ヨーロッパと日本の食文化の違い

   小6 てつ(akotetu)  2025年12月1日

「このナスが入った味噌汁苦手なんだよなぁ」

僕は今、ドイツに住んでいる。だが、ドイツでも和食を朝ごはんにしている。理由は、ドイツの食文化にはまだ慣れないからだ。もう一つの理由は、和食を食べるとホットするからだ。

だがナスが入った和風料理は食べると舌がピリピリするので少し苦手だ。

 そんな僕がこの十一年間生きてきて、一番美味しいものを食べたと感じられる思い出は、小学六年生の修学旅行の時だった。場所は、アウトシュタットと呼ばれる生産した車を保存する場所で昼ごはんのピザを食べた時だ。ドイツのピザは、日本のピザとは違って、生地が分厚い。食べた瞬間、チーズがとろけ、サラミが柔らかく、口の中に広がった。

その時はあまりにも美味しくて気がつかなかったが、僕は、ピザを一枚丸ごと食べていた。

他には、同じ修学旅行でモンシャウと呼ばれる街に市内探索に行った時に、集団活動班で食べたアイスも美味しかった。僕が食べたアイスは、ストラチアテラと呼ばれるバニラアイスの中にチョコレートの塊が入ったアイスクリームで、食べるとチョコの風味が伝わってきて、とても美味しかった。

だが、逆に美味しくなかった食べ物を食べたのは、小学5年生の時に、宿泊学習でゲロルシュタインという地域のホテルに泊まった時だった。

美味しくなかったのは、夜ご飯で出たドイツパンと呼ばれる硬いパンと、ポテトサラダが出たときだ。

ドイツパンと呼ばれるパンは、冷めていて、あまりにも硬かった。友達と先生は、「このパン食べれるのかな」や、「どうしたらこのパン食べれるのだろう」などと話していた。

ポテトサラダはなんと、マヨネーズが少しも入っていなくて、パッサパサのジャガイモが入っていただけだった。普通のジャガイモだけだったので何も味がなかったのが嫌だった。

というような経験があって、それと同時に僕はドイツ人の人に聞いた話を思い出した。

世界には「タコ」という生物がいる。この生物はお寿司や、刺身にも出てくるのでほとんどの日本人が知っているだろう。だが、別の地域、ヨーロッパでは、タコは「悪魔の魚」と言われており、そのため食べないという。確かに正直腕が多いのもおかしいし、感触がグネグネしてて、もしも僕がヨーロッパ人で食卓にタコが出てきたら、迷わず拒否するだろう。

日本には、「郷に入っては郷に従え」ということわざがある。

これは、「人は住んでる地域の風習に従うのがいい」という意味だ。

このように僕は、見知らぬ地域に行った時は、その食文化を知り、自分の好きな料理を見つけたい。

だがまずは、この目の前にあるなすが入った味噌汁を、一生懸命に食べ終わることに集中をする。