レゴが大好き(だいすき)な気持ちがとてもよく伝わっ(つたわっ)てきました。

レゴを作る楽しさや、妹さんのためにクレーンゲームを作ってあげた優しい(やさしい)気持ちが、読んでいて心温まります。

妹さんの話が入っていることで、文章が立体(てき)になっているのも素敵(すてき)です。
また、レゴの良い(よい)ところだけでなく、散らかし(ちらかし)てしまうと痛い(いたい)という悪いところも正直に書いているところが、素直(すなお)でいいですね。

「レゴはまるで原子力発電所のようだ」というたとえがとても上手で、レゴの楽しさと危険(きけん)さの両方をわかりやすく伝え(つたえ)ています。

たとえを使うことで、読む人にイメージが伝わり(つたわり)やすくなっているのがすばらしいです。

お母さんの子どものころの話を聞いて、その話を自分の考えと結びつけ(むすびつけ)ているところも、文章に深みが出ています。

最後(さいご)に「おはよう」「おやすみ」と声をかけてレゴを大切にする気持ちで締めくくっ(しめくくっ)ているのも、優しい(やさしい)気持ちが伝わっ(つたわっ)てきて、とてもいいですね。

これからも自分の気持ちを大切にしながら、楽しい作文を書いてください。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
・ですますがよく書けています
・心の中で思ったことがよく書けています
・動作情景(じょうけい)結び(むすび)がよく書けています

内容(ないよう)★ 構成(こうせい)◎ 題材(だいざい)◎ 表現(ひょうげん)◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準(きじゅん)字数:1294字/700字
思考点:79点
知識(ちしき)点:51点
表現(ひょうげん)点:55点
経験(けいけん)点:58点
総合(そうごう)点:59点
均衡(きんこう)点:-1点

 


■思考語彙 21種 26個 (種類率81%) 79点
、一方,。なぜ,あるかも,あるから,あると,いると,おけば,そしてもしも,だので,で思う,と思う,ないから,ならば,なるので,ません,も言える,人間にとって,思うから,痛いから,行けば,言えるかも,

■知識語彙 21種 27個 (種類率78%) 51点
一長一短,事故,人間,今度,今日,凶器,原子力,大事,大人,大体,大切,子供,年生,水晶,発電,絶対,自分,解決,諸刃,電力,非常,

■表現語彙 59種 99個 (種類率60%) 55点
こと,ころ,さ,そう,それ,たくさん,っぱなし,とき,ところ,ばあちゃん,びっくり,ほう,ぼく,まま,もの,よう,グラウンド,フランス,ミリ,一長一短,中,事故,二,人間,今度,今日,凶器,剣,原子力,器,声,大事,大人,大体,大切,子供,家,年生,床,庭,心,所,方,朝,母,水晶,父,物入れ,発電,石,絶対,自分,製,解決,話,諸刃,足,電力,非常,

■経験語彙 26種 37個 (種類率70%) 58点
あげる,うめる,おく,かける,さけぶ,しまう,しれる,で思う,と思う,ふむ,も言える,れる,作る,作れる,光る,入れる,散らかす,片づける,盗む,眠る,聞く,落す,見せる,起きる,隠す,集める,

■総合点 59点

■均衡点 -1点
 

大人になっても大切にしたいもの
   小4 あけおお(akeoo)  2025年12月1日

 「レゴって最高!」

 ぼくは、レゴや動物の形をした消しゴムなど、手のひらに収まるような小さなものがあると、触りたくなってしまいます。小さいものを触っていると、気持ちがなごむし、持ち運びもできるので、どこにいても、落ち着いた気持ちになれます。

 「この救急車も、かっこよく作れたなー!」 

ぼくが一番、大切にしているものは、レゴです。なぜならば、レゴは組み立てていく感触がとても気持ちいいし、できあがってなにかの形になったときに、とても嬉しい気持ちになるからです。それに、レゴは色々な物を作ることができます。以前、妹がクレーンゲームの前で

「やってみたい!」

と、言ったことがありました。

でも、妹にはまだ難しかったので、ぼくはそれを見て

「ぼくが、レゴでクレーンゲームを作ってあげる。」

と言いました。妹は、

「わーい!」

と言いました。それから家に帰って、妹にクレーンゲームを作ってあげました。作るのは難しかったし、本物のクレーンゲームとは違ったけれど、妹はとても喜んでくれました。

 ぼくが大好きなレゴには、悪いところもあります。ぼくが、散らかしっぱなしにしていると、足でふんでしまい、とても痛いからです。あるとき父が、

「いたい!」

とさけんだので、父の方を見たら、父がレゴをふんで痛そうにしていました。ぼくはそれを見て、

「ああ、ちゃんと片づけておけば良かった。」

と心の中で思いました。そして、レゴはまるで「原子力発電所」のようだと思いました。なぜならば、原子力発電所は人間にとって、電力をたくさん作れるというとてもいいこともあるけれど、一方で、事故があると、その解決が非常に難しいという「一長一短」があるからです。「諸刃の剣」とも言えるかもしれません。レゴはとても楽しいものだけど、ときどき凶器にもなるので、ぼくはこれからは床に落したままにしないようにしたいと思いました。

 母に、子供のころ、大切にしていたものを聞きました。母は二年生のころ、グラウンドでキラキラ光る石を集めていたそうです。大きさは大体、5ミリくらいで、水晶のような石もあったそうです。母は集めた石をフランス製の小さなとう器の小物入れに入れていて、とても大事にしていたそうで、

「おばあちゃんの家に行けば、まだあるかもしれないから今度、見せてあげるね。」

と言っていました。ぼくはその話を聞いてい、母が光る石を集めていたことや、それをずっと大切にしていたことに、とてもびっくりしました。そしてもしも、ぼくが母だったら、グラウンドの石は、自分の家の庭にうめます。なぜならば、盗まれないように隠しておいたほうがいいと思うからです。

 ぼくは大人になっても、絶対にレゴを大切にします。そして、大人になったぼくにしか作れないものを、作りたいと思います。今日もぼくは、朝起きたときと眠るとき、

「おはよう!」

「おやすみ。」

と声をかけて大切にします。