あかねさん、今回の作文はとてもよく書けています。
まず、コーヒー牛乳(ぎゅうにゅう)を作る日課や、そのきっかけが具体的にわかりやすく書かれていて、読み手に親しみやすい文章になっています。
また、ヨーグルトで代用したときの失敗と成功の様子が生き生きと描か(えがか)れていて、読んでいて楽しかったです。
味のバランスについて「甘味(あまみ)・苦味・酸味(さんみ)が必要だな」と自分の考えをしっかりまとめているところも素晴らしい(すばらしい)です。
お母さんのシイタケ嫌い(ぎらい)の話を聞いて、そのエピソードを詳しく(くわしく)書いているので、文章に深みが出ています。
前の話や聞いた話がよく書けていて、作文が立体的になっているのがよくわかります。
さらに、「イワシ七度洗え(あらえ)ばタイの味」ということわざを使って、嫌い(きらい)なものを克服(こくふく)することの大切さを伝えているのもとてもいいですね。
ことわざがよく書けています。
最後に、書き出しのコーヒー牛乳(ぎゅうにゅう)の話に戻っ(もどっ)て、感想を述べ(のべ)ているので、文章のまとまりも感じられます。
書き出しの結びがよく書けています。
これからも、自分の体験や家族の話を上手に取り入れて、楽しくわかりやすい作文を書いてくださいね。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・具体的な体験がよく書けている
・たとえがうまく使われている(「飛び上がるほどまずかった」など)
・前の話や聞いた話がよく書けている
・ことわざがよく書けている
・わかったことがよく書けている
・書き出しの結びがよく書けている
 

森リン評価 インスタントコーヒー+ヨーグルト+蜂蜜=とてもおいしい nu 12月1週 あかね
字数/基準字数:
1185字/800字
思考点:74点
知識点:56点
表現点:60点
経験点:74点
総合点:67点
均衡点:2点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:75点
知識点:57点
表現点:61点
経験点:75点
総合点:67点
均衡点:2点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙19種27個70%74点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙27種44個61%56点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙71種142個50%60点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙37種64個58%74点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1185字
 74点
 56点
 60点
 74点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 19種 27個 (種類率70%) 74点
。しかし,。だから,あるから,いるから,しまうと,すると,たから,たらしい,だと,と思う,ないから,なるかも,のかも,みよう,みると,を思う,を考える,洗えば,諦めざる,

■知識語彙 27種 44個 (種類率61%) 56点
乳製品,人生,今度,代用,保育園,克服,兵器,具体,冷蔵庫,大切,小腹,幼稚園,必要,授業,方法,普通,最終,牛乳,甘味,社会,経験,給食,自分,苦味,蜂蜜,遺伝,酸味,

■表現語彙 71種 142個 (種類率50%) 60点
お母さん,お父さん,こと,ことわざ,ころ,さ,そう,それ,どこ,まま,みんな,よう,わ,イワシ,インスタント,エピソード,コーヒー,シイタケ,スプーン,タイ,バランス,フード,ヨーグルト,ロス,一,七,中,乳製品,人生,今,今度,代用,保育園,克服,兵器,具体,冷蔵庫,前,口,周り,味,大切,大嫌い,嫌い,子,小腹,幼稚園,度,必要,授業,方法,日,普通,最終,杯,為,牛乳,甘味,的,社会,私,経験,給食,自分,苦味,茶碗蒸し,蜂蜜,試し,話,遺伝,酸味,

■経験語彙 37種 64個 (種類率58%) 74点
くわえる,しまう,しれる,すく,ちがう,できる,とおす,と思う,もらう,られる,れる,を思う,を考える,会う,作る,入る,入れる,分かる,取り出す,変える,戸惑う,捨てる,探る,気が付く,洗う,混ぜる,焼く,空ける,習う,聞く,試す,諦める,足す,飛び上がる,食べる,飲む,驚く,

■総合点 67点

■均衡点 2点
 

インスタントコーヒー+ヨーグルト+蜂蜜=とてもおいしい
   小5 あかね(akaneya)  2025年12月1日

 「うわあ。まずい。」

 私は牛乳の代用にヨーグルトを使ったことを後悔した。私は、牛乳に小さじ一杯分インスタントコーヒーを溶かして、勉強をしながらコーヒー牛乳を飲むことが日課になっている。日課になったきっかけは、小学四年生の前期にお母さんが飲んでいたコーヒー牛乳を

「ねえねえ。一口だけ頂戴。」

と言い、飲んでみると、超絶美味かったことからだ。それからは、小腹がすいたら自分でコーヒー牛乳を作って飲んでいた。

 少し甘さを足したいと思った私は、コーヒー牛乳にスプーン一杯の蜂蜜を混ぜてみた。恐る恐る一口食べてみると、ほんのり甘いコーヒー牛乳ができ、とても嬉しかった。それからはずっと、コーヒー牛乳に蜂蜜をくわえて飲んでいる。ある日、とてもコーヒー牛乳飲みたいと思い、冷蔵庫を空けてみたのだが、どこを探っても牛乳が無かった。どうしてもコーヒー牛乳を飲みたいと思った私は、同じ乳製品のヨーグルトで代用してみた。ヨーグルトは牛乳とちがい、酸味があるからか、インスタントコーヒーとヨーグルトだけだと、飛び上がるほどまずかった。けれど、このまま捨ててしまうと、この前社会の授業で習った、フードロスになってしまう。そこで私は、最終兵器の蜂蜜を取り出し、中に入れてみた。すると、いつも飲んでいるコーヒー牛乳よりも、美味しいヨーグルトコーヒーができた。私はこの経験をとおして、味のバランスには甘味・苦味・酸味が必要だなと思った。

 私のお母さんは、シイタケが大嫌いだ。お母さんに、具体的にシイタケ嫌いエピソードを聞いてみた。お母さんは小さいころに一度、幼稚園から保育園に変えたことがあり、その保育園の給食で初めてシイタケにお会いしたそうだ。人生で初めてシイタケを見たお母さんは、見たことが無かったから本当に食べれるのか戸惑っていた。しかし、周りの子を見てみると、普通にみんな食べているから、試しに一口食べてみると、全く美味しくなく、そのころから嫌いになったらしい。お母さんは今も茶碗蒸しの中によく入っているシイタケをお父さんに食べてもらっている。お母さんは、克服方法として、焼いたら食べれることに気が付いたそうだ。話を聞いて私は、なるほど。私もシイタケが嫌いなのも、お母さんの遺伝だったのかもしれない。もし遺伝だとしたら、私も焼いたら食べれるようになるかもしれないから、今度試してみようを思った。

 イワシ七度洗えばタイの味ということわざがあるように、まずくても克服方法を考えて、フードロスの為にも食べれるようにすることが大切だということが分かった。だから私は、嫌いでも諦めずに美味しく食べられる方法を考えてみようと思った。

「わおっ美味しくなった!」

私はいつも飲んでいるコーヒー牛乳よりも美味しいことに驚いて、飛び上がりそうになった。