あかすなさんの作文は、料理を通して学んだことや感じたことがとてもよく伝わってきます。
自分の好きな料理や作った経験(けいけん)を具体的に書いているので、読んでいて楽しくなりました。
特に、ホットココアを作るときの失敗と成功の話は、失敗から学ぶ大切さがよくわかります。
「まるでベテランカフェが作った高級ココアのように感じるほどおいしかった」というたとえがうまく使われていて、味の違い(ちがい)がイメージしやすかったです。
また、お母さんの話を取り入れているので、文章に深みが出ています。
人の好みがそれぞれ違う(ちがう)ことを学んだ点も、作文に広がりを持たせていますね。
最後に「塵も積もれば山となる」ということわざを使って、自分の成長をまとめているところも素晴らしい(すばらしい)です。
書き出しの「よしっ。できた!」から結びの「あ~、おいしかった。」まで、料理の楽しさが伝わってきて、文章のまとまりもよく感じました。
これからも、身近な経験(けいけん)を大切にして、楽しく書き続けてください。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・具体的な体験がよく書けています。
・たとえがうまく使われています。
・前の話聞いた話がよく書けています。
・ことわざがよく書けています。
・わかったことがよく書けています。
・書き出しの結びがよく書けています。

内容(ないよう)◎ 構成(こうせい)◎ 題材◎ 表現(ひょうげん)◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準(きじゅん)字数:1116字/800字
思考点:51点
知識(ちしき)点:64点
表現(ひょうげん)点:76点
経験(けいけん)点:69点
総合(そうごう)点:65点
均衡(きんこう)点:1点

 


■思考語彙 10種 10個 (種類率100%) 51点
おいしく思う,せざる,そのため,と思う,なので,は思う,れるので,作るため,積もれば,間違えざる,

■知識語彙 39種 46個 (種類率85%) 64点
一緒,上手,今日,創造,努力,味噌汁,器具,国語,基礎,場面,大切,失敗,女性,学力,学校,家族,年生,必要,成功,成長,手軽,料理,栄養,栄養素,毎日,用意,発表,知識,算数,納豆,練習,自分,説明,調味,調理,部分,順番,風味,高級,

■表現語彙 107種 165個 (種類率65%) 76点
いろいろ,うち,お菓子,こと,ことわざ,ご飯,さ,そのため,それ,それぞれ,たくさん,とき,ぶん,もの,やじ,よう,カフェ,クラス,グミ,ココア,デザート,バランス,バレンタイン,ベテラン,ベーコン,ホット,ムース,一,一緒,上手,中,事,人,今日,何,作るため,具,創造,努力,卵,口,味付け,味噌汁,器具,四,回,国語,基礎,場面,塵,夜,大切,失敗,女性,好き,好み,姉,学力,学校,家,家族,山,年生,度,必要,思い,成功,成長,手伝い,手軽,料,料理,日,書,月,材,栄養,栄養素,様々,次,母,毎日,水,玉ねぎ,用意,発表,知識,私,積み重ね,算数,粉,納豆,練習,自分,話,説明,調味,調理,通り,部分,頃,順番,風味,食べ物,飲み物,高級,ml,

■経験語彙 33種 56個 (種類率59%) 69点
おいしく思う,おさえる,おる,きれる,くれる,しまう,つながる,できる,と思う,は思う,ゆく,よる,れる,わかる,作る,入れる,出る,分かる,含む,学ぶ,感じる,書く,気づく,混ぜる,知る,積み重ねる,積もる,練る,習う,聞く,語る,間違える,食べる,

■総合点 65点

■均衡点 1点
 

12.1週 おいしかったことまずかったこと
   小5 あかすな(akasuna)  2025年12月1日

 「よしっ。できた!」

私は食べることが好きでよく家の手伝いで夜ご飯をお手伝いすることがある。私が一番おいしく感じているものは、「カルボナーラ」と「卵と玉ねぎが入っている味噌汁」だ。

特に美味しいところは、カルボナーラの味付けのバランスや中の具材のベーコン。玉ねぎの柔らかさや、卵の風味が好きでおいしく思う。

家の手伝いをするといったが、姉やじぶんだけでデザートやお菓子を作ったこともある。成功したことや、失敗したこと、初めて知ったことなどたくさんある。

 私が作ったことのある食べ物や飲み物は、「グミ」や「ムース」、「ホットココア」だ。作るときにはいろいろな知識が出てくる。また学校で習っている算数や国語の部分も必要とする場面がある。そのため、料理を作るときには様々な知識が必要になってくるのだ。

四年生ぐらいの頃は基礎学力とクラスを習っており、月に一回の創造発表でグミを作ることにしたのだ。調理器具や調味料を用意し、どの順番で具材を混ぜてゆくかが大切になってくると思っている。ムースは姉と一緒にバレンタインの日に家族で食べるように作ったのだ。

グミやムースは失敗せず、間違えずに作ることができたが、失敗してしまった事もある。

それは、ホットココアを作ったときのことだった。ココアの粉を入れ、水をその中に入れ練ると説明書に書かれていたが、10mlと100mlを間違えてしまったのだ。

そのココアは思いもよらないくらいまずく、次の日に作ったホットココアはまるでベテランカフェが作った高級ココアのように感じるほどおいしかった。

このようなことからわかることは、積み重ねることが大切だということだ。

 母においしかった食べ物とまずかった食べ物を聞いてみた。すると母は、納豆が好きで毎日食べている。栄養がありおいしいと語っていた。女性に必要な栄養素がたくさん含まれていて、手軽に食べれるので良いと言っていた。

母は、味噌汁があまりおいしいとは思ったことがないが、私が好きなのでよく夜ご飯に作ってくれているのだ。

母の話を聞いてみて、私は人の好みはそれぞれだということを学んだ。

私はおいしいものを作るためには、積み重ね練習することが大切だということが分かった。また、何度も作るうちに少しずつ上手になっていく自分に気づき、「塵も積もれば山となる」ということわざの通り、小さな努力の積み重ねが大きな成長につながるのだと感じた。

今日も手伝いでご飯を作った。とてもおいしく、口の中ではおさえきれなかった。

「あ~、おいしかった。」