あえほあさん、今回の作文は、朝寝坊(あさねぼう)して慌てる(あわてる)様子がとても生き生きと伝わってきました。
「ドンドンドンという音がわたしの耳に響く(ひびく)」や「のび太のように家を飛び出した」という表現は、場面の緊迫(きんぱく)感やあえほあさんの気持ちがよく伝わってきて、たとえがうまく使われています。
また、母から聞いた飛行機に乗り遅れ(のりおくれ)そうになった話を入れることで、作文が立体的になり、あえほあさん自身の体験だけでなく、家族の話も交えている点がとても良いです。
遅刻(ちこく)の反省と対策(たいさく)についても、自分の経験を踏まえ(ふまえ)てしっかり考えがまとめられているので、文章の説得力が増しています。
最後に、目覚まし時計の時間を変えるという具体的な行動で締めくくっ(しめくくっ)ているところも、作文全体をきれいにまとめていて、書き出しの情景と結びがつながっているのが感じられます。
これからも、具体的な描写(びょうしゃ)や家族の話をうまく取り入れて、読み手に伝わる文章を書いていきましょう。

項目(こうもく)評価】
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
・書き出しの結びがよく書けています
 

森リン評価 急げ! hu 12月1週 あえほあ
字数/基準字数:
1287字/1000字
思考点:62点
知識点:63点
表現点:71点
経験点:95点
総合点:69点
均衡点:-3点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:-3点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙14種14個100%62点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙37種57個65%63点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙95種168個57%71点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙51種78個65%95点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1287字
 62点
 63点
 71点
 95点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 14種 14個 (種類率100%) 62点
。だから,。なぜ,しよう,すると,たらしい,た場合,と思う,ないから,ないらしい,を考える,焦れば,着くと,考えるば,遠いから,

■知識語彙 37種 57個 (種類率65%) 63点
一言,上着,事件,会社,出発,勝負,反省,場所,大変,学校,完全,対策,巨人,敷物,旅行,時計,時間,朝寝坊,案内,検査,消滅,準備,無我夢中,班長,登校,瞬間,給食,自分,航空,荷物,設定,近所,進行,遅刻,階段,集合,飛行機,

■表現語彙 95種 168個 (種類率57%) 71点
いや,こっち,こと,これ,ごはん,ご飯,そう,たち,た場合,とき,どれ,のび太,もの,よう,わけ,わたし,ギリギリ,ドア,ドキドキ,ドン,ハンカチ,ブラッシング,プライド,ベット,ランドセル,リビング,一言,上着,中,丸のみ,事,事件,人,会社,何,先,出発,分,勝負,反省,口,場所,大変,子,学校,完全,家,対策,巨人,後,後ろ,心,敷物,方,旅行,時,時計,時間,朝,朝寝坊,案内,検査,次,歯磨き,母,気持ち,消滅,準備,無我夢中,班,班長,登校,目覚まし,真っ赤,着替え,瞬間,箸,給食,耳,自分,航空,荷物,袋,設定,話,近所,進行,遅刻,階段,集合,音,頭,顔,飛行機,髪,

■経験語彙 51種 78個 (種類率65%) 95点
かう,かたまる,かれる,くださる,しまう,せかす,できる,と思う,もらう,やける,やる,ゆでる,れる,を考える,下りる,並ぶ,乗り遅れる,乗る,入る,入れる,出来る,分かる,取り掛かる,学ぶ,急ぐ,慌てる,気づく,混ざる,焦る,着く,着る,笑う,終わる,続ける,繰り返す,置く,聞く,背負う,覚える,誓う,謝る,譲る,走る,遅れる,閉じる,間に合う,響く,飛び出す,食べる,駆ける,高まる,

■総合点 69点

■均衡点 -3点
 

急げ!
   小6 あえほあ(aehoa)  2025年12月1日

 「やばい、寝過ごした!」わたしは慌てて布団から飛び出した。

 わたしは学校に遅れたことは無いが、遅れそうになったことがある。朝、7時20分に起きてしまった。最初は、ぼやけていたがしばらくすると、自分が朝寝坊していることに気づいたわたしは、急いでベットから飛び出した。階段を駆け下りていく、ドンドンドンという音がわたしの耳に響く。慌ててリビングに着くともう朝ごはんはできていた。「ごめん!」と一言、母に謝ってご飯を食べる。わたしの頭の中は、早く食べなきゃという気持ちと美味しいが混ざっていた、そんなときわたしは学校の準備をしていなかったことに気づく。そうなるとわたしの頭からは美味しいという気持ちが完全に消滅した。そして、早く食べなきゃという気持ちがもっと高まった。早く、早くと自分をせかしていた。と言ってもわたしは巨人ではないから丸のみはできない。焦れば焦るほどご飯は口に入らない。やっとご飯を食べ終わって、着替えをして、歯磨きをして、髪をブラッシングして、やっと学校の準備に取り掛かった。給食袋に箸とハンカチ、敷物を入れて・・・と準備をしていたらもう8時だった。時計を見た瞬間わたしは、「げっ。もうこんな時間だ!」と上着を着て、ランドセルを背負ってさあ、出発とのび太のように家を飛び出した。わたしの家から集合場所は少しだけ遠いから無我夢中で走った。これは時間との勝負だ。わたしの学校は近所の人とかたまって登校する。わたしはその班の班長だ。班長のプライドとして遅刻するわけにはいかない。そうずっと心に誓っていた。なのに朝寝坊をしてしまったわたしは、少しだけ遅れてしまった。班の子に謝った後すぐに学校に出発進行したが、班の子には少しだけ笑われてしまいわたしの顔がゆでだこのように真っ赤になった。これはもう二度と繰り返したくない話だ。

 母に聞いた話。これは、まだわたしが小さかった時の話だ。何の旅行に行ったかは母も覚えていなかったが、飛行機に乗り遅れそうになったという母がとても焦ったことがあったらしい。なぜ、遅れそうになったのかは分からないらしいが、とにかくその時は走って走って、メロスのように走り続けたそうだ。航空会社の人に「こっちです!」と案内されながら走った。間に合わなかったら置いてかれてしまう。だから、急いだ。荷物検査のときも後ろの方に並んでいたが航空会社の人が「先にこの人たちの検査してください!」と譲ってもらった。そして飛行機のドアが閉じるギリギリで乗ることが出来たそうだ。この話はわたしが覚えていなくても、聞くだけでどれだけ大変だったかが分かる、大事件だと思う。

 遅刻とは、一度やってしまったらその時は恥ずかしいかったり、ドキドキするが、次は同じことを繰り返さないようにしようと学ぶことができるものだ。遅刻や朝寝坊はあまりしない方がいい、いやしない方がいいのだがもし、やってしまった場合はその事を反省してもうしないようにどう対策するかを考えればいいのだ。

「アラーム設定をっと。」わたしは目覚まし時計の時間を6時30分に設定した。