体験(たいけん)がとても生き生きと伝わっ(つたわっ)てきて、思わず笑顔(えがお)になりました。進級(しんきゅう)試験(しけん)合格(ごうかく)です。

<<え2005/54み>>

総評(そうひょう)
 思わず上履き(うわばき)飛ばし(とばし)てしまった出来事(できごと)が、くわしく描か(えがか)れていてとてもおもしろかったです。そのときの気持ち(きもち)やまわりのようすも、くわしく書けていて、読んでいる人も場面(ばめん)が目にうかぶようです。さらに、お母さんとの会話を入れることで、家族(かぞく)のようすもわかり、あたたかい作文になっています。最後(さいご)途中(とちゅう)終わっ(おわっ)ているようですが、「恥ずかしい(はずかしい)ことを話すと意外(いがい)にもりあがる」というところから、読み手に気づきを与える(あたえる)ようなまとめにつながりそうで、続き(つづき)を楽しみにしたくなる作文です。

段落(だんらく)ごとの講評(こうひょう)
(だい)1段落(だんらく):出来事(できごと)が「いつ・どこで・だれが・なにをしたか」といった基本(きほん)がそろっていて、場面(ばめん)がはっきりしています。くわしく気持ち(きもち)を書いているところもよくできています。

(だい)2段落(だんらく):お母さんとの会話が入っていて、話の広がりがあります。お母さんのようすを自分の考えとあわせて書いていて、「なぜなら~」と理由(りゆう)を自分の言葉(ことば)で書けています。

(だい)3段落(だんらく)(途中(とちゅう)まで):体験(たいけん)を通して感じ(かんじ)たことを、読み手に伝えよ(つたえよ)うとする姿勢(しせい)が見られます。ここから「人と話すことで楽しくなる」というまとめにつなげると、作文としてとてもよいしめくくりになりますね。

特に(とくに)優れ(すぐれ)ていた点】
体験(たいけん)をくわしく書けている
・人との会話を取り入れ(とりいれ)て話を広げている
・「なぜなら」を使っ(つかっ)理由(りゆう)説明(せつめい)できている

【考えを深める(ふかめる)ための質問(しつもん)
 ほかにもだれかと恥ずかしい(はずかしい)話をして笑っ(わらっ)たことはありますか?そ れはどんなときでしたか?

字数/基準(きじゅん)字数:430字/500字
思考点:49点
知識(ちしき)点:46点
表現(ひょうげん)点:43点
経験(けいけん)点:52点
総合(そうごう)点:54点
均衡(きんこう)点:7点

 


■思考語彙 9種 12個 (種類率75%) 49点
。なぜ,あると,たから,たので,だろう,て多分,と思う,忙しいから,話すと,

■知識語彙 13種 15個 (種類率87%) 46点
会社,先生,参観,反対,名前,後輩,授業,柏木,発言,秘密,裏表,記憶,黒板,

■表現語彙 32種 49個 (種類率65%) 43点
お母さん,こと,さん,そう,とき,みんな,よう,セーター,トイレ,上履き,人,会社,先生,参観,反対,名前,声,後輩,急,授業,昔,時,柏木,火,発言,私,秘密,裏表,記憶,話,顔,黒板,

■経験語彙 22種 33個 (種類率67%) 52点
かける,しまう,と思う,もる,られる,れる,出る,取る,履く,当てる,急ぐ,慌てる,残る,気づく,着る,着替える,立つ,笑う,聞く,話す,間違える,飛ばす,

■総合点 54点

■均衡点 7点
 

はずかしかったないしょの話
   小3 あやもぐ(ayamogu)  2025年12月1日

 授業参観で発言するときに上履きを飛ばしてしまって、ケンケンで取りに行ったことがあります。なぜなら、上履きを履いていない時に「柏木さん」と私の名前が当てられたので立ったときに上履きをちゃんとはこうと思ったら間違えて飛ばしてしまったからです。すごく恥ずかしくて顔から火が出そうでした。お母さんはその時黒板を見ていたので気づかなかったそうです。後で先生に「急にどうしたの」と笑われました。もしお母さんに気づかれていたら同じように笑われていたと思います。  お母さんに同じような恥ずかしい秘密の話がないか聞いてみました。お母さんは昔、会社に裏表反対にセーターを着ていってしまったそうです。会社の後輩に声をかけられてとても慌ててトイレでこっそり着替えたと言っていました。この話を聞いて多分お母さんは急いでいたのだろうと思いました。なぜならお母さんはいつも忙しいからです。  みんな恥ずかしいことがあると秘密にしたくなったり記憶に残ることが多い。でも人に話すと意外ともり