学校生活で困難に立ち向かった事
中3 あさもも(asamomo)
2025年12月1日
私が立ち向かった困難は、ミーティング委員になって、全校生徒が参加する話し合いを進行する立場に立った事である。
学校内の困りごとというと、大抵は落とし物をした、○○日にイベントを開きたい、等で、そこまで時間を要しない。
しかし、たまに話し合うのに一工夫必要な議題が出る。その中で最も大変な議題が、いじめの議題である。
こういった議題には答えがないため、話し合いが進まないのだ。
落とし物や催し物の議題は決めることがハッキリしていて進めやすいが、いじめや物の使い方に関しては答えが出ないまま話し合いが終わることもある。
いじめの議題は、加害者が何をしたのかを突き止めて加害者に被害者への謝罪と罰則を与えるのではなく、加害者も悩んでいるからこのような行動に走ったのではないかと考え、加害者の悩みも話し合えるものであれば話し合い、解決である。
いじめの議題で一番困ったことは、加害者も被害者も黙り込んでしまう事。
このような議題をスムーズに終わらせるのは、話し合いに参加している生徒みんなで協力することが肝要である。
だが、話し合いが長く続くと疲れて頭も回らなくなる。そんな時は、書記が書いてくれているノートを見返す。話の流れを改めて確認することで、次に何を話したらいいのか明確になるからだ。
いじめの議題の話し合いの雰囲気は当然いいものではないが、いじめで何があったのかを一つ一つひも解いて解決に導いた時の達成感が気持ちよい。