<<え2013/105み>>身近な自然体験と、クマに関する★調べた話 を実例にあげたことで自然に対して広い視野で考えたことがよく書けました。
あえほあさんの作文は、自然や動物への深い思いがよく伝わってきます。
まず、公園の四季の移り変わりを丁寧に描写しているところが素晴らしいです。
「まるでお花畑のように」というたとえがうまく使われていて、季節の美しさが目に浮かびます。
また、自然の大切さについて自分の考えをしっかり述べている点も立派です。
「どんな小さな命でも大切にしよう」という気持ちが素直に表現されていて、読む人の心に響きます。
クマの出没について調べたことを四つの理由に分けて説明しているので、文章がわかりやすくなっています。
調べた内容を自分の意見と結びつけているところも、作文に深みを与えています。
最後に、人間と自然の関係についての考えがまとめられていて、一般化の主題がよく書けています。
全体として、自然への愛情と調べ学習の成果がよく表現された作文です。
【項目評価】
・たとえの使用:よくできている
・調べた話の活用:よくできている
・一般化の主題:よくできている
・文章のわかりやすさ:よくできている
・書き出しの結び:評価対象外(感想文のため)
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1348字/1000字
思考点:77点
知識点:78点
表現点:86点
経験点:76点
総合点:85点
均衡点:6点
■思考語彙 20種 25個 (種類率80%) 77点
。だから,いるから,いる可能,からなぜ,しまうかも,しよう,たから,たため,だから,ところかも,と思う,と考える,は思う,みると,よく考える,人間にとって,作れば,放棄によって,自粛によって,行けば,
■知識語彙 58種 90個 (種類率64%) 78点
一因,不作,不十分,両側,主食,二酸化炭素,人口,人里,人間,人類,今年,以上,保護,個体,全部,公園,出没,分布,動物,各地,地域,境界,増加,変化,大切,存在,底流,想定,感動,拡大,放棄,政策,日本,春夏秋冬,最後,最近,東日本,植物,歳月,狩猟,生活,畏敬,管理,紅葉,紹介,絶滅,自然,自粛,行動,要因,赤色,道路,酸素,里山,鍾乳洞,頑丈,高速,黄色,
■表現語彙 129種 220個 (種類率59%) 86点
あいまい,いる可能,いろいろ,お花畑,かけ,こと,すみか,そう,そこ,それ,たため,たち,たび,ところ,ほか,もと,もの,よう,わたし,ん,オレンジ,クマ,グマ,ケース,ドングリ,ブナ,マンション,一,一つ,一因,三つ,不作,不十分,両側,主食,二つ,二酸化炭素,人,人口,人里,人間,人類,今,今年,以上,保護,個体,全部,公園,冬,出没,分布,動き,動物,勘違い,各地,命,四つ,地域,域,境界,増加,変化,夏,大切,大好き,好き,子グマ,存在,家,崖,底流,性,想定,感動,所,手,拡大,放棄,政策,数,方,日本,昔,春,春夏秋冬,時,最後,最近,木,東日本,枝,柿,柿の木,植物,歳月,物,狩猟,生活,畏敬,的,目,秋,管理,紅葉,紹介,絶滅,緑,自然,自粛,色,花,葉っぱ,行動,要因,親,赤色,近く,道,道路,酸素,里山,鍾乳洞,頑丈,食べ物,餌,高速,鮮やか,黄色,
■経験語彙 38種 55個 (種類率69%) 76点
かける,しまう,しれる,せる,つく,できる,と思う,と考える,は思う,よく考える,られる,れる,下りる,作る,作れる,入る,出来上がる,呼ぶ,咲かせる,増える,壊す,変える,変わる,建てる,怖がる,感じる,慣れる,教える,散る,暮らす,植える,欠く,求める,無くなる,生える,生まれる,覆う,調べる,
■総合点 85点
■均衡点 6点
自然と共に生きるには
小6 あえほあ(aehoa)
2025年11月4日
年寄りが行けるような身近な所に、薪狩りのできる林があり、また、家のすぐそばには洗濯のできるきれいな小川が流れているといった、この素朴な集落の光景は、日本人にとっての一つの原風景といってもよいだろう。そこで思いあたるのは、この国のもともとの集落形成が、多くの場合、扇状地から始められてきたことだ。また、こうした里山への動きかけの底流には、自然への畏敬があった。
わたしの家の近くに公園がある。道の両側に植物が植えてあって春には、白い花を咲かせて、夏になったら緑の葉っぱで覆われて、秋になったら紅葉のような黄色、オレンジ、赤色の葉っぱに変わり、冬になったら葉っぱが全部散り枝だけになる。まるでお花畑のように春夏秋冬を感じられる植物が、わたしは大好きだ。ほかにも公園には、柿の木があったりしていろいろな植物や木が生えている所も好きな所だ。そもそもわたしは自然が大好きなのだ。植物や木の色鮮やかなところ人でも作れないような崖や鍾乳洞を見るたびに感動するのだ。長い歳月をかけて出来上がったものは頑丈で、でも美しい。それは今の人間ではできないことである。でもそんな美しい自然を壊して家やマンション、高速道路にしてしまう。たった小さな葉っぱでも一つの命なんだから大切にしてほしいなとわたしは思う。といってもわたしが今暮らしている家ももとは木や植物が生えていたところかもしれない。だから、家などを建てるなとは言っていない、ただ植物を大切にしてといっているのだ。そこを勘違いしないでほしい。どんな小さな命でも大切にしようということをもっと一人一人がよく考えてほしいなとわたしは思っている。実際植物が絶滅したら二酸化炭素を酸素に変える物は無くなってしまうかもしれないと考えてみるといいと思う。
最近日本各地でクマの出没が増えているからなぜ今増えているのかを調べてみたから四つ紹介する。まず一つ目はドングリなどの餌についてだ。今年は特にブナやコナラなど、クマの主食であるドングリが不作だった地域が多くて、クマたちは食べ物を求めて人里に下りてきているそうだ。わたしだったらドングリの木を植えるかなと思った。二つ目は、クマの個体数の増加と分布域の拡大だ。保護政策や狩猟の自粛によって、クマの数が増えてきているのも一因。特に東日本では個体数の管理が不十分だったため、想定以上にクマが増えている可能性があるそうだ。三つ目は、人間の生活の変化だ。里山の放棄によって、クマと人間の生活の境界があいまいになってきているのも大きな要因。昔は人の手が入っていた里山が、今ではクマのすみかになっていることもあるそうだ。最後に四つ目は、クマの行動の変化だ。最近は「人を怖がらないクマ」が増えてきていて、人間の存在に慣れてしまった「アーバンベア」と呼ばれるクマもいるそうだ。親グマが子グマに「人里に行けば柿があるよ」と人間のように教えているケースもあるそうだ。
人間にとって自然とは欠かせない大切なものであるし人類が生まれた時からあったものである。植物が絶滅しても人口的に作ればいいじゃないかと思う人がいるとは思うが自然に作られた植物の方がわたしはいいなと思う。でも自然だけ大切にするのではなく動物も大切にするのだ。