美味しかったもの、まずかったもの

   小5 たかさら(takasara)  2025年12月1日

 「よーし!ようやくできた!」

私はフライパンの上にのっている目玉焼きを見て言った。人生初の目玉焼きはひっくり返すときに潰れてしまった。フライ返しを使いお皿に乗っけて食べてみると、塩と胡椒が効きすぎてしょっぱく辛かった。私の顔はまるでレモンを何個も食べた人のような顔をしていたという。私はこれを初めての料理のしっぱいと思った。

 私の料理のしっぱいの経験はあと一つある。

 私は家庭科の授業でほうれん草の漬物とジャガイモを作った。すると、まず私はジャガイモの皮むきの時にジャガイモの芽が取れず苦戦した。そして皮むきの時も何回も同じところをピーラーでむいてしまった。結局友達にやってもらい皮むきはできたが、ジャガイモを鍋に入れて柔らかさを見る時に竹串に刺すときの力が強くグサッとすぐに入ってしまいみんなに

「もう大丈夫そうかな。」

と言いそのまま鍋から引き出して硬いまま食べてしまったことが失敗だと思った。

逆に私にもおいしく出来たことがある。

 私は日光林間学校の三日目に飯盒炊爨をした。そこではみんなでカレーを作ることになり、班のみんなと協力して作った。8月の出来事だったため暑かったし、特に火起こしが大変だった。何度も煙を吸ったが、頑張ってカレーを作ったおかげでおいしいカレーを作ることができた。食べた瞬間みんな口をそろえて

「おいしー!」

と言っていた。

 私は友達に食べ物を作って失敗してしまった経験はあるか聞いてみた。すると友達は砂糖と塩を間違えて作ってしまい、すごくまずくなったことがある、と言われ砂糖と塩は味が全然違うからかわいそうだと思った。

 私は友達に美味しく作れた経験があるかとも聞いてみた。すると友達は五年生の最後の家庭科の授業で白玉のフルーツポンチを作ったのだが、その時の白玉がすごくもちもちにできておいしく出来た、と言われ私は白玉をモチモチにできるなんてすごいな、私だと間違えてしまいそうだ、と思った。

 私は体験実例や友達の体験実例を聞いてある一つのことわざが思いついた。それは「一事が万事」ということわざだ。一事が万事ということわざの意味は、ある一つの間違いが未来を決定的に変えてしまう、という意味だ。

 私はある一つのことが分かった。それは食べ物は一つ間違えるとまずくなり、すべて合っているとおいしくなるということだ。私はそれを思った時にまるでパズルのようだと思った。

 これからも私は失敗の原因を確かめ同じ間違えを次もしないよう、また料理に挑戦していきたいとおもった。

「次は何つくろうかな?」