りょうまくん、こんにちは。1000文字超え、頑張りましたね。見事、現時点森リンベスト3位です。すばらしい。
言葉をイメージすることで体が自然に動くことを随意運動と言います。失敗をまねいてしまう場合より、成功する体験を積み重ねることで、言葉の力をうまく生かせるようになりますね。
プラスに生かすことができれば、百人力です。誉め言葉がモチベーションアップにつながることを考えました。プラシーボ効果や、二つ目の意見の実験の例など、臨床的な考察になりましたね。説得力があります。昔話もからめるとさらにいいですね。
言葉の力は大きいと認識して、相手のためになる言葉をかけることが大切ですね。自分の心の内にも良い言葉を持っておきたいものです。
<<え2020/223jみ>>
あうほかさん、言葉の力について深く考え、さまざまな角度からその影響を探ろうとした点がとてもよく表れています。
まず、言葉が人の心や体に及ぼすプラスの効果だけでなく、マイナスの影響にも触れているところが素晴らしいです。
特に、プラシーボ効果の説明や、肯定的・否定的な言葉が人に与える影響の具体例を挙げていることで、説得力のある文章になっています。
また、言語学者の実験を紹介し、言葉の力が人生にまで影響を及ぼすことを示した点は、内容の深さを感じさせます。
さらに、最後に「家とは、外から見るためのものではなく、中に住むためのものである」という名言を引用し、言葉を使う際の心構えをまとめたところは、文章全体の締めくくりとしてとても効果的です。
この名言を通じて、相手を思いやる言葉の大切さを伝えられているのが印象的でした。
あうほかさんの文章は、複数の意見をバランスよく取り入れ、総合的に考察している点が特に優れています。
これからも、具体例や名言を活用しながら、自分の考えを深めていってください。
【項目評価】
複数の意見がよく書けています。
体験実例がよく書けています。(言語学者の実験の紹介)
名言がよく書けています。
総合化の主題がよく書けています。
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1089字/1000字
思考点:85点
知識点:68点
表現点:69点
経験点:79点
総合点:78点
均衡点:3点
■思考語彙 23種 30個 (種類率77%) 85点
しかし, 確か,、なぜ,。しかし,か考える,しまう場合,するかも,せれば,だろう,と思う,ないと,のため,もいえ,られるため,上げよう,上げるため,住むため,強ければ,思うと,思うば,生む場合,見るため,関わらざる,
■知識語彙 45種 82個 (種類率55%) 68点
一生,一番,人生,人道的,人間,以前,偽薬,効果,原因,収縮,吃音,名言,否定,大分,大切,大小,失敗,子供,孤児,学者,実験,影響,必要,患者,意志,承認,改善,欲求,注意,片方,特徴,現象,病気,症状,目標,相手,筋肉,経験,肯定,自分,自覚,複雑,言葉,言語,進行,
■表現語彙 90種 173個 (種類率52%) 69点
確か,こちら,こと,ころ,しまう場合,そう,その後,それ,たくさん,たち,とき,なん,のため,はたらき,もの,よう,られるため,わけ,グループ,プラス,マイナス,一生,一番,上げるため,中,人,人生,人道的,人間,以前,住むため,体,何,偽薬,先,力,効果,原因,収縮,吃音,名言,否定,外,大分,大切,大小,失敗,子,子供,孤児,学者,実験,家,度,影響,必要,患者,意志,手,承認,改善,欲求,注意,片方,特徴,現象,生む場合,病気,症状,的,目標,相手,私,筋肉,経験,肯定,脳,自分,自覚,薬,複雑,見るため,言葉,言語,誰,逆,通り,進行,面,2つ,
■経験語彙 40種 71個 (種類率56%) 79点
いける,かける,か考える,しまう,しれる,せる,つながる,できる,と思う,もいえ,もらう,られる,れる,上げる,与える,住む,使う,信じ込む,働く,出る,分ける,効く,及ぼす,向かう,変える,想う,持つ,治る,生む,知る,結びつく,続ける,褒める,言い聞かせる,詰まる,誉める,認める,関わる,集める,頑張る,
■総合点 78点
■均衡点 3点
言葉の力
中2 あうほか(auhoka)
2025年12月1日
私たちは、手を上げようと思えば手が上げられる。手を上げるためには、たくさんの筋肉の複雑な収縮が必要だが、私たちはそれを何も知らない。なのに、なぜ手を上げられるのだろうか。要は、手を上げようという目標に向かって脳がひとりでに働くのだ。意志さえ強ければなんでもできるというわけではなく、経験と言葉が結びついていないといけない。また失敗するかもしれないと思うと、以前に失敗したときの脳のはたらきが進行して失敗してしまう。この現象は、言葉を持っている人間の特徴ともいえる。
確かに、言葉が人にプラスの影響を与える面はある。誰だって、褒めてもらったら嬉しいだろう。誉めてもらうことはモチベーションUPにもつながるし、逆に褒められるために頑張ることもある。誰しも、大小に関わらず認めて欲しい、褒めて欲しいという承認欲求を持っているものだ。それに、プラシーボ効果、というものもある。実際には患者の病気に効果のない偽薬でも患者が薬が本当に効くと思ったら、実際に症状が改善されるという効果だ。プラスな言葉で人を信じ込ませれば、実際に体にもその影響が出るのだ。また、逆にマイナスな言葉がプラスな影響を生む場合もある。子供のころ、もし何か悪いことをしてしまっても、マイナスな言葉をかけられないと悪いことをしたと自覚できなくなってしまう。ただどんなことも褒めるだけじゃなく、時には厳しい言葉をかけることも大切だ。
しかし、言葉が人にマイナスの影響を与えてしまう場合もある。とある言語学者が、こんな実験をした。まず、22人の孤児を集め、2つのグループに分ける。そして片方のグループには肯定的な言葉をかけ、もう片方のグループにはちょっとでも言葉が詰まったりしたら、それを注意して吃音であることが原因と何度も言い聞かせたそうだ。その後、否定的な言葉をかけ続けられたグループの子供たちは、全く吃音でなかった子まで吃音になってしまった。しかも、その症状は一生治ることがなかったという。大分非人道的な実験だが、言葉は人の人生を変えてしまうほどの力を持っているのだ。しかし、こちらも逆に、プラスの言葉が悪い影響を与えてしまう場合もある。先ほどの逆で、もし悪いことをしたのにプラスの言葉をかけてしまっては、それは相手のためにはならない。
このように、言葉は人にいい影響も悪い影響も与える。しかし、一番大切なのは、「家とは、外から見るためのものではなく、中に住むためのものである」という名言がある通り、自分の言った言葉が相手にどんな影響を及ぼすか考え、相手のことを想った言葉を使うことなのだ。