【まえ先生からのひとこと♪】
栞怜ちゃん、今回の作文は「読書ってこんなに楽しいんだ!」という気持ちが全ページから伝わってくる、とても心が温かくなる清書でした! 愛読書の「黒魔女(まじょ)さんが通る」を読むと、チョコになりきって魔法(まほう)を唱えてみたくなるところ、読んでいるだけでワクワクが広がりましたよ。特に、分身の魔法(まほう)のお話は読んでいて思わず笑顔になりました。物語の世界に入りこむ栞怜ちゃんの感性(かんせい)、とても素敵(すてき)です。

また、お母さんの愛読書の話を聞いて、自分との違い(ちがい)比べ(くらべ)ながらしっかりまとめていたところも良かったですね。昔の本のレシピを実際(じっさい)に作ってみたエピソードもおもしろくて、読書が「体験」につながることがよく伝わってきました。

そして最後に、「もっといろいろなジャンルの本を読んでみたい!」という前向きな気持ちで締めくくっ(しめくくっ)たところが本当に立派(りっぱ)です。栞怜ちゃんの読書の旅はまだまだ続きますね。これからも大好きな本の世界をたっぷり楽しんでくださいね♪
<<え2010/610み>>
 


■思考語彙 15種 22個 (種類率68%) 64点
。だから,あるから,いかざる,いれば,すると,たから,と思う,ないから,ないので,はきっと,みると,わたしにとって,を考える,唱えると,読むと,

■知識語彙 28種 43個 (種類率65%) 56点
一緒,主人公,人物,今日,全部,分身,利益,呪文,図書,夢中,学校,後悔,情景,愛読,時間,歴史,気分,漢字,理由,理科,登場,知識,祖父母,習得,自分,読書,魔女,魔法,

■表現語彙 80種 152個 (種類率53%) 64点
あまり,いろいろ,うち,お話,こと,ことわざ,ころ,さ,さん,そう,それ,それぞれ,たくさん,ところ,もの,よう,わけ,わたし,ん,クッキー,シリーズ,ジャンル,チョコ,一,一緒,三,中,主人公,二,人物,今,今日,休み,作り方,全部,分身,利益,前,十,呪文,図書,夢中,大好き,好き,子ども,学校,室,家,巻,度,後悔,情景,愛読,方,時間,書,本,歴史,母,気分,気持ち,漢字,物,理由,理科,登場,目,知識,祖父母,習得,自分,読書,逆,鉄,鏡,頃,食べ物,魔女,魔法,黒,

■経験語彙 33種 62個 (種類率53%) 69点
える,かける,きる,くれる,こまる,だす,できる,と思う,なれる,やる,られる,れる,わかる,を考える,作る,使える,出る,出会う,分かる,助かる,味わえる,唱える,打つ,書く,気に入る,繰り返す,聞く,見える,覚える,話す,読む,買う,通る,

■総合点 68点

■均衡点 5点
 

読書の利益
   小5 あさおり(asaori)  2025年11月4日

 読書をすると、たくさんの利益がある。一つは、絵や音楽や文学に接したとき深い感動を受けることだ。また、それについての批評や解説を読むともっと感動が深まる。また、本を読むことには、もっと別の利益もある。それは、いくら苦労しても自分自身では経験することのできない経験、それを教えられることである。本を読んで気に入ったものがあったら、一度ではなく二度三度と繰り返して読むとよい。なぜなら、二度三度読みたくなる本はきっとそれだけのよさがあるからだ。

 わたしには、愛読書がある。それは、「黒魔女さんが通る」だ。この本を読むと、主人公のチョコになりきっていろいろな魔法を言ってみたり、チョコの気持ちを考えたりできてとても楽しい。特に、わたしが好きな魔法は、目の前の物になれる魔法と、鏡を見ながら呪文を唱えると自分にそっくりな分身が出てくるという魔法だ。分身が出てきていろいろなことをやってくれると助かるなと思った。わたしは魔女ではないので、実際に魔法を使えるわけではないから魔法をかける気分が味わえて嬉しい。今はもう十巻まで読んでいて、学校の休み時間も夢中になって読んでいる。わたしにとっての読書の利益は、お話と一緒に漢字も覚えられるというところだ。だから、お話も漢字も魔法も全部覚えていきたい。

 母に子どもの頃愛読書があったか聞いてみた。すると、「わかったさん」と「こまったさん」シリーズをよく読んでいたと話してくれた。母はあまり本を読まない方で、祖父母が買ってきたものを読んでいたそうだ。それぞれの本には、作った食べ物の作り方が書いてあって、それを家で作ってみたそうだ。母は、その中のクッキーを作ってみた。本ではおいしく見えるけど、実際に作ってみるとうまくいかず、あまりおいしくはなかったそうだ。また、母は本を読まなかったことにとても後悔していると言っていた。理由は、小さいころから読んでいればもっとたくさん知識があったと思ったからだ。それを聞いて、「こまったさん」と「わかったさん」シリーズはわたしも好きで図書室で読んでいたなと思いだした。また、わたしと逆であまり本も読まなかったんだと思った。

 このように読書をするということにはたくさんの利益がある。「鉄は熱いうちに打て」ということわざがあるように、早いうちからいろいろな本に出会って、たくさんの知識を習得するとよいということが分かった。また、主人公や登場人物の気持ちになって情景を考えながら本を読むともっと楽しくなるということが分かった。これからも、歴史や理科などのいろいろなジャンルの本を読んでいきたい。今日のわたしは、大好きな黒魔女さんシリーズを家でもくもくと読んでいる。