あこおすさん、作文を読んでとても感心しました。
まず、手紙のむずかしさについて、自分の考えをしっかりと説明できているところがすばらしいです。
また、有名な話を取り入れていることで、文章に深みが出ていますね。
たとえ話がうまく使われていて、読んでいてわかりやすく感じました。
さらに、自分の体験やお母さんの話を交えているので、文章が立体的になっています。
前の話や聞いた話がよく書けているので、読み手に伝わりやすいです。
手紙を書くときの工夫や気持ちの込め(こめ)方も具体的に書けていて、思いやりが伝わってきました。
ことわざ「(まこと)は人を動かす」も上手に使えていて、文章の説得力を高めています。
最後に、感想として「分かったこと」がしっかり書けているのも良いですね。
全体を通して、手紙の大切さや心のこもったやりとりの素晴らし(すばらし)さがよく伝わってきました。
これからも自分の体験や周りの話を交えながら、わかりやすく伝える力を伸ばし(のばし)てください。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
・ことわざがよく書けています
・わかったことがよく書けています
 

森リン評価 ある日、五つになる nu 12月2週 あこおす
字数/基準字数:
923字/800字
思考点:67点
知識点:60点
表現点:63点
経験点:73点
総合点:71点
均衡点:5点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:81点
知識点:74点
表現点:78点
経験点:86点
総合点:80点
均衡点:5点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙16種17個94%67点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙33種61個54%60点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙77種145個53%63点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙36種48個75%73点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
923字
 67点
 60点
 63点
 73点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 16種 17個 (種類率94%) 67点
、思う,、考える,。例えば,あるから,うと,おくると,たらしい,と思う,ないので,ますと,ません,を考える,会おう,使わざる,書くと,読もう,

■知識語彙 33種 61個 (種類率54%) 60点
上手,仕事,作者,保育園,内容,再会,出版,卒業,友達,封筒,小学校,岐阜,市販,年生,当時,心配,意味,愛媛,感動,手紙,文章,日記,時間,有名,相手,簡単,結局,誕生,返事,都合,長文,関与,高校生,

■表現語彙 77種 145個 (種類率53%) 63点
あて名,いっぱい,おかあさん,お母さん,お父さん,お話,こと,ことわざ,ころ,せい,そう,それ,たん,とき,ところ,ぶり,ぶん,ほか,ぼく,みたい,みんな,やり取り,よう,インターネット,カード,上手,中,人,仕事,作者,保育園,内容,再会,出版,卒業,友達,売れ行き,夏休み,子,封筒,小学校,岐阜,市販,年,年生,当時,心,心配,意味,愛媛,感動,手作り,手紙,折り返し,文章,日,日記,時,時間,有名,気持ち,生,的,相手,社,私,簡単,結局,話,誕生,誠,誰,返事,都合,長文,関与,高校生,

■経験語彙 36種 48個 (種類率75%) 73点
、思う,、考える,あげる,あやつれる,おくる,かける,こもる,できる,と思う,なれる,はる,もらう,やる,れる,を考える,会う,伝わる,作る,使う,分かる,動かす,売れる,引っ越す,書く,書ける,決める,泣く,申す,聞く,落ちこむ,読む,読める,込める,返る,送る,違う,

■総合点 71点

■均衡点 5点
 

ある日、五つになる
   小5 あこおす(akoosu)  2025年12月2日

 手紙のむずかしいところと申しますと、結局、手紙にはあて名があるからだということです。例えば、手紙は相手がそれをどのように読もうと、じぶんにはそれを関与できないのです。ほかにも、ある作者が、出版社の売れ行きを心配して出版社に、「?」と書いてやったところ、折り返しに「!」と返事が返ってきたという有名なお話があります。出版社の返事の「!」は、すごく売れているという意味で、私もこんな返事が書ける、こんな手紙がほしい

ぼくはたん生日にカードをもらったことがあります。もらったのは友達からで、泣きそうなくらい嬉しかったです。封筒は手作りで、上手に作られていました。カードの内容も心がこもった文章でした。ぼくも友達の誕生日にカードを作ってあげます。ぼくの友達みたいに、手作りで作る時もあるし、市販のカードに書くこともあります。ぼくが友達に誕生日カードを書くとき、ぼくはまず相手と楽しくしたことや、相手の良いところを考えます。そうして、考えたことを文章にしてカードに書きます。こうしたら相手が気持ちよく読めると思います。

 ぼくのおかあさんは小学校6年生の夏休み中、お父さんの仕事の都合のせいで愛媛から岐阜まで引っ越すことになったそうです。保育園のころから仲良かった子もいてみんなと卒業したかったのにできなくてすごく落ちこんでいたらしいです。また会おうとしてもインターネットなど当時にはないので、手紙でやり取りしていたそうです。そして、お母さんが高校生になったとき、お母さんは4年ぶりくらいにまたであったらしいです。ぼくはお母さんの話を聞いて、思ったことは、再会できたのが感動的ということと、インターネットを使わずに手紙だけであったのがすごいということです。

この長文は、相手に心を込めて手紙をおくると相手に伝わり、相手も返事が書きやすくなるということが分かりました。ほかにも、手紙は日記と違って、かべにはられたり、相手がどのように読むかをあやつれません。誠は人を動かすということわざがあるように誰に送るかしっかり決めて、そして時間をかけて、心いっぱいになる手紙を書くと、相手もよい気持ちになれるし、相手が返事をする時が簡単になります