が苦労しても、経験することができない経験である。
「この本もう読み終わった?」
母が僕が十五少年漂流記という本を、読むことを中断していて他の本を読んでいるときにいった言葉だ。
僕は作家ジュール・ヴェルヌさんの一五少年漂流記を小学校二年生の四月に読み始めた。読み始めた時は、自分と同い年ぐらいの少年たちの、冒険の物語に、ドキドキしたり、ハラハラしたりとドラえもんの漫画のように楽しく読み進めた。しかし、四分の三ぐらい読み進めると、海賊たちが島に上陸して戦いが起こって、仲間の少年二人が死んでしまった。その時僕は、人間が死ぬと死んでしまった人の仲間がどんな気持ちになるのかを初めて実感した。その場面を読んでいた時、僕も物語りの一員と感じて読んでいたので悲しすぎて読めなくなってしまって、五ヶ月感その本に触れる気になれなかった。
五ヶ月後、心の準備がようやくできて読む勇気が湧いてきた。そして五ヶ月ぶりにその本を読んだ。しかし読む時、仲間が死んでしまった悲しいページは読む気になれなかったので飛ばして読んだ。
僕はその時ページ飛ばしてしてしまったけれど今振り返って対処法を考えると、死んでしまった仲間の意志を注ぐと少しだも楽になると思った。なのでもし大事な友達が死んでしまった時はその友達の意志を注ぎたい。
と言うような話があり母にも
「本を読んで成長したことは?」
と聞いてみた。
母は僕が生まれた時子育ての経験がゼロだった。なので母は僕がどう思っているのかなや、どうして泣いているのかなと困って本を読んだ。また先輩から聞いて深めていったそうだ。そうして沢山本をよんでいき子供はこう言う時にこうするんだと知識を深めていった。
母は
「困った時にいつも本を読んでいるよ」
と言っていた。僕もこまった時は辞書で調べているのと同じだと思った。母は今も子育ての本を読んで勉強をしている。
もし僕が母だったらインターネットで調べてしまうかもしれないので本で調べるんがすごいと思った。
読書とは人間にとって人を成長させてくれる物である。なぜならば、人は本を読むと自分を見直すきっかけになり自分の悪いところを見直し、修正できるからだ。百聞は一見にしかずと言うことわざがある通り読書も良い本を見つけるにはたくさん本を読まなきゃいけないので僕は読書を沢山して、良い本を見つけたい。