こんにちは〜
複数の意見の明示が文章の流れを考えながら上手に取り入れて書かれていることに工夫を感じます。
体験実例でのその時の心情を多様な例を挙げているのでとても分かりやすく伝わります。
「勇気と準備の両方をバランスよく持つこと」のまとめ意見について、その後に長く説明しているのがとてもいいです。名言の引用も内容にピッタリで、最後の一言「〜一歩ずつ前に進んでいきたい。」ととても前向きな姿勢で書かれています。いい作文が書けましたね。٩(ᐛ)و
<<え451み>>
ゆめあるさんの作文は、「挑戦」と「慎重さ」という相反する考え方をバランスよく捉え、深く考察している点がとても素晴らしいです。
まず、文章の構成がしっかりしていて、最初に問題提起をし、その後に自分の意見や体験、反対意見、そして最後に総合的な結論へと自然に流れているため、とても読みやすく説得力があります。
自分の体験を具体的に書くことで、文章に説得力と親しみやすさが加わっているのも良いですね。
また、昔話の「兎と亀」を例に挙げて慎重さの重要性を説明しているところは、具体例を使ってわかりやすく伝えている点が優れています。
さらに、チャーチルの名言を引用して、挑戦と失敗の関係を深めているのも効果的で、文章全体に重みを与えています。
複数の意見がよく書けていますし、それらを「勇気と準備の両方をバランスよく持つこと」という総合化の主題でまとめている点も高く評価できます。
ゆめあるさんの考えがしっかり伝わる、完成度の高い作文です。
【項目評価】
構成:よくまとまっている
体験実例:具体的で説得力がある
昔話の実例:効果的に使われている
複数の意見:バランスよく書けている
総合化の主題:明確に示されている
名言引用:効果的に使われている
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1507字/1000字
思考点:95点
知識点:82点
表現点:78点
経験点:91点
総合点:89点
均衡点:3点
■思考語彙 27種 32個 (種類率84%) 95点
しかし,、むしろ,。しかし,。だから,。例えば,「言える,いれば,しまうと,しよう,すぎると,するべき,する可能,たから,つなげるため,と思う,と考える,と言える,ないから,なければ,なる可能,は思う,ふまえると,も確か,失わざる,恐れざる,語ると,進めるべき,
■知識語彙 65種 121個 (種類率54%) 82点
一方,一理,不安,不足,世界,両方,以前,先生,冷静,判断,勇気,反対,名言,否定,大事,失敗,安心,完全,強調,後悔,得意,必要,性格,情熱,意味,意見,感情,慎重,成功,成長,指導,挑戦,文章,昔話,時期,最低限,本当,正義,気軽,油断,準備,無謀,物事,状況,生活,発揮,発表,発言,発音,瞬間,確信,第一歩,経験,結果,自信,自分,自身,苦手,英語,行動,言葉,評価,賛成,身体,重要,
■表現語彙 110種 208個 (種類率53%) 78点
きっかけ,こと,これ,これら,さ,する可能,そこ,それ,ただ,つなげるため,とき,どちら,なる可能,ほう,まま,もの,も確か,よう,チャーチル,バランス,一,一方,一理,不安,不足,世界,両方,中,亀,人,以前,先,先生,兎,冷静,判断,前,力,勇気,勝ち,勢い,反対,名言,否定,場,変,大事,失敗,安心,完全,度,強調,後悔,得意,必要,性,性格,恐れ,情熱,意味,意見,感情,慎重,成功,成長,手,指導,挑戦,文章,昔話,時期,最低限,本当,正義,歩,気持ち,気軽,油断,準備,無謀,物事,状況,生活,発揮,発表,発言,発音,的,瞬間,確信,私,第一歩,経験,結果,考え,考え方,者,自信,自分,自身,苦手,英語,行動,言葉,評価,賛成,身体,違い,重要,頭,
■経験語彙 48種 68個 (種類率71%) 91点
「言える,くれる,しまう,すぎる,せる,そろう,つなげる,できる,と思う,と考える,と言える,は思う,ふまえる,られる,わかる,上げる,伝える,出す,動く,変える,失う,広げる,恐れる,感じる,持つ,整う,整える,欠く,残る,求める,活かす,生まれる,示す,突っ走る,続ける,育つ,見つめる,語る,負ける,踏み出す,追い詰める,進む,進める,選ぶ,避ける,重ねる,間違う,黙る,
■総合点 89点
■均衡点 3点
手をあげよう
中2 ゆめある(okamoto)
2025年12月1日
この文章では、私たちが「手を上げよう」と思っても行動に移せない理由と、その背後にある心理について述べられている。授業中や大勢の前で発言しようとするとき、多くの人は「もし間違えたら恥ずかしい」「笑われるかもしれない」と考えてしまう。その結果、実際には何もせずに時間だけが過ぎてしまう。文章では、こうした心の動きが人間の脳の仕組みによるものだと説明されている。脳は失敗したときに最も強く働き、そこから新しい学びを得ることで成長する。つまり、失敗を重ねることが成功に向かう自然な過程だということだ。それにもかかわらず、私たちは失敗を恐れて行動を止めてしまう。文章は、この「恐れ」を乗り越え、勇気を出して「手を上げる」ことの重要性を強調している。
私はこの文章にあるように、「失敗を恐れずに挑戦することは人の成長に欠かせない」という意見に強く賛成である。挑戦しなければ、成功する可能性さえ生まれないし、失敗を避け続けることで自信も育たないからだ。挑戦とは、ただ結果を求めるだけではなく、自分を変えていく大きなきっかけでもある。私自身、発表の場で手を上げられない時期があった。「自分だけ変な意見を言ったらどうしよう」「英語の発音が間違っていたら恥ずかしい」といった不安が先に来て、頭ではわかっていても身体が動かなかった。しかし、勇気を出して一度手を上げてみたとき、先生が「その考え方おもしろいね」と言って評価してくれた。その瞬間、恐れよりも「言ってみてよかった」という感情が強く残った。そこからは、以前よりもずっと気軽に発言できるようになり、自分の考えを伝えることが前ほど怖くなくなった。あの一歩を踏み出さなければ、私はずっと「言えなかった自分」のままだったと思う。
しかし一方で、反対意見として「挑戦には慎重さも必要だ」という考えにも確かに一理あると思う。失敗が多すぎると自信を失うこともあるし、準備不足の挑戦はただの無謀になってしまうこともある。例えば、昔話の「兎と亀」では、兎が勝ちを確信して慎重さを欠き、油断した結果、亀に負けてしまう。これは、勢いだけで突っ走る危うさを示していると言える。挑戦の気持ちはとても大事だが、状況判断や最低限の準備なしに行動してしまうと、かえって自分の力を正しく発揮できないこともある。また、人には性格の違いがあり、挑戦が得意な人もいれば、慎重に物事を進めるほうが安心できる人もいる。挑戦だけを正義のように語ると、苦手な人を追い詰めることになる可能性もある。だから私は、「挑戦するべき」という意見も、「慎重に進めるべき」という意見も、どちらも完全に否定はできないと感じている。
これらをふまえると、重要なのは挑戦と慎重さのどちらかを選ぶことではなく、「勇気と準備の両方をバランスよく持つこと」だと考える。まず勇気を出して手を上げることが成長の第一歩であり、その経験が自分の世界を広げてくれる。しかし同時に、挑戦を成功につなげるためには、自分の状況をよく見つめ、必要な準備を整える冷静さも欠かせない。挑戦とは、完全に準備が整ったからするものではなく、むしろ挑戦しながら成長していくものだと思う。世界的指導者チャーチルの言葉に「成功とは、情熱を失わずに失敗を重ねることである」という名言がある。失敗を恐れず挑戦し続ける勇気と、それを次に活かす冷静さの両方がそろったとき、人は本当の意味で成長できるのだと私は思う。これからの生活の中でも、私は「黙って後悔する自分」ではなく、「失敗しても挑戦する自分」でいられるように、一歩ずつ前に進んでいきたい。