限られた時間を大切に
()
年月日
人は二足歩行になってから、強くなったために狩る立場に立つことはあっても狩られる側にまわることはほとんどなくなった。 われわれは狩られる感覚をすっかり忘れてしまったのだ。われわれの精神は死という言葉を聞いただけで毛を逆立てる。だが、本来、死とは、死という危険なゲームで、興奮と高揚を味わい、常に危機を予想し警戒しながら、さしあたり目前の若い青い草の味を楽しむ。濃密な時間の内にこそ死は正しい形で用意されている。 私は野生動物のように、限られた時間の中で生活することは大切だと思う。
何ごとにも挑戦することができるからだ。 私の学校では、5月に体育祭があり、その中でクラス対抗の大繩をやった。その前の練習は5回ほどあり、そのうちの四回はあまりうまく進まなかった。そのため、5回目は本番が迫ってきてしまい、なんとしてでもうまく進めようと、大繩を回す人が縄を回しまくり、たくさん飛び続けた。計画性がなくても、練習していく中で声掛けをするなど、ふと思いついた新しい方法を試した。そうしたことによって、本番の体育祭では、負けてしまったけど、練習の時よりも、もっといい成果を出すことができた。このことから、時間が限られていると、迷う時間が無くなるので、「とりあえず今はやってみよう」と行動に移すことができる。そうすることで、時間が有効に使えるし、新しい挑戦をすることができるのだ。
第一の理由は時間を大切にできるからだ。 野生動物のように、限られた時間を有効に使うことで、一日がより充実する。私は先月、中間テストがあった。その中間テストの勉強は、計画性を持って取り組んだ。今日は、数学のワークをやって、明日は理科のワークをやるなどと、時間に区切りをつけたので、限られた時間の中で取り組むことができた。その結果、中間テストではいい点数を取ることができた。1997年、朝日新聞社のデータでも、「収入増と労働時間短縮のどちらを選ぶか」に、男性女性どちらも、労働時間短縮を選ぶ人が多かった。このことから、限られた時間の中で、物事を進めるほうが効率が良いため、労働時間短縮を選ぶ人が多いと考えることができる。ほかにも、限られた時間の中で、やることを決めて、取り組むことを意識すると、取り組みに対する意欲が上がると考えることもできる。物事の取り組み以外にも、限られた時間の中で、友達や家族などの人と関わる時間の大切さがわかるので、人との関わりも深めることができる。
確かに、野生動物の生き方と現代人の生き方は環境が違いすぎるかもしれない。しかし、環境が違くても、常に限られた時間の中で、物事に必死で取り組むことで、深い人生を送ることができる。「寒さにふるえた者ほど、太陽の暖かさを感じる。」という名言があるように、限られた時間の中で厳しい道のりを歩んできたからこそ、時間の大切さがわかったり、何かに挑戦したりすることができる。そのような人生を歩むことができれば、悔いのない一生になるのだ。だから私は野生動物のように、限られた時間の中で生活することは大切だと思う。これからの生活では、時間を有効活用することを意識して、後で後悔することがないよう、様々なことに挑戦していきたい。