しゅんさんの作文は、言葉の持つ力や意味について深く考え、自分の経験と結びつけて書けている点がとても素晴らしいです。
特に、「言葉に愛を込められるような生き方をしたい」という主題が明確で、その理由や具体的な方法が丁寧に述べられているので、読み手に伝わりやすい文章になっています。
友達の名前を覚えていることの大切さや、外国の友達との交流の体験を通して、言葉や文化を尊重する姿勢の重要性を実感している点は、説得力がありました。
また、合理性と愛情の両面から言葉の役割を考察しているところも、バランスがよく、深みを感じさせます。
文章全体にしゅんさんの誠実な思いが込められていて、読む人に温かさを伝えています。
これからも、自分の体験を大切にしながら、言葉の意味や使い方について考えを深めていってください。
方法がよく書けています。
生き方の主題がよく書けています。
体験実例がよく書けています。
内容 構成 題材 表現 主題 表記
字数/基準字数:963字/1000字
思考点:85点
知識点:79点
表現点:75点
経験点:74点
総合点:84点
均衡点:6点
■思考語彙 23種 24個 (種類率96%) 85点
n確か, しかし,、いわば,、たとえば,、単なる,。しかし,。たとえば,しよう,するば,そのため,た例えば,とらわれざる,なれば,な場合,に思う,のに対し,は単なる,は第,また第,られるば,持つから,示そう,進めるため,
■知識語彙 60種 97個 (種類率62%) 79点
一変,一段,一転,不可欠,中国,事態,人間,代弁,代用,住民,便利,先進,初対面,前者,効率,友達,台帳,合理,同士,名前,哲学,国民,地位,基本,場面,外国,大切,姿勢,威信,学芸,尊重,幼稚園,影響,役割,後者,態度,抽象,文化,文字,方法,日本,概念,欧米,民族,漢字,物事,相手,符号,経験,絶対,背番号,自分,自然,自身,表記,言葉,記号,逆転,重視,高度,
■表現語彙 103種 165個 (種類率62%) 75点
n確か,あい,こと,ごと,さ,そう,そのため,それ,たち,とき,な場合,はるか,ふつう,みんな,むき出し,もと,よう,カタカナ,ガチャガチャ,ネットワーク,一,一変,一段,一転,不可欠,中国,事態,二,人,人間,他,代弁,代用,住民,便利,先進,初対面,制,前者,力,効率,友達,台帳,合理,同士,名,名前,哲学,国,国民,地位,基本,場面,夕,外国,大切,姿勢,威信,学芸,尊重,幼稚園,影響,役割,後者,心,思い,愛,態度,抽象,文化,文字,方,方法,日本,昔,書きことば,概念,欧米,民族,気持ち,漢字,物事,生き方,的,相手,私,符号,経験,絶対,者,背番号,自分,自然,自身,表記,言葉,記号,逆転,進めるため,重視,間,音,高度,
■経験語彙 37種 51個 (種類率73%) 74点
あう,あらわす,おく,かがやく,くれる,しまう,できる,とらわれる,に思う,られる,れる,与える,伝わる,光る,及ぶ,受け入れる,呼びかける,壊す,帯びる,引き受ける,忘れる,感じる,扱う,持つ,接す,比べる,用いる,示す,結びつく,覚える,話す,躍り出る,込める,進める,避ける,限る,驚く,
■総合点 84点
■均衡点 6点
日本のふつうの書きことば
中3 しゅん(aimane)
2025年12月1日
日本のふつうの書きことばでは、漢字の地位が絶対的に高く、それに比べてカタカナは、代用的な役割しか引き受けていない。前者は高度に抽象的な概念の表記に不可欠とされるのに対し、後者はガチャガチャ、ドタバ夕など、できごとそのままをむき出しにした、いわば幼稚園文字である。
【ところが、カタカナが時に、この地位を逆転して、漢字のはるかに及ばない威信を帯びることがある。欧米の学芸や学芸人を示すのに用いられるばあいそうであって、たとえば「フィロゾフィー」が「哲学」より一段高い威信をあらわすとき、かの幼稚園文字が、一転して欧米先進文化の光りかがやく代弁者の地位に躍り出るのである。
しかしそうなるのは、もとが漢字ではない文字のあらわす音をカタカナが示そうとするばあいに限るのであって、もとにあるのが漢字であるとなれば、事態は一変してしまう。
私は、言葉に愛を込められるような生き方をしたい。
私は、言葉に愛を込められるような生き方をしたい。なぜなら、言葉は単なる記号ではなく、相手の心に影響を与える力を持つからだ。そのためには第一に、相手の名前などをしっかり覚えておくことだ。私自身も、友達が自分の名前を覚えていてくれたとき、「自分はみんなにちゃんと覚えられている」と感じてとてもうれしかった。小さな呼びかけでも、相手を大切に思う気持ちは伝わるのだ。
また第二の方法としては、国同士の間でも、相手の言葉や文化を尊重することだ。私自身、外国の友達と話して驚いた経験がある。みんな初対面なのに自然に仲良く接してくれるのに対し、自分は恥ずかしくて避けてしまうことがあった。この経験からも、言葉や態度で相手を受け入れる姿勢の大切さを強く感じた 例えば昔中国では他の民族の文化を壊して無理やり自分たちの文化にしようとしていた。それは相手を尊重はしていない。
確かに、合理的に物事を進めるためには、言葉を記号として扱う方が便利な場合もある。たとえば、住民基本台帳ネットワークに見られる国民総背番号制のように、効率を重視する場面では便利だ。しかし、私たちはそれだけにとらわれず、言葉に愛を込める生き方を忘れてはならない。名前もまた、単なる符号ではなく、その名を持つ人間の生き方や思いと深く結びついているのだ。